2025/07/07 『エンディミオン」9章まで読了。まさにスペースオペラ。なのだけれど、それを成立させるためにぶちまかれた数々のアイデア、それを練りこんだ設定が地の文にこれでもかと入るため、軽快に読み飛ばせるものではない。じっくりと読むものになっている。物理的知識はほぼ必要ない。むしろ描かれたイメージを受け入れることが肝心に思う。
「コンプRPG」誌(角川書店)1994,12(p.26-34)に収録されたものでございますな。
タイトルのとおり、聖戦士が主人公でございます。
聖戦士と申すのは、身分的には人々に信用されているものの、それゆえに悪いことはできない。
そこら辺が、このゲームブックでもキモになっております。
主人公は、モラルという値を持っているのでございますな。
(初期値:10)
不法侵入したり、カケをしたりという、モラルに反することをすればそれが減じていくわけでございます。
まあ、『サムライソード』の名誉点みたいなものでございます。
ただ、『サムライソード』の場合、
名誉点を減らさなければ先に進めないという状況はあまりなかったと記憶しておりますが、
この作品のモラルは、
それを減ずるような行為をあえてすることにより、先に進むような場面がいくつかあり、
それがゲーム的な葛藤を生み出してしているのでございます。
28パラグラフ+エンディングという短い作品ながら、そのあたりが楽しいところでございますな。
そうそう、「倉庫番」にも書いておきましたが、わたくしはこの号しか持っておりませんので、
それ以降をお持ちの方は、追加情報よろしくお願いいたします。
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