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2024/05/10 きのう、寝ようと思ったら『プロフェッショナル仕事の流儀特別編・宮崎駿と青サギと』をやっていたので見ました。NHK-BSで。後半一時間ぐらいかな。最初は普通に宮崎先生のドキュメンタリーとして見ていたのでございますが、次第にその構成・演出に目が行くようになりました。きっかけは、先生が鉛筆を落とすシーン。普通に横から捕らえた後、下から鉛筆が落ちてくるシーンを入れているのですが、これって多分別撮りした演出ですよね。そんなところに常にカメラ置いているはずございませんもの。で、それに気がつくと、構図とかエピソードの入れ方とか、制作者の意図みたいなものがどんどん気になってまいります。やはりこういうドキュメンタリーを手がける方なので、そうした演出には知悉した方なのでしょう。そう思いつつ見ておりますと、番組としてしっかりまとまっておりますだけに、カットされた部分も見てみたくなる気がいたします。
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『雪の魔女の洞窟』
著:イアン・リビングストン 訳:浅羽莢子
(アドベンチャーゲームブック9 社会思想社 1986/4)

今日は白い日だということでございますので、『雪の魔女の洞窟』。



雪の魔女の洞窟1

雪の魔女の洞窟2
このフローチャートは、安田均先生の
『FFゲームブックの楽しみ方』 (社会思想社 1990/8)
の巻末のフローチャートを描いた誰かが、
その前にサンプルとして社会思想社に送ったもの、みたいでございます。 
それを一部活字にしてお届けいたします。

 このままでは字が小さくて読みづらいとおっしゃる方は、
お手元のパソコンにダウンロードしてご覧いただけばよろしいかと存じます。


 というわけで、このフローチャートは、
『FFゲームブックの楽しみ方』には載っておりません。
 このフローチャートについている余分な記号も、
要らないってことになったようでございますな。


 正規の表現で書いてないから読みにくい、
とおっしゃるかたもいらっしゃるかもしれませんな。
 そういう方には、ごめんなさい。

 でもね、

 こ
ういうふうにフローチャートを清書してみるというのは、
楽しいものでございますよ~。

 何も考えずに描いていると、線が交差しまくったり、
キリのいいところで終わらなくって、はみ出したりしてしまう。
そこら辺を、あーでもないこーでもないと
試行錯誤して描き直していくところに、
パズル的な楽しさがあるのでございます。

 まぁ、それはそれとして、この『雪の魔女の洞窟』。
タイトルにもなっている雪の魔女、
シャリーラ様ってどこらへんに出てくるんだっけ?
とフローチャートを見ながら探してみたのですが、なかなか見つからない。
本文中には、挿画があるのですぐに分かるのですが、
それが全体のどこら辺かが分からない。で、ようやく見つけました。

本文中にイラストのあるパラグラフ297は、
フローチャートのNO.3の下1/3あたりなのですな。
で、二度目の登場であるパラグラフ339
NO.4の下……2/5あたりですかねぇ。

 そこまで来て、
そうそう、このゲームブック、
前半部は雑誌に掲載されたものだということを、
当の『FFゲームブックの楽しみ方』で読んだことを思い出しました。



雪の魔女様
 ところでこのゲームブック、
今後ホビージャパンで出版されるとしたら、
「わらわは遊びが好きじゃ」
(パラグラフ262)
などとおっしゃっているシャリーラ様は、
かあいい女の子として描かれるのでございましょうかねぇ。
この発言の場面、このお方は
スノードーム状態なのがちょっと…
ではございますが。



 それでしたら、いっそ、翻訳ではなくて、
翻案ぐらいのことをお願いしたいですな。

 金属板遊びじゃつまらないので、
もっと他の遊びに変えて、種類も何種類かに増やして……。

『FFゲームブックの楽しみ方』にも書いてございますとおり、
前半と後半ではまったく違う
(ダンジョンものとキャンペーン・ゲーム的なスタイル)
ゲーム性でございますからな。

いっそのこと前半だけを拡張する、というのもありだと思うのでございます。


 だってねぇ、ホビージャパンのFFゲームブックは、
あまり世界とか考えずに、
単独で楽しめるような方針だったような気がいたしますもの。
タイタン世界の作品としては、
『デストラップ・ダンジョン』がございますが、
あれとてほとんど迷宮内の話で、
世界は完全に背景としての意味しかございませぬものな。

ですから、ホビージャパン版なら、タイタン世界の観光案内的な
後半部分はなくてもいい、いや、ない方がいいと思うのでございます。

 まぁ、あまり変えると、
新たに作ってしまう方がいいような気もいたしますが、
新しく作るよりはやはり楽ではございますし、
FFシリーズという名前を使えるというのも大きいですからな。








(* 「白い毛皮をまとった美しい女」(パラグラフ297)
という描写がございますから、
その下は、ほぽはだかんぼのびきにあーまーってな、
かあいいとは真逆の、あだるとな感じでもよろしいかもしれませんな。

* 「TtTマガジン」にあった「ウォーロック・マガジン」の
「編集部からの挑戦」のB。「アンデッドになるなら」
っていうの、このお方でもよかったかも~。
楽しい遊びを考えて、たっぷりみっちりおもてなし~!)

 

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