2025/02/09 行ける範囲にドン・キホーテが出来たので、見てまいりました。結局お菓子だけ買って帰ることに。ドン・キホーテって変なもの売っているけれど特に買うものはないなぁ。それに安売りのイメージございましたけれどそんなでもない。昨今の物価上昇に加え、他のお店も頑張っているせいと、プライベートブランドに力を入れているせいで、昔よりも価格競争に注力していないということもあるのかもしれません。プライベートブランドと申しますれば、ミニチーズパイ10個入りというのを買ってみましたが、これがベトナム製。プライベートブランドと申せば日本製というイメージが頭にあったので、これは思いつきませんでした。やりますな、ドン・キホーテ。
岡本喜八監督の『殺人狂時代』見ました~。
こういうのって、気を持たせてなーんだというのはガッカリいたしますので、
先にわたくしの答えを書いておきますと、
死神グループとの関係はほぼ無いともうしてよろしゅうございましょう。
先にわたくしの答えを書いておきますと、
死神グループとの関係はほぼ無いともうしてよろしゅうございましょう。
ただし『殺人狂時代』、視る価値は十分ある作品だと存じます。
というわけで、近ごろは結論だけでいいという方も多いみたいなので、
そういう方はここまででございますね。
そういう方はここまででございますね。
いやぁ、親切だなぁ。
さてまぁ、
今回は前回のおさらいにございます。
詳しくは前回の記事を読んで、でよろしいのでございますが、
そう言ってもどうせ読まないでございましょうからここに書いておきます。
そう言ってもどうせ読まないでございましょうからここに書いておきます。
あれから付け加わったこともあるでしょうし──。
というわけでまず、
ショッカーの死神グループは
深い絶望を帯びた人間が幹部に選ばれるって話でございますよね。
それ聞いて、そんな幹部の絶望を映画ではどう表現するのか、
と思ったのでございます。
と思ったのでございます。
もしかするとやたらと深刻な怪人ばかりが出てくる話?
そう思って映画を見に行ったのでございますね。
そう思って映画を見に行ったのでございますね。
でも、そんなことない。
見た方は賛同いただけると思うのですが、むしろ怪人たち、
みんななんか楽しげでございましょ?
みんななんか楽しげでございましょ?
こりゃまた、どういうわけだ!?
でございますよ。
で、考えたのが、
この方々の抱いているのは、絶望ではないのではないか、だとすれば何か、
ということなのでございます。
この方々の抱いているのは、絶望ではないのではないか、だとすれば何か、
ということなのでございます。
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なぞのまとめ 1月~2月の中から、
ガメラを始めとするトクサツ映画関連だけ抜き出しておくことにいたします。
2023/01/03 「鯨神」を見る。GyaOで。
伊福部昭先生の土俗的で迫力ある音楽が作品に合っている。
活劇・特撮部分は冒頭と終盤の十数分ぐらいで、個人的にはそこだけ面白い。
物語としては鯨神と呼ばれる巨大な鯨を殺すことに執念を燃やす村の話で、
村長が鯨神を殺したものには自分の一人娘と家(つまり村長の地位だ)をやろう
というのだから古典的だ。
その中で人間関係や神としての鯨との関係性が描かれているのだが──。
なにか手塚先生とか石ノ森先生のマンガでも
そんな話を見たことがあるような気がする。
芥川賞を取ったという宇能鴻一郎先生の原作はどうだったのだろう。
中編ぐらいみたいなので展開としてはさほど変わらないだろうが、
情念みたいなものを描くのは小説の方が得意そうだ。
ガメラを始めとするトクサツ映画関連だけ抜き出しておくことにいたします。
2023/01/03 「鯨神」を見る。GyaOで。
伊福部昭先生の土俗的で迫力ある音楽が作品に合っている。
活劇・特撮部分は冒頭と終盤の十数分ぐらいで、個人的にはそこだけ面白い。
物語としては鯨神と呼ばれる巨大な鯨を殺すことに執念を燃やす村の話で、
村長が鯨神を殺したものには自分の一人娘と家(つまり村長の地位だ)をやろう
というのだから古典的だ。
その中で人間関係や神としての鯨との関係性が描かれているのだが──。
なにか手塚先生とか石ノ森先生のマンガでも
そんな話を見たことがあるような気がする。
芥川賞を取ったという宇能鴻一郎先生の原作はどうだったのだろう。
中編ぐらいみたいなので展開としてはさほど変わらないだろうが、
情念みたいなものを描くのは小説の方が得意そうだ。
2023/01/04 「大怪獣ガメラ」を見る。高エネルギーを求めるガメラを
コンビナートにとどめておくため、
