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2今日8月20日は、世界ではじめて「はにゃーん」とのたまったキャラクター、はに丸さまの日……と思ったのでございますが、そんな話は無いみたい。ついでに今見た動画ですと、「はにゃ」「はにゃー」まではおっしゃっているのでございますが、「はにゃーん」は聞けませんでした。でもそのぐらい、どこかでおっしゃっておられましょう……テケトーだなぁ。
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 前回ちらりと触れた、

「Bug News」誌、1986年5月号の、
岡嶋二人(のうちの一人、井上夢人)先生鳥井加南子先生との
対談についてでございます。

 この対談につきましては、
ありがたいことに、井上夢人先生のサイト
夢人.com」で読むことができます。

 ホームページを見つけたらですねぇ、

Junk Yard
 Why? Why? Says the Junk in the yard.」の

MORE」から入ってですねぇ、

99人の最終電車」や「シナリオ クラインの壺」など、
面白そうなたくさんの記事をかいくぐりつつ、
どんどん下に行くと、ようやく見つけることができます。

 日々冒険に接しているみなさまならば、
そのぐらい苦ではなく、むしろ楽しさでございましょう。

 内容は、
「ゲームブックに対する考え方も正反対で、これだけ噛み合わない対談も珍しい(笑)」
と前説にも書いてあるとおり。

 ゲームブックをプレイして楽しかったから自分でも書いてみたくなって……
という実践の鳥井先生と、

 読んだものに面白いものがなかったといい、
ゲームブックという形式に理論からアプローチしていった
井上(岡嶋)先生が、

それぞれ発言していらっしゃるから、噛み合わない。

ですが、はっきり申しまして、それが面白い

両極の立場で発言していらっしゃるからこそ、
ゲームブックの広がりというか、可能性も見えてくると言うものでございます。

 わたくしも、理論から入った口。

 でもねぇ、こっちの側から入るのは、制作にとってはつらいところでございますな。

実践から入る側は、お手本となる作品がございますし、
それをプレイしている段階で、
こうすればもっと面白くなるとか、ここをこうすれば新しい、
といろいろ思いつくものでございますもの。

プレイヤーにしても、
まったく新しい形式より、ある程度方法論が分かっているゲームブックのほうが
やりやすいということもございますしね。

 まぁ、わたくしと比べるのは、間違っているというものでございますが。



 さて、この井上夢人先生のサイトは、
ゲームブックファンにとっては、他にも興味深い記事がございます。

岡嶋二人作品」から入れる、
『ツァラトゥストラの翼』「著者のつぶやき」ですとかね。


「ゲームブックの作り方 ── 対談/岡嶋二人十鳥井加南子」から、
上にずっとたどっていくとある、
「ハイパーテキスト小説への期待」(1)~(4)ですとかね。

後者は、井上先生が、
ゲームブックからハイパーテキスト小説に到った過程のようなものが、
高度な(本人の言では「堅い」)文章で書かれております。

また、
「視点の方法」(1)~(4)は、○人称小説とかいった単純な話ではなく、
描写の際に意識すべき視点について書かれていて、
これも、ものを書くかたには参考になりましょう。


 わたくしのつたないブログなど読むよりも、よっぽどためになります。


 いや、まぁ当然ですな。
烏滸(おこ)がましいことを申したものでございます。

 まぁ、全部読んだらいいと思うのではございますが、
自分がそうしていないので、とりあえずこれだけ、ということで。

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