忍者ブログ
2025/05/22 『ドカ食いダイスキ! もちづきさん』2 まるよのかもめ:著/ヤングアニマルコミックス)。読みました。奥付は5月4日だけど、買うまで見ませんでしたなぁ。 相変わらず突っ走っているこのマンガ。食事がお値段ではなくてカロリーで書いているのがね。 ニンニクの回、これだけの量食べたら、周りから人がいなくなるなぁ。社内全員花粉症で鼻が利かないから問題ないってことなのでございましょうが。描き下ろしまんがだけ、絵に手間がかかっていないのが面白いですな。時間が足りなかったのかなぁ。
[54] [53] [52] [51] [50] [49] [48] [47] [46] [45] [44]

「SFマガジン」(早川書房)1985年12月臨時増刊号(p.66-75)に掲載された門倉直人先生の作品でございます

 この号を古本屋さんで見つけたときは、「えっ」と思いましたよ。
 表紙には、
 アドベンチャーゲーム「名なき者の谷」と書かれているだけで、作者名が書いてないのでございますもの。
 他のかたの場合は、作者名が書かれていて、作品名が書かれていないのに対してでございます。
 何事もないように書かれているので、思わず見逃すところでございました。

 目次を見ると、タイトルと作者名、それに証明写真のようなご尊顔。
 それがホントにさりげなく載っているのでございます。
 さっそく該当ページをめくってみると、まぎれもなくゲームブック。

 内容は、
 大ざっぱに申しますと、小屋の中に入って魔法を使うだけの短い話でございますが、
『魔法使いディノン』に通ずる、幻想的で得体の知れないイメージが、
そこに展開されるわけでございます。
 これ、当時読んだ人はどう感じたのでございますかねぇ。
 当時まだ、名の知られていない作家の作品ですし、
 背景世界を把握せずに、いきなり夢の中にいるような作品を提示されても、わけがわからないまま通り過ぎてしまうのではないかと思うのでございます。

 いずれにせよ、32パラグラフの短編でございますし、『魔法使いディノン』のシリーズが刊行される際には、ぜひとも収録していただきたいものでございますな。

 ちなみにこの号、「秋のワンダーデラックス号」と銘打たれており、執筆陣が実に充実しております。
 ゲームブックは10ページでございますが、雑誌全体としてみた場合、買って損はない内容だと存じます。
(もちろん値段にもよりますが)

※ ためしにぐぐってみましたら、たまねぎ須永さんと申すかたの、
「たまねぎ須永 一つ上へ」というブログの2008/08/04の記事に、
この作品が収められた同人誌のことが書かれておりました。

「奇種流離譚 三之巻」
著:門倉直人、思緒雄二/刊:グスレクス出版、C-Square/2002年12月

という本だそうでございます。
 
 う~む、こちらも入手は難しいのでございましょうなぁ。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
2 3
5 6 7 9
11 12 13 14 15 16 17
19 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
道化の真実
性別:
男性
趣味:
ゲームブック
最新TB
ブログ内検索
バーコード
P R
フリーエリア
<
忍者ブログ [PR]