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2019/02/22 パソコンのキーボード。かなで打つ場合、シフト+「は」で、小さい「ゎ」になるのはご存じですか?                    ですから、「AFF」を間違えてかなで打つと「チヮヮ」に――。
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「奇想天外」21世紀版 アンソロジー 山口雅也編著


 2017/10 南運堂


 


「復刻版」のほうは、あるものをまとめるので、それ以上のものは出来ないのですが、
21世紀版のほうは、
山口雅也先生が方針を決めて、一から作っているわけでございますから、
当然、その個性が色濃く出たものとなっております。
……。いや違いますな。
「同人誌活動的な企画を念頭に置いて編纂した」(p.3)
と書かれておりますとおり、もっと穏当な作りも出来たはずですのに、あえて個性を強く打ち出したものとなっております。その方が、新しい時代の「奇想天外」にふさわしいという判断なのでございましょう。
 読者といたしましては、そんなの要らないと思いますのに、編者の趣味のおもむくまま、映画やビートルズのベストテンなんてものも載っておりますな。分厚いのにもかかわらず、お得感がうすい……。買おうかどうか迷ったのも、そのあたりにあったりいたします。


まぁ、あれば読みますが。


 


 それはさておき。


 この本における、興味と申しますと、やはり、p.435。

「鼎談 ミステリーゲームを遊ぼう」 我孫子武丸×山口雅也×遊井かなめ


 でございましょう。


 
山口雅也先生と申せば、ゲームブック『13人目の名探偵』の著者。ここでも、他でもゲームブックに興味はないと申しておりますが、文学の可能性みたいなものには興味をお持ちのようで、ボルヘスの『八股の園』にはいくつかの作品で言及しておられますし(うろ覚えではございますが『生ける屍の死』と『奇偶』にはあった気が)、『謎(リドル)の謎(ミステリ)そのほかの謎(リドル)』というリドル小説の短編集なども出しております。


 


 この鼎談でも、ミステリーゲームを中心に、『ドラクエ』や『Pokemon Go』などにも触れながら、ゲームにおける、ミステリーの可能性について語っておられます。


 ただ……。ざっくりとしていたり、断定的だったりして、それほど深いところまで踏み込んでいないのが残念ですな。


 ゲーム、特にミステリーを含むゲームともなれば、長いものも多く、お三方全員がプレイしているものも少ないようで、仕方がないのかもしれません。何か、山口先生は聞き役に回っていることが多いみたい。『逆転裁判』とかも聞き役に回っているけれど、ホントにやっていないのかなぁ。


 とは申せ、実作家の視点ゆえ、いろいろと示唆的な部分があるのは確かでございます。


 それらをゲームブックにフィードバックできるか、とかいう話は別として、物語の可能性、新しいかたちを考えてみることは、楽しいことだと存じます。


 


 あと読むべきは、

「鼎談『あなたも作家になれるかもしれない といえないこともない』」
                                              有栖川有栖×北村薫×山口雅也

でございますかね。



 子供の時分の作文の話にはじまって、作品を制作するにあたっての心構えなどが語られております。


 でもこう言うのって、読むと分かった気になっちゃったりするのですよね。
「なるほど」と思って、そのままになっちゃうとか……。



 えっ、そういうのってわたくしだけ??!


 


 そんなわけで、興味のあるかたは、お読みになってくださいませ。


               というわけで、じゃあねぇ~!


                     ば~い


                       道化の真実


 


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