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2025/05/29 『ボツ』鳥嶋和彦:著 天野龍:聞き手・構成(2025/5/小学館・集英社プロダクション)。面白くて一気読みでした。 インタビュアーがちゃんとした下調べをしており、ちゃんとエピソードを拾っているのがまずよろしゅうございますな。この内容、このまんま脚本化して、すぐにでもドラマ化出来そう。半沢直樹さんのシリーズとかが一番近いかな? ただ、ドラマ化すると、イケメン俳優が何かカッコいいこといいながらつぎつぎと問題を解決していくような話になりそうな感もございまして、それは違うかな、と。その場合は鳥嶋氏が『ボツ』を出してくることでございましょう。いや、それ以前に企画そのものを止めさせそうな気もいたしますが。
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ゲームブッククイズ(166)
 
ふしぎ探偵キミ&ユメ』。
 
夢乃神社のかみさま、「ユメ」の愛読書はなんでしょう?


答:『バニラのスイーツはいたつ』
 
パラグラフ44さし絵で持っているので間違いございません。
 
詳しい内容は不明。
根拠はございませんが、もしかするとゲームブックなのかも
 
バニラのお菓子配達便! スイーツデリバリー』(角川つばさ文庫/2010/11)の
シリーズ作目とも考えられます。
 
作中のマップを見ると、
どうもこの町にはおもちゃ屋さんはあっても本やさんはないみたいなのですよね。
 
地図に書かれていないだけかも知れないのでございますが、
書店が町から次々と姿を消している
(わたくしのうちの少し近くの本屋さんも終了してしまいました)
昨今の状況からいたしますと、
この町にも本やさんがないということは十分考えられることでございます。
 
しかもユメさまは地つきのこの町を守護する神さまでございます。
 
となると、出雲で集まりのある神無月以外は、町を出ない可能性がございます。
 
お供え物としてこの書があったということも考えられますが、
ごく薄い可能性でございましょう。
 
くわえて夢乃神社は、それほど繁盛しているとは思えません。
雨漏りや風が吹き込むにもかかわらず修復がされておらず、
神主や熱心な氏子がいるようにも見えません。
 
神さまである「ユメ」さんもなまけものっぽい──
まぁ、そこら辺は相関的なのでございましょうな。
神さまが力を持つのは熱心な信仰あってこそという可能性がございますから。
  
かてて加えてユメさまは金銭感覚が無い。
根付きつきのおみくじを100円と価格設定してしまうあたり、間違いございません。
  
もっともこれは、キミさんを釣るためのエサとして
1つだけ作ったということであればその範囲ではございませんし、
その可能性はあると存じますが、
おやつ食べて昼寝している姿を見れば、
お金うんぬんはお賽銭頼みという気がいたします。 
  
(ただ14を見ると、
 いざというときにはただのなまけ者ではないところもあるみたいでございますが)
 
つまりこの『バニラのスイーツはいたつ』という本は、
本やさんではなく、この町にもある「ダイソー」で
100円で買ったものだと推測される次第でございます。
 
ユメさんはなけなしのお賽銭から100円を出したのでございましょう。
おそらくこの物語はわずか近未来で、
きみが決めるストーリーブック」の第何作目かに
この『バニラのスイーツはいたつ』が来るのでございます。
 
作者はやはり藤浪智之先生でございましょう。
このシリーズは続いていくという、お告げなのでございますな。

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