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2024/05/10 きのう、寝ようと思ったら『プロフェッショナル仕事の流儀特別編・宮崎駿と青サギと』をやっていたので見ました。NHK-BSで。後半一時間ぐらいかな。最初は普通に宮崎先生のドキュメンタリーとして見ていたのでございますが、次第にその構成・演出に目が行くようになりました。きっかけは、先生が鉛筆を落とすシーン。普通に横から捕らえた後、下から鉛筆が落ちてくるシーンを入れているのですが、これって多分別撮りした演出ですよね。そんなところに常にカメラ置いているはずございませんもの。で、それに気がつくと、構図とかエピソードの入れ方とか、制作者の意図みたいなものがどんどん気になってまいります。やはりこういうドキュメンタリーを手がける方なので、そうした演出には知悉した方なのでしょう。そう思いつつ見ておりますと、番組としてしっかりまとまっておりますだけに、カットされた部分も見てみたくなる気がいたします。
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ゲームブッククイズ(136)
 
「マイコンベーシックマガジン '87/1」(電波新聞社)
「死の暗黒迷宮」安藤秀樹

p.276「ある日、君は「カクバーガスの暗黒迷宮からある宝石を三つ取ってくれば、
    何でも好きな願いが、かなえられる」ということを耳にした。
    そして、君はさっそくカクバーガスへと向かった」
 
 さて、この物語の結末は?



答:「夢がかなえられ、喜びに満ちあふれたのだった。完」
 
 うーん、シンプル。ストレートすぎるぅ。
 
「何でも好きな願いがかなう」というプロローグは、ラストが気になりますよね。
 そんなに大風呂敷を広げておいて、一体どうたたむのだろうかと。
 
 誰かがくだらない願いを言っちゃったり、
 世界の危機を救うためとかで優先的にかなえなければならない願いが発生したり、
 うわさが間違っていたり、
 作者がそんなことばすっかり忘れていて何にもなしにエンディングに突入したり……。
 
 まぁ、残念な結果になるのが定石。
 
 この作品ではどうなっているのだろうと、思いながらプレイしたのでございますが、
結果は答のとおり。
 
 何も考えずにそのまんま投げ返すパターン。
 思わず脱力してしまいました。
 
 この作品、
 切り抜きが出てきたのでプレイしてみたのでございますが、
 意余って力足りずという感じのものでございました。
 
 開始時に400$でお買いもの。そのアイテムを手にスタート。
 3つの宝石を探して、それを台座に収めるというお話。
 
 本格的な冒険を思わせるスタートでございますが、いかんせん2ページ。
それに意外性を持たせようと、かなりトリッキーな展開をさせているのでございますな。
 
ネタバレになってしまいますが、
 
武器を買っても武器として使わなかったり、
男が持っている鍵がかかった筺は、鍵がなくても開くみたいだし、
最後の宝石は、ふつうならまず調べそうな部屋の中のものは即死トラップだったり……。
 
 そんなわけで、プレイした感想は、雑な作りだなぁ、だったのでございますが、
今記事を書いていて、そして記事を書くために読み直していて、
ちょっと印象が変わりました。
 
 当時のアドベンチャーゲームって、けっこうトリッキーで雑だったような。
 
コマンド選択式以前のアドベンチャーゲームでは、
入力する言葉がこんな言葉? というものだったり、
そんなこと普通しないよなぁ、というものだったり。
けっこう意地悪な仕掛けがあったり。
 
 ゲームの容量が少なかった時代には、
そうやって難易度を上げることで長く遊べるようにしていたのでございますな。
 
 それがむずかしすぎて、飽きられる結果にもなったような気もいたしますが。

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