2025/07/23 「トマリさんが暮らしていた宇宙船団は今どこにいるのか?」記事内にて、間違いがあったので訂正しておきました。
光速の99.5%で飛んでいる場合、宇宙船内で時間が6年経ったのなら、60光年弱の距離をその宇宙船は飛んだことになるみたいでございます。
制止している観測者の側が10倍の60年経っているのでございますから、光に近い速さなら約60光年は当然、なのでございますが、ややこしい話なので、混乱してしまいました。
往復でそれなら片道は30光年弱。
それだとかなり遠いですが、光速の99.5%は人間の乗る宇宙船といたしましては無理と思われるので、それはないでしょう。
イシドールス(560年頃~636年)という方をご存じでございましょうか。
30年以上にわたってセビリヤで大司教をつとめた方なのだそうですが、なんと
インターネット利用者ならびプログラマーの守護聖人
なのだそうでございます。
2003年に正式に認定されたのだとか。
あらゆる職業に守護聖人がいるのでございますな。
30年以上にわたってセビリヤで大司教をつとめた方なのだそうですが、なんと
インターネット利用者ならびプログラマーの守護聖人
なのだそうでございます。
2003年に正式に認定されたのだとか。
あらゆる職業に守護聖人がいるのでございますな。
このお方、思想家といたしましては大したことないのでございますが、
『語源録 または事物の起源 Etymologiae sive origines』という
全20巻にもなるありとあらゆる学問をまとめた、
中世最初の百科事典を執筆したことが認められたみたい。
古代末期から中世初期の時代において
知識の収集し簡潔かつ明快に紹介したことで、
いわゆる暗黒時代などともいわれる中世とその後の思想に
大きな影響を与えたそうでございます。
アンソニー・s.マーカタンテさんの『空想動物園』
(中村保男:訳 1988/2/法政大学出版局 教養選書62)では、
次のように評しておりました。
(中村保男:訳 1988/2/法政大学出版局 教養選書62)では、
次のように評しておりました。
p.217「この聖者は、自分の編纂した百科辞典に収録するために、
能うかぎり多くの誤った知識を集めることをライフワークにしていた人である。」
能うかぎり多くの誤った知識を集めることをライフワークにしていた人である。」
うーん、確かに。
インターネットの守護聖人でござますな。
たとえば当時、
象には脚の関節がない、という俗説があったのだそうでございます。
象には脚の関節がない、という俗説があったのだそうでございます。
象の脚には膝というものがなく、倒れたらそのまんま起き上がれないのだとか。
ということは寝るときに横になることも出来ないということ。
ではどうするのか……?
それに対して著書いわく。
象はがっしりとした樹の幹に寄りかかって寝る。
もしその樹が倒れてしまえば、二度と象は起き上がれない──
もしその樹が倒れてしまえば、二度と象は起き上がれない──
この説は、17世紀になっても信じられていたのだそうな。
☆ ☆ ☆
一方で、このお方はこの時代に、地球が球体であり、
その裏側にも人間が住んでいると書いているそうでございます。
その裏側にも人間が住んでいると書いているそうでございます。
根拠はないみたいでございますが。
誤った知識も当時異論とされた知識も──。
なるほど、
インターネットの守護聖人でござますな。
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