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2024/04/28 「オタク用語は非日常の世界を描くためか、そこにはまりこむためか、日常生活にかかわる用語(たとえば衣食住・乗り物。店など)がないのが大きな特徴である。その他、表記を変えた当て字が多い」(『俗語百科事典』米川明彦:著(朝倉書店/2021/7)。うーん、確かに。って思ったけれど、あたりまえのような気も……。
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デモンパラサイトリプレイ
猫と悪魔の狂騒曲 ~異形たちの街角~

監修■北沢慶
作■片山泰宏/グループSNE 画■洋武

ガンドッグゼロ
ハーフ・ボイルド・ディテクティブ
作■狩岡源/アークライト 画■桃タイ

迷宮デイズ リプレイ
血と因果のタイトライン
作■斉藤高吉(冒険企画局) 画■菊地且典


8/1の日記からの続き……といっていいのかな?
というわけで、さっそく感想を――。


「猫と悪魔の狂騒曲 ~異形たちの街角~」は、

 大友製薬社長を暗殺しようとする実験体ミュータントの話ですな。
悪魔つきの猫・ロンを軸にして、話は展開いたします。
ラストでは、まさかのゴレンジャーボールをやってますよ?


「ハーフ・ボイルド・ディテクティブ」
は、

香港ノワールやハードボイルド、クライムアクションを再現することを目的とした
『バイト・ザ・パレット』を使ったというだけあって、
いつものシリアスな渋いガンドッグではなく、
派手なアクションもののストーリーが展開されておりました。
 ただ、読む前に思ったものほど、コミカルでも、ガンドッグから外れたものでもない……。
 それはシナリオか、マスタリングのせいでございましょうか?
 もっとはじけた、こんなのガンドッグじゃない!
 といわせるようなものの登場を待ちたいところでございます。

 あと、スタンピードのリプレイもやって欲しいですなぁ。
 西部劇って、いまの時代、共通認識がとりにくいのかなぁ……。


「血と因果のタイトライン」
は、
 戦闘中心のシナリオと申していいのかな?
前回「殺す気満々」と書きましたが、
それに応えるような形でプレイヤーも必死に勝ち残ろうとするわけでございますな。
 その感じが、トレーディングカードゲームの勝負の様相がございます。
 ルールを熟知したもの同士の戦いが、アツうございますな。
 ルールの隅を衝くとなると、昔でしたらマンチなイメージもございましたが、
それは、
ルールや対応策がしっかりとしていない場合なのかな、とも思ってしまいます。
 それとも、プレイヤーとマスターの共通認識でございますか。
 あるいは、ストーリー中心の場合のゴリ押しが困るということでしょうか?

 とにかく、
こうした競技(ゲーム)的なTRPGというのも、
物語(ストーリー)的・即興劇的なTRPGとは
全然別物としての面白さがございますな。

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