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2024/04/24 古代の大型投石機。ギリシアでは片腕を意味するモナンコン、ローマではオナゲルと呼ばれていたそうでございます。ローマでの呼称は投げるという日本語とは特に関係なくて、野生のロバという意味だとか。ロバがひづめで背後に石を蹴り飛ばしたという寓話に基づくそうでございます。アラビアではそれがマンガニク。古代アラビアの人たちはマンモーを狩っていたのでございましょう。
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 (前回より続く)

 もちろん、難易度と申しましても、どういうものであっても高いほうが良いと申すものでもございません。

 まず、ランダム要素で高められた難易度はその限りではございませんな。
 戦闘や運だめしが難しいから難しいゲームブックというのなら誰にでも作れましょうし、
それに勝利しても、単に運が良い人というだけでございますから。

 お定まりの仕掛けによる難易度アップも同様でございます。
例えば、脱出ゲームなら、クリックポイントをシビアにしすぎたり煩雑な作業を要求したりするのがそれにあたりましょう。

ゲームブックで申しますれば、無意味な迷路などでございましょうか。

アドベンチャーゲーム(ゲームブックもその中に入ります)と申しますのは、
作者から読者(プレイヤー)に対してなされた挑戦なのでございますから、
それが挑戦のしがいのある、フェアなものでしたら難しくてもよろしいものでございましょう。

それに対して、今上に挙げたような、ただ難しくするだけのための難しさというものは、意味がない、排除されるべきものだと存じます。

ゲーム、そしてゲームブックはエンターテイメントなのでございますから、
読者(プレイヤー)が面白くないやる気が起こらない というものは、一般的に申しまして、排除しなければなりませんでしょう。

 

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