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2025/05/29 『ボツ』鳥嶋和彦:著 天野龍:聞き手・構成(2025/5/小学館・集英社プロダクション)。面白くて一気読みでした。 インタビュアーがちゃんとした下調べをしており、ちゃんとエピソードを拾っているのがまずよろしゅうございますな。この内容、このまんま脚本化して、すぐにでもドラマ化出来そう。半沢直樹さんのシリーズとかが一番近いかな? ただ、ドラマ化すると、イケメン俳優が何かカッコいいこといいながらつぎつぎと問題を解決していくような話になりそうな感もございまして、それは違うかな、と。その場合は鳥嶋氏が『ボツ』を出してくることでございましょう。いや、それ以前に企画そのものを止めさせそうな気もいたしますが。
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(上に書ききれなかったのでこちらへ) 
 
Eテレで7月4日(火)『ニュー試』という番組をちょっとだけ見ました。
 
アメリカはケンブリッジにあるハーバード大学がテーマ。
 
指導者を数多く輩出する学び舎で、
入ってからの課題が厳しくまたチームを組んでの仕事を重視していて、
寄宿舎の相部屋ですとか、
集団での食事ですとかそのための環境が整えられているみたいでございます。
雰囲気はハリー・ポッターのホグワーツ校とかとも似た感じ。
アチャラの高等教育の1つの形なのでございましょうな。
 
 この学校の入試は主に人物を見るもので、
「これまでの人生であなたの異常な状況を教えてください」
「あなたが行ってきた課外活動は?」という例が、
番組中では出されておりました。
 



 ゲストにはナゾトキの松丸亮吾先生がいらっしゃいましたが、
最初の問題でこのお方、反抗期に母を亡くし、
猛省をして1日12時間ぐらい勉強をして、
学年でビリから一桁の順位から東大に合格するまでにしたエピソードを
お書きになっておられました。
 
 幼少のみぎりからパズルなどは好きだったそうなので、
そもそもの頭がよろしいのでしょうが、
それにしてもかなりの根性とスタミナ、集中力ございますな。
見た目からはとてもそう思えません失礼だなぁ。
ですが見た目の性格も本来のもので、だから子供にも人気があるのでございましょう。
 
 2問目の活動も具体的な数字をあげて活動内容を書いてあり、内容に関しても完璧。
 
 このお方ならば、この2問に関してハーバード大学合格できるみたい。
と申しますか、他も含めて合格できるのでございましょうな。
 
 にいたしましてもさすがハーバードの試験にございます。
 本当にリーダーたる資質がある人物かどうかを見る試験になっておりますな。
 もともとの性格でございますとか、それまでの経験、
そしてそれを自分が正しく評価しているかを見るのでございますから、
猛勉強とか何かでどうにかできるものではございません。
 
 こういった大学に合格するために幼少のみぎりから指導する
ものすごーく高い私立の学校みたいなものもあるみたいでございますが、
そんな風に小さな頃から方向性を決めて育てていかないと、
無理というのは分かります。
 
 ですが、そのように与えられたものが有効ということは分かりますが、
それだけではダメな気もいたします。
 結局はその方個人の資質・性格、それに体験が関わってくるものでございましょう。
 
 いづれにせよ、
リーダーの資質を育てるのは大変、なるのも大変、なってからも大変。
さらに申しますれば、資質がないものに成られるとその下にいるすべてが大変、
とまぁそういうことでございますな。
 

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