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2024/05/10 きのう、寝ようと思ったら『プロフェッショナル仕事の流儀特別編・宮崎駿と青サギと』をやっていたので見ました。NHK-BSで。後半一時間ぐらいかな。最初は普通に宮崎先生のドキュメンタリーとして見ていたのでございますが、次第にその構成・演出に目が行くようになりました。きっかけは、先生が鉛筆を落とすシーン。普通に横から捕らえた後、下から鉛筆が落ちてくるシーンを入れているのですが、これって多分別撮りした演出ですよね。そんなところに常にカメラ置いているはずございませんもの。で、それに気がつくと、構図とかエピソードの入れ方とか、制作者の意図みたいなものがどんどん気になってまいります。やはりこういうドキュメンタリーを手がける方なので、そうした演出には知悉した方なのでしょう。そう思いつつ見ておりますと、番組としてしっかりまとまっておりますだけに、カットされた部分も見てみたくなる気がいたします。
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ユニコ 魔法の島へ手塚治虫・原案ユニコ魔法の島へ
(サンリオ/1983/7) 

 
ユニコ 魔法の島へ』は1983年サンリオの作品。
原作はもちろん手塚治虫先生で、
構成にも名を連ねておりますし、
スフィンクスの子供など
原作のキャラクターも出てはまいりますが、
構成・脚本・監督の村野守美先生の作品
ということでよろしゅうございましょう。
 
 
  
 

 個人的に好きな作品。ベストファイブに入るぐらい。
というと、映画あまり見ていないことがバレてしまいますが。
 
ユニコ魔法の島へ
 
 人間に憎しみを持つ魔法使いククルック
 語尾に「コト」をつけるセリフを、常田富士男さんが怪演しております。
 その弟子で、魔法に対する思いと人間としての心の間で揺れ動く青年トルビー
を演じているのが池田秀一さん。
 
 ククルックの命令に従って、トルビーは人間たちを生き人形に変えてゆきます。
変えられた生き人形は、船に乗って魔法の島へ。
 
ユニコ魔法の島へ 生き人形
 
 ただひとり、小さなチェリーを残して。
 トルビーの願いは、妹のチェリーのしあわせ。
そのため、彼女を生き人形にすることは出来ないのですな。
 
 残されたチェリーは、ユニコとともに、生き人形にされた人を元の姿に戻そうと……、
いろいろあって、地のはてを目指します。
 
 そこで、ククルック
ククルックの生い立ちを知るのでございますが……。
 やっぱり、この孤独が刺さるんでしょうなぁ。
 
 ラストあたりは、
セリフと常田富士男さんの演技、
それに映像が相まって、本当に……。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 もちろんラストは、人間も動物も元に戻って大団円。
そして、ククルックも……。
 
 西風に連れられてユニコはそんな村をひとり後にし、
いなくなったユニコをチェリーが呼ぶ……。
 そんなところでエンディングとあいなります。
 
 映像といたしましても、

マンガ映画としての動きの面白さ・不気味さがあり、
アニメーションとして実に楽しい作品と存じます。
 

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