忍者ブログ
2024/04/27 ゴールデンウイーク、なるものが存在するそうでございますね。インタビューで10連休などと答えていらっしゃる方がおられました。いいなぁ。うらやましいなぁ。むしろゴールデンウィークは死にそうに忙しくて休むひま無いですって人にインタビューすればいいのに。でもニュースっていうのは珍しいから報道する価値があるんですよね。ゴールデンウイークは忙しいのが当然。休みっていう人は、きっと珍しいのでござましょう。……うらやましいなぁ。 ..
[600] [599] [598] [597] [596] [595] [594] [593] [592] [591] [590]
(上に書ききれなかったのでこちらへ)

 ちなみに、アイリッシュの『夜は千の目を持つ』は、

ヒロインの父親の死を予言した青年の言葉が、
本当に超常的な力なのか、それとも犯罪性のある企みなのか、
予言は成立してしまうのか、それとも阻止できるのか、

という謎で読者を引っ張るサスペンスでございます。
 
 予言などあるはずはない。
でも、それまでに成立した予言を考えると、
よほど綿密な計画と組織、それに偶然がなければ不可能としか考えられない。
 
 はたして、真相は──。
 
 といった感じですな。
 
 本文の2/5でしたか、かなりの部分をヒロインの独白が占め、
しかも彼女が1回だけ、ミス・リードって表記されるんですよね。

 そのため、叙述トリックもあるかな、って考えなければならないのが悩ましいところ。

 アイリッシュの作品でもございますし。

 捜査側は警察ですが、ボランティアみたいな立場で任に当たっております。
 
 その行動──と申しますか、途中のエピソードのほうかな、もう少し緊密な
感じがあった方が良いようにわたくしには思われました。
 
 事件と捜査が交互に展開するのですが、
そのせいか淡々とした印象を受けたのでございますよね。

 とは申せ、最後まで緊張感をもって読ませてくれる作品でした。
 
(もう少し書きたいのですが、結末に触れることになりますのでこの辺で)
  
 
 ちなみに、予言に出てきたライオンは、
早い段階でだいたいどこのものか分かりました。
 
 都筑道夫先生が書いておられたことで、
大して重要そうでもないところで、不必要なほど描写が細かい場合、
そこがあやしいっていうのがあるんですよね。
 この場合も、それに当てはまるかと存じます。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 5 6
7 9 11 12 13
15 16 17 18 19 20
22 23 24 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
道化の真実
性別:
男性
趣味:
ゲームブック
最新CM
[11/01 道化の真実]
[10/26 ポール・ブリッツ]
[06/01 道化の真実]
[05/29 ポール・ブリッツ]
[05/06 道化の真実]
最新TB
ブログ内検索
バーコード
P R
フリーエリア
<
忍者ブログ [PR]