忍者ブログ
2025/05/24 『真の安らぎはこの世になく -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-』。ヤングジャンプにて完結いたしました。お話は映画と変わりませんが、人物の掘り下げが行われ、セリフも見直され書き足されたようで、大分理解しやすくなりました。映画がダメだった方、単行本が出ましたら読んで見なさるとよろしゅうございましょう。まぁ、ただでも、やっぱり苦手ですなあ。苦手なのであまり知りませんが、こういうのがセカイ系とおっしゃるのでございましょ。ジークアクスもそうでございますが。この2作品、別の方が創った作品をパロディ・リスペクト、もろもろ入れ込んで丁寧に再構築するまではいいのでございますが、その中心にテーマ性を持った監督自らの作品を持ち込んでいくあたりが、原作陵辱という感じがしてしまうのでございます。背景となる作品がそっくりに作り込まれている分、特に。
[651] [650] [649] [648] [647] [646] [645] [644] [643] [642] [641]
 みなさーん、復刻版『さらば愛しきハリウッド』買いました? 
わたくしは本屋さんに行けてなくて買えておりません。
なので、文庫版をサクッと読みました。
 
 やっぱり傑作ですよねぇ。
一作目にしてベストスリーの中には入るんじゃないでしようか。
後書きにも書いてございますとおり、物語性を重視している。
それがいい。
 
 こういうのでいい作品というのは、正解ルートだけでなくて、
他のルートも面白いものですけれど、それがちゃんと当てはまっておりますよね。
尻尾の先までちゃんとあんこが入っている鯛焼きって感じ。
 
400まで行った人は、もう一度プレイしてもいいですし、
行かなかったルートをたどってみるのもいいですし、
パラグラフ一から順番に読んでみるのもいい。
 
とにかく別ルートを読んでみてください。
こんなことになっていたんだ、と楽しめること請け合いです。
 
 一作目にして、と書きましたが、
逆に一作目だったからこそこれだけ豊かな作品になったのかも。
 
 あとがきによりますと、
吉岡先生はゲームブックを研究していたそうでございますし、
ルパン作品を書きたかったという意欲がある。
それにこの作品を作るにあたって数人のスタッフと
幾度となくミーティングを繰り返したそうでございます。
 
 粗製濫造と言われるような作品と比べて、
きっと、作品にかけられたエネルギー量が違うのでございます。
 

拍手[1回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
2 3
5 6 7 9
11 12 13 14 15 16 17
19 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
道化の真実
性別:
男性
趣味:
ゲームブック
最新TB
ブログ内検索
バーコード
P R
フリーエリア
<
忍者ブログ [PR]