石油タンク車をそこに向かって走らせる場面があるが、もしかすると
「シン・ゴジラ」のヤシオリ作戦はこのイメージもあるのではと思えた。
(のですが、後で考えると、ゴジラにもそんなシーンがあったような……)
人類の手に負えないような怪獣を最終的にどうするかは苦労するところだ。
ゴジラは海に帰したが……。
この作品の方法は後に「ウルトラマン」のある話でパロディ的に使われる。
それはさておき、ちょっとご都合。
Z計画があったのはいい。
でもあれ、そうした計画があったとしても、
ガメラのためにいろいろと準備しなけりゃ出来ないでしょう。
それに……。
むかしテレビで見たときも、ここちゃちに感じたような気がします。
コンビナートにとどめておくため、
石油タンク車をそこに向かって走らせる場面があるが、もしかすると
「シン・ゴジラ」のヤシオリ作戦はこのイメージもあるのではと思えた。
(のですが、後で考えると、ゴジラにもそんなシーンがあったような……)
人類の手に負えないような怪獣を最終的にどうするかは苦労するところだ。
ゴジラは海に帰したが……。
この作品の方法は後に「ウルトラマン」のある話でパロディ的に使われる。
それはさておき、ちょっとご都合。
Z計画があったのはいい。
でもあれ、そうした計画があったとしても、
ガメラのためにいろいろと準備しなけりゃ出来ないでしょう。
それに……。
むかしテレビで見たときも、ここちゃちに感じたような気がします。
『特撮の地球科学 古生物学者のスーパー科学考察』![特撮の地球科学](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/8f85b3996dd44a856eac16a7c352d295/1661334697)
芝原暁彦・大内ライダー:著
(イーストプレス/2021/4)
『シン・ウルトラマン』公開の
少し前に買った本にございます。
映画にあわせて目立つところに置かれていたのでしょうが、
それにみごとに釣られて買ってしまいました~。
最新刊だと思ったら、出たのはその1年ほど前で、
書かれたというか対談が行われたのは
『シン・ウルトラマン』の
最初のポスターが公開されたころのようです。
少し前に買った本にございます。
映画にあわせて目立つところに置かれていたのでしょうが、
それにみごとに釣られて買ってしまいました~。
最新刊だと思ったら、出たのはその1年ほど前で、
書かれたというか対談が行われたのは
『シン・ウルトラマン』の
最初のポスターが公開されたころのようです。
特撮オタクで古生物学者の芝原暁彦先生のお話を
やはり特撮オタクの大内ライダーさんが聞き役となって
回していくという、対談とインタビューの中間的な対談でございます。
やはり特撮オタクの大内ライダーさんが聞き役となって
回していくという、対談とインタビューの中間的な対談でございます。
特撮を考察するにあたって、本書では2つの条件をつけております。
① 特撮作品の画面に映っていることはすべて「事実」と捉える。
② 特撮作品が作られた時代の技術的背景や世相も考慮する。
要するに、科学で空想を否定する『空想科学読本』のような本ではない
ということでございますな。
ということでございますな。
(前回からの続き)
とは申せ、『シン・キャプテンウルトラ』をやってくれるとは限りません。
ウルトラシリーズ第3弾は跳ばして、
第4弾をやる可能性だって、あるかも、大いにあるかもです。
その場合、『シン・ウルトラセブン』をやる場合の、
最初の10分はいかなものとなりましょう。
最初の10分はいかなものとなりましょう。
考えてみることにいたします。
『シン・ウルトラマン』と同様、最初は前作のダイジェストから始まると存じます。
ですから。アナウンスされております『シン・仮面ライダー』に続く『シン~』は何だろう、
何がいいと、下馬先でヤジさんたちがいろいろおっしゃっておられます。
何がいいと、下馬先でヤジさんたちがいろいろおっしゃっておられます。
やれ『シン・ガンダム』だの『シン・ウルトラセブン』だの
『~ヤマト』だの『~豪ワールド』だの『~ナウシカ』だの……。
『~ヤマト』だの『~豪ワールド』だの『~ナウシカ』だの……。
これらの根拠は、
もちろんおっしゃっている方が見てみたいというのが大きくございましょうが、
庵野監督が好きだった、もしくは作りたかったと表明している
ことも理由でございますよね。
もちろんおっしゃっている方が見てみたいというのが大きくございましょうが、
庵野監督が好きだった、もしくは作りたかったと表明している
ことも理由でございますよね。
しかし、それでよろしいのでございましょうか?
そのような作品のやりたいことって、
もう『エヴァンゲリオン』など、自分の作品でやっちゃっておりますよね。
絵的なことからテーマ的なものまで含めて。
もう『エヴァンゲリオン』など、自分の作品でやっちゃっておりますよね。
絵的なことからテーマ的なものまで含めて。
ですから、好きな作品を好きなように作っていけば行くほど、
先細りになっていくと思うのでござます。
そのうち、意外に早く、
マンネリだという声が聞こえるようになるのではござ今せんでしょうか。
マンネリだという声が聞こえるようになるのではござ今せんでしょうか。
『シン・ウルトラマン』でさえ、それが見えてしまう。
庵野監督の本当のファンはそれで良いといたしましても、
ネタ元の作品のファンは、庵野先生のテーマは要らない。
絵的な美しさと、物語の楽しさ、濃さを最先端のものにして、
内容については元作品を損なわないように忠実に忠実に作りあげて欲しい、
という思いがあるのではございませんでしょうか。
ネタ元の作品のファンは、庵野先生のテーマは要らない。
絵的な美しさと、物語の楽しさ、濃さを最先端のものにして、
内容については元作品を損なわないように忠実に忠実に作りあげて欲しい、
という思いがあるのではございませんでしょうか。
ただ一方、例は挙げませんが、作家性がない人がリメイクをしても、
結局凡作、元以下どころか見る価値無しにしてしまう可能性だってございますよね。
──まぁ、個性があってダメという場合もございますが、
それは話にならないとしてでございます。
それは話にならないとしてでございます。
ちょっと脇にそれてしまいましたね。
要するに、いつも同じと言われないためには、ガス抜きが必要。
テーマ性などまったくない、ただ面白いだけの作品を
ここでやるべきだと思うのでございます。
ここでやるべきだと思うのでございます。
というわけで。ですね。
何がいいだろうと考えていたところ、ほころびからころり転がり落ちてまいりました。
そう、題にもあげた『キャプテンウルトラ』でございます。
ウルトラシリーズ第3弾。
しかも主人公、キャプテン・ウルトラの本名は本郷武彦ですよ。
まず一切を無視したとしても、
『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』の次にやる作品として
これほどふさわしいものはございません。
これほどふさわしいものはございません。
さらにこの作品、深いテーマ性などというものはございません。
時代劇よろしく、悪い宇宙人をバッタバッタとなぎ倒していく話でございます。
時代劇よろしく、悪い宇宙人をバッタバッタとなぎ倒していく話でございます。
最終回なんて、虚空に∞のマークを描いて、宇宙は無限だ、でございますよ。
明るい未来志向そのものでございます。
庵野監督も深い思想性など入れることなく、
ただ面白さだけを追求できることでございましょう。
ただ面白さだけを追求できることでございましょう。
……まぁ、深いものを入れようと思えばいくらでも入れられるとは存じますが。
とにかくですねぇ。
『キャプテンウルトラ』というのは、
『キャプテンフューチャー』+東映ヒーローもの+トクサツでございますから、
使い勝手がいいのでございますよ。
『キャプテンフューチャー』+東映ヒーローもの+トクサツでございますから、
使い勝手がいいのでございますよ。
『スタートレック』だって『サンダーバード』だって何だってできる。
怪獣や宇宙人を登場させてもいいですし、アクションだって十分出来る。
SFにもファンタジーにもホラーにも振ることができる。
怪獣や宇宙人を登場させてもいいですし、アクションだって十分出来る。
SFにもファンタジーにもホラーにも振ることができる。
『ナウシカ』だってスタートレックの映画みたいな感じてできましょう!!
それに『キャプテンウルトラ』に強いこだわりを持っている人って
そんなにいるとも思えません。
大々的に改変しても文句は言われません。
むしろ喜んでくれるでしょう。
宇宙ステーションや怪獣星人も自由に改変していいでしょうし、
シュピーゲル号の合体や発射シークエンスをもっと凝ったものにしてもいい。
シュピーゲル号の合体や発射シークエンスをもっと凝ったものにしてもいい。
庵野監督にとってもいろいろと楽しめる部分だと思うのでございます。
さらに化ける可能性もございます。
ジョージ・ルーカス監督は『フラッシュ・ゴードン』を撮りたかったのだけど、
権利的に出来なくて『スター・ウォーズ』を作ったというエピソード、
ございましょ?
権利的に出来なくて『スター・ウォーズ』を作ったというエピソード、
ございましょ?
あれでございます。
『キャプテンウルトラ』も『フラッシュ・ゴードン』のようなものでございますから、
それを今の技術、庵野監督の知識と経験で再構築していけば、
『スター・ウォーズ』を越える娯楽作品ができるかもしれないということでございます。
『キャプテンウルトラ』も『フラッシュ・ゴードン』のようなものでございますから、
それを今の技術、庵野監督の知識と経験で再構築していけば、
『スター・ウォーズ』を越える娯楽作品ができるかもしれないということでございます。
というわけで、題にも書いた結論。
庵野監督は『シン・キャプテンウルトラ』を撮るべきだ!!
とあいなるのでございます。
とあいなるのでございます。
『シン・ウルトラマン』では、庵野監督が
スペシウム光線発射のモーションを
担当したそうでございますな。
「ぼくが一番ウルトラマンを上手く演れるんだ」
という誇りでございましょう。
けっして小学生のガキ大将のような発想ではないと存じます。
スペシウム光線発射のモーションを
担当したそうでございますな。
「ぼくが一番ウルトラマンを上手く演れるんだ」
という誇りでございましょう。
けっして小学生のガキ大将のような発想ではないと存じます。
きっと、プレもなくキレも鋭い、修正するのは体型ぐらいの
モーションがとれたのでございましょう。
となると、仮面ライダーの変身ポーズも庵野監督が
演るのでしょうかねぇ。
演るのでしょうかねぇ。
ただ、1号ライダーは13話までと原作からして、変身ポーズはないと予想されます。
となると2号ライダーのモーション?
と思いましたが、考えてみますれば変身ポーズは
変身前でございますから、役者様が演るものでございますな。
変身前でございますから、役者様が演るものでございますな。
演技指導をすることはあっても、
監督がモーションを担当するようなものではございませんでした。
でも、そろい踏み変身はあるかも?
監督がモーションを担当するようなものではございませんでした。
でも、そろい踏み変身はあるかも?
わたくしは主にマンガ版ファンなので変身ポーズは要りませんが、
庵野監督ならそういうツボは外さないかと。
というわけで、『世界 魔法道具の大図鑑』にも
そのバトンが収められている『黄金バット』でございますが、
いやはや、この本も微妙なところをついてまいりますな。
そのバトンが収められている『黄金バット』でございますが、
いやはや、この本も微妙なところをついてまいりますな。
と申しますか、外国の本で、数ある日本のスーパーヒーローを差し置いて、
黄金バットが出てくると思います? 普通。
コウモリだけが知っているような御仁でございますよ?
と思って調べてみましたら、いえいえ、そんなことはございませんでした。
むしろ、黄金バットこそ、日本のスーパーヒーローの元祖のようでございます。
その嚆矢は、1930((昭和5)年、黒バットという怪盗を退治するために登場した
正義のヒーローなのだそうでございます。
正義のヒーローなのだそうでございます。
媒体は紙芝居でございますし、行き当たりばったりで出てきたのでは?
という感がございますが──。
という感がございますが──。
とにかく、
スーパーマンが1938年の登場だそうでございますから、それよりもずっと早い。
スーパーマンが1938年の登場だそうでございますから、それよりもずっと早い。
日本のではなくて、この手のスーパーヒーローとしては、世界初なのかも。
空を飛んだのも黄金バットの方が先だそうでございます。
ちなみにスーパーマンは、最初空を飛ぶ設定はなかったのですよねぇ。
「高いビルをもひとっ跳び」というフレーズは
ジャンプで跳び越えていたということで、
自在に空を飛ぶようになったのはアニメ化されてから。
それも、アニメを作っている人の勘違いからだそうでございます。
「高いビルをもひとっ跳び」というフレーズは
ジャンプで跳び越えていたということで、
自在に空を飛ぶようになったのはアニメ化されてから。
それも、アニメを作っている人の勘違いからだそうでございます。
まぁ、ビルを跳び越したら、空だって飛べそうですよねぇ。
マントがございますし──。
さて、ウィキペディアの外部リンクのいちばん下には、
戦後に描かれた『黄金バット』のマンガへのリンクがございましたので、
それを読んでみることにいたしました。
戦後に描かれた『黄金バット』のマンガへのリンクがございましたので、
それを読んでみることにいたしました。
吹き出しは追わず、絵だけを見たのですが、何か予想していたのと違う。
ダイナミック。
スーパーヒーローものというよりも、ヒロイックファンタジーですな。
高層ビルあり秘境あり、モンスターありロボットありで、
バローズ(『火星シリーズ』など) を思い起こさせますよね。
絵の構図なんかも、ヒロイックファンタジーに付されたそれを思い起こさせます。
戦後マンガの歴史と申しますと、
手塚治虫先生を中心として語られることが多ございますが、
紙芝居とか絵物語の世界などにも、
もっともっと注視をしなければなりませんな。
手塚治虫先生を中心として語られることが多ございますが、
紙芝居とか絵物語の世界などにも、
もっともっと注視をしなければなりませんな。
実際、紙芝居からマンガの世界に転身した方も多くおられるわけですし。
今月あまり記事を書いていないので穴埋め。
「スターログ」誌1979年9月号に載った『機動戦士ガンダム』の紹介記事でございます。
『ガンダム』が始まったのが1979年4月7日だそうでございますから、
受け売りではない紹介としてはかなり早い方なんじゃないかな?
受け売りではない紹介としてはかなり早い方なんじゃないかな?
ちなみに、「新アニメ時代がやってくる」と題して紹介されたほかの作品は、
映画『銀河鉄道999』、『火の鳥2772』、
それにテレビの『マリン・エクスプレス』でございました。
映画『銀河鉄道999』、『火の鳥2772』、
それにテレビの『マリン・エクスプレス』でございました。
『007』と『コンバット』というのは、最初のほうの感想でしょうな。
変に思えたのですが、たとえるとすればこんな感じなのかも、
なのかなぁ。
なのかなぁ。
この記事を読むと、SFファンにまず注目されたことが分かりますな。
そしてそれゆえに、低視聴率が懸念されていたことも……。
『都会のトム&ソーヤ』ゲーム・ブック第3弾が
「ぼくたちの映画祭」ということもあって、
『キートンの探偵学入門』(Sherlock Jr./1924年)を見てしまいました。
「ぼくたちの映画祭」ということもあって、
『キートンの探偵学入門』(Sherlock Jr./1924年)を見てしまいました。
フィルムのコマのフレームにつかまってのアクションがあるのはこれだったっけ?
と思ったのですが違うみたい。
と思ったのですが違うみたい。
(いや、そういうシーンがゲームブックにあったら面白いんじゃないかな、
と思ったのでございますよ。夢の中のシーンとして)
と思ったのでございますよ。夢の中のシーンとして)
お話の中ほど、映画に入り込んだ直後に
シーン転換のギャグはありましたけど。
シーン転換のギャグはありましたけど。
あらためて見たけど、以前見た記憶よりも面白うございました。
見たのが画質が良かったせいも大きいと思うんですよね。
以前見たものは、もやがかかった感じで、
細部がハッキリいたしませんでしたし、迫力が違います。
以前見たものは、もやがかかった感じで、
細部がハッキリいたしませんでしたし、迫力が違います。
(ニコニコにあるのが、以前見たものに近い気がいたします。
コメントが色々教えてくれるので、そちらははそちらで見る価値がございますが)
コメントが色々教えてくれるので、そちらははそちらで見る価値がございますが)
特にクライマックスのバイク&カーアクションシーンは圧巻でございますな。
ジャッキー・チェンが敬意を表するわけでございます。
ジャッキー・チェンが敬意を表するわけでございます。
この作品のミッドポイントは実に分かりやすい。
と申しますか、二幕構成と申した方がよろしゅうございましょう。
現実の世界が一幕。映画の世界に入り込んでからが第二幕。
実に分かりやすい。
実に分かりやすい。
この作品の場合は、
二幕目のはじめ(ミッドポイント)からクライマックスまでが転
と断じてもいいような気がいたします
(まぁ、チェイスシーンからでも良ござんすが)。
二幕目のはじめ(ミッドポイント)からクライマックスまでが転
と断じてもいいような気がいたします
(まぁ、チェイスシーンからでも良ござんすが)。
伏線の張り方、回収も分かりやすく見事。
エンディングも洒落ております。
無声映画ですし、
後発の作品に比べ派手さに欠けるとおっしゃられるかもしれませんが、
キートンの動きのキレといい、一見の価値はあると存じます。
後発の作品に比べ派手さに欠けるとおっしゃられるかもしれませんが、
キートンの動きのキレといい、一見の価値はあると存じます。
アオシマの「ロボノイド」、作りました~!!
成形色は一色。(フィギュアは別に一色)
なので、塗料を使わなければなりませんが、
フィギュアを作るつもりがなければ、
メカ部分の銀とグレイ、シート部分のグリーン、
あとはライトに塗るクリアイエローがあれば足りるでしょう。
わたくしは、グレイを銀と黒を混ぜて、クリアイエローを中に金を塗ることで
代用いたしました。
ただし塗っても、
内部構造は完成すると見ることができなくなってしまうんですよねー。
一応本体の一部を切り抜けば内部メカを見ることができるようにできますし、
背板を外せばエンジンも見ることができますが、
加工すれば線が残りますし、背板もカッチリはまってしまうと、
取るのが面倒になるんですよねー。
可変ロボットのプラモデルで、
一通り変形させてしまうと満足してどちらかの形態で置いておくのと同じ事でございます。
腕や脚にいたっては、内部メカに円筒形の外装をとおすのですが、
それがカチリとはまってしまい、
それこそカットモデルにするより他、中を見ることはできません。
ですから、これらは割り切った言い方をすれば、塗装の必要なし。
……塗ったあとで気がついたのでございますが。
塗る必要があるのはインテリアなのですが、
これもシートと操作卓さえちゃんと塗っておけば、
あとは奥まったところなので、ムラがあっても大丈夫。
と申しますか、ロボノイドなので、
見えるところの塗装が雑でも、全然気にはなりません。
むしろアジになる感じでございます。
可動範囲はわりと広い。
指は曲がりません。
脚は長いかなと思ったのでございますが、
ポーズをつけてみると、膝が曲がった状態のことの方が多いのですな。
なので意外としっくりきます。
見て想像できるとおりのトップへビィ。
フィギュアが思いので、それを乗せればさらにトップがへビィとなります。
が、なんとか自立はできます。
フィギュアは固定。お尻はフラットで、もうキチキチに入っております。
アニメ準拠なので
作り始めたときはおもちゃっぽくなりそうと思ったのでございますが、
立体物の強みか、作りあげてみますとなかなか雰囲気がございます。
最後につや消しスプレー吹いたのですが、
それでおもちゃっぽくなった感じもするのですが、どうかなぁ。
だいたいこんな感じ。
3Dに視えるかな、とおもって2枚並べてはみましたが、ちょっとチラチラ……。
成形色は一色。(フィギュアは別に一色)
なので、塗料を使わなければなりませんが、
フィギュアを作るつもりがなければ、
メカ部分の銀とグレイ、シート部分のグリーン、
あとはライトに塗るクリアイエローがあれば足りるでしょう。
わたくしは、グレイを銀と黒を混ぜて、クリアイエローを中に金を塗ることで
代用いたしました。
ただし塗っても、
内部構造は完成すると見ることができなくなってしまうんですよねー。
一応本体の一部を切り抜けば内部メカを見ることができるようにできますし、
背板を外せばエンジンも見ることができますが、
加工すれば線が残りますし、背板もカッチリはまってしまうと、
取るのが面倒になるんですよねー。
可変ロボットのプラモデルで、
一通り変形させてしまうと満足してどちらかの形態で置いておくのと同じ事でございます。
腕や脚にいたっては、内部メカに円筒形の外装をとおすのですが、
それがカチリとはまってしまい、
それこそカットモデルにするより他、中を見ることはできません。
ですから、これらは割り切った言い方をすれば、塗装の必要なし。
……塗ったあとで気がついたのでございますが。
塗る必要があるのはインテリアなのですが、
これもシートと操作卓さえちゃんと塗っておけば、
あとは奥まったところなので、ムラがあっても大丈夫。
と申しますか、ロボノイドなので、
見えるところの塗装が雑でも、全然気にはなりません。
むしろアジになる感じでございます。
可動範囲はわりと広い。
指は曲がりません。
脚は長いかなと思ったのでございますが、
ポーズをつけてみると、膝が曲がった状態のことの方が多いのですな。
なので意外としっくりきます。
見て想像できるとおりのトップへビィ。
フィギュアが思いので、それを乗せればさらにトップがへビィとなります。
が、なんとか自立はできます。
フィギュアは固定。お尻はフラットで、もうキチキチに入っております。
アニメ準拠なので
作り始めたときはおもちゃっぽくなりそうと思ったのでございますが、
立体物の強みか、作りあげてみますとなかなか雰囲気がございます。
最後につや消しスプレー吹いたのですが、
それでおもちゃっぽくなった感じもするのですが、どうかなぁ。
だいたいこんな感じ。
3Dに視えるかな、とおもって2枚並べてはみましたが、ちょっとチラチラ……。
「ハッスル」のところで書いた、
『クレージー作戦 くたばれ! 無責任』についても少し触れておきましょう。
この作品、「無責任」の上に、「くたばれ」がついているのですよねー。
つまり、コンセプト的には無責任を否定する作品なのでございます。
『ニッポン無責任時代』『ニッポン無責任野郎』と
植木等さん演じる「無責任」男が大ヒットした一方で、
あんないい加減で無責任なサラリーマンが
何の苦労もなくホイホイ契約を取り付け、成功していくなんてあり得ない、
けしからんという批判がおそらく殺到したのでございましょうな。
それで、『くたばれ! 無責任』というタイトルになったのでございましょう。
主題歌も「責任持ってやろうじゃないか」と歌詞にございますし。
とは申せ、そうした真面目な圧力に屈したわけではございません。
この作品で無責任なのは企業のほうで、
植木等さんはじめとするクレージーの面々が演ずる役は子会社の社員。
親会社の横暴に対して、あの手この手を尽くすという構造になっております。
責任とはおっしゃっておりますが、その堅苦しさや生真面目さは微塵もございません。
でなければ、お話しは面白くなりませんものな。
ただ、このあとあたりから路線が変更になってくるみたい。
ウィキペディアによりますと、
その翌年発表された「『日本一のホラ吹き男』は、
実際は大言壮語ではあるがワーカホリック的な有言実行男が主人公であり、
破天荒な言動もすべては会社のためになるという
中期のクレージー映画の典型である」
だそうでございます。
『クレージー作戦 くたばれ! 無責任』についても少し触れておきましょう。
この作品、「無責任」の上に、「くたばれ」がついているのですよねー。
つまり、コンセプト的には無責任を否定する作品なのでございます。
『ニッポン無責任時代』『ニッポン無責任野郎』と
植木等さん演じる「無責任」男が大ヒットした一方で、
あんないい加減で無責任なサラリーマンが
何の苦労もなくホイホイ契約を取り付け、成功していくなんてあり得ない、
けしからんという批判がおそらく殺到したのでございましょうな。
それで、『くたばれ! 無責任』というタイトルになったのでございましょう。
主題歌も「責任持ってやろうじゃないか」と歌詞にございますし。
とは申せ、そうした真面目な圧力に屈したわけではございません。
この作品で無責任なのは企業のほうで、
植木等さんはじめとするクレージーの面々が演ずる役は子会社の社員。
親会社の横暴に対して、あの手この手を尽くすという構造になっております。
責任とはおっしゃっておりますが、その堅苦しさや生真面目さは微塵もございません。
でなければ、お話しは面白くなりませんものな。
ただ、このあとあたりから路線が変更になってくるみたい。
ウィキペディアによりますと、
その翌年発表された「『日本一のホラ吹き男』は、
実際は大言壮語ではあるがワーカホリック的な有言実行男が主人公であり、
破天荒な言動もすべては会社のためになるという
中期のクレージー映画の典型である」
だそうでございます。
さらに「アニメック」誌を眺めておりましたら、
山本弘先生が、
アーケードゲーム「スペースファイヤーバード」について
書いている文章を目にいたしました。
これでございます。
山本弘先生が、
アーケードゲーム「スペースファイヤーバード」について
書いている文章を目にいたしました。
これでございます。
「アニメック」誌vol.14
(昭和55(1980)年11月)
「ガンダム総論Ⅲ」p.80-81
「あなたもニュータイプになれる……かな?」
山本弘
この文章、山本先生を知らなかったころ読んで、
知ったあとも読んでいるのですが、すっかり忘れておりました。
(昭和55(1980)年11月)
「ガンダム総論Ⅲ」p.80-81
「あなたもニュータイプになれる……かな?」
山本弘
この文章、山本先生を知らなかったころ読んで、
知ったあとも読んでいるのですが、すっかり忘れておりました。
「アニメック」誌vol.19をパラパラッとめくっていたら、![アニメックvol.19](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/8f85b3996dd44a856eac16a7c352d295/1586675732)
大山のぶ代さんのインタビューがございました(p.52-55)。
お金がなくって(女優の)富士真奈美さんと
同じ釜一つ布団の生活をしていたとか、
若いころは黒くてやせていたとか、
そんなエピソードも面白うございましたが、
やはり伝わってくるのは俳優魂でございます。
声だけの仕事なんてありえない。
ものを表現するのにはからだ全体が必要と、
声優志望者に対して熱く語っておられます。
で、その中で出てくるのが、ドラえもんの演技プランなのですよね。
「こういう手にしてみよう、こういう作りでいってみようって。
声だけの場合でもそうするわけですよね。
ドラえもんの場合は、未来からきたロボットである――
ロボットだから組み込まれたコンピューターの中に日本語が入っている
――その言葉は決してスラングではないだろうと思うんです。
そうすると“やい、てめえ”なんて決して使わないはずです。
“俺”なんか言わないんです。
“そうです”“いいえ、違います”的にきちっとした言葉を使う。
そして年齢をだいたい五、六才にしぼる。
かつ、幼いんだけど未来に生きてるんだから、
未来では当り前のような、今の人間から見ればすごく難しい言葉なんかは、
ペラペラッと言えるわけです
――でも、少しドジだ。
そのドジな所をどこで表すか、私なりに考える……
そうやって考えてね。」
言葉づかいはほとんど原作や脚本で決まってくると思われますから、
違うところがあったら
「こんな言い方はしない」
と指摘するという感じでございましょうか。
――と書いて気がついた……というか思いました。
もしかするとこれは、
日本テレビ動画で制作された第一作目の『ドラえもん』があるせいかもしれません。
原作のイメージを損なったとされるドラえもんですな。
シンエイ動画の第2作は、それを反面教師として作られたのでございましょう。
前述の言葉は、そうした制作スタッフの意図を汲んだ上での
キャラクター設計なのだと思われます。
大山のぶ代さんのインタビューがございました(p.52-55)。
お金がなくって(女優の)富士真奈美さんと
同じ釜一つ布団の生活をしていたとか、
若いころは黒くてやせていたとか、
そんなエピソードも面白うございましたが、
やはり伝わってくるのは俳優魂でございます。
声だけの仕事なんてありえない。
ものを表現するのにはからだ全体が必要と、
声優志望者に対して熱く語っておられます。
で、その中で出てくるのが、ドラえもんの演技プランなのですよね。
「こういう手にしてみよう、こういう作りでいってみようって。
声だけの場合でもそうするわけですよね。
ドラえもんの場合は、未来からきたロボットである――
ロボットだから組み込まれたコンピューターの中に日本語が入っている
――その言葉は決してスラングではないだろうと思うんです。
そうすると“やい、てめえ”なんて決して使わないはずです。
“俺”なんか言わないんです。
“そうです”“いいえ、違います”的にきちっとした言葉を使う。
そして年齢をだいたい五、六才にしぼる。
かつ、幼いんだけど未来に生きてるんだから、
未来では当り前のような、今の人間から見ればすごく難しい言葉なんかは、
ペラペラッと言えるわけです
――でも、少しドジだ。
そのドジな所をどこで表すか、私なりに考える……
そうやって考えてね。」
言葉づかいはほとんど原作や脚本で決まってくると思われますから、
違うところがあったら
「こんな言い方はしない」
と指摘するという感じでございましょうか。
――と書いて気がついた……というか思いました。
もしかするとこれは、
日本テレビ動画で制作された第一作目の『ドラえもん』があるせいかもしれません。
原作のイメージを損なったとされるドラえもんですな。
シンエイ動画の第2作は、それを反面教師として作られたのでございましょう。
前述の言葉は、そうした制作スタッフの意図を汲んだ上での
キャラクター設計なのだと思われます。
のちに有名になった方の名を見つけると、楽しくなってしまいますな。
2020年4月10日のタイトル下に書いたのでございますが、
もうひとつ見つけたので、こちらにしておきます。
「アニメック」誌
vol.30「アニメック&ファンロード第一回合同コンテスト最終発表」の
小説部門三次選考作品には、
「ブルー」笹本祐一ってあるけれど、
どんな作品を書いたんだろう?
デビューの『妖精作戦』が1984年っていうから、その1年前かぁ。
とか、
vol.31p122の「30号の座談会出席者にはげましのお便りをありがとう」の
好意的な意見をくれた方のリストに、小森健太郎という名前がある。
『ローウェル城の密室』が
史上最年少の16歳で第28回江戸川乱歩賞の最終候補作入りしたのが
1982年らしいから(ウィキペディアによる)、そのあとだよね。
てな感じで。ホントにその方なのかは分かりませんし、
滅多にないことではございますが――。
2020年4月10日のタイトル下に書いたのでございますが、
もうひとつ見つけたので、こちらにしておきます。
「アニメック」誌
vol.30「アニメック&ファンロード第一回合同コンテスト最終発表」の
小説部門三次選考作品には、
「ブルー」笹本祐一ってあるけれど、
どんな作品を書いたんだろう?
デビューの『妖精作戦』が1984年っていうから、その1年前かぁ。
とか、
vol.31p122の「30号の座談会出席者にはげましのお便りをありがとう」の
好意的な意見をくれた方のリストに、小森健太郎という名前がある。
『ローウェル城の密室』が
史上最年少の16歳で第28回江戸川乱歩賞の最終候補作入りしたのが
1982年らしいから(ウィキペディアによる)、そのあとだよね。
てな感じで。ホントにその方なのかは分かりませんし、
滅多にないことではございますが――。
もうひとつ見つけたのがこれ。
「アニメック」誌vol.28
(昭和58(1983)年2月)。
「アニメック&ファンロード
第一回合同コンテスト中間発表」(p.109)に
「西村博之」の文字がございました。
西村博之先生と申しますれば、
アニメやテレビゲームの――と申しますか、
TRPG的には
「ルナルサーガ」のイラストを
お描きになった方でございますな。
ウィキペディアには、
長野県出身としか書かれておりませんでしたので、
市のほうは消しておきました。
何歳の時の作品かは計算しないでおきますね。
アニメやテレビゲームの――と申しますか、
TRPG的には
「ルナルサーガ」のイラストを
お描きになった方でございますな。
ウィキペディアには、
長野県出身としか書かれておりませんでしたので、
市のほうは消しておきました。
何歳の時の作品かは計算しないでおきますね。
このコンテストの最終選考まで
到らなかったようで
ございます。
(「アニメック」誌vol.27)
「アニメック&ファンロード
第一回合同コンテスト
作品募集」
(p.102)
「アニメック」誌を
見ていたら、発見してしまいました。
『それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』
などで有名な庄司卓先生
(ご本人でございましょう、おそらく)が、
『うる星やつら』第3巻の
「ツノる思いが地獄をまねく」を
アニメ用プロットをお書きになっております。
1983年12月号 p.38-39。
「ファンの作った」と書いてございますから
デビュー前もデビュー前、
かなり若かりしころの作品でございましょう
(ウィキペディアには生年月日が
書いてあったような気はいたしますが)。
プロットなんて原作をそのまま引き写しただけで、
評価する価値なんてないのでは?
と思ったのでございますが、そうでもないみたい。
見ていたら、発見してしまいました。
『それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』
などで有名な庄司卓先生
(ご本人でございましょう、おそらく)が、
『うる星やつら』第3巻の
「ツノる思いが地獄をまねく」を
アニメ用プロットをお書きになっております。
1983年12月号 p.38-39。
「ファンの作った」と書いてございますから
デビュー前もデビュー前、
かなり若かりしころの作品でございましょう
(ウィキペディアには生年月日が
書いてあったような気はいたしますが)。
プロットなんて原作をそのまま引き写しただけで、
評価する価値なんてないのでは?
と思ったのでございますが、そうでもないみたい。
前回と同様、「字幕tn.」に投じたものでございますが、こちらは力量不足。
途中で工事中のまま、放置したものでございます。
ですから、どうしようか数日迷ったのでございますが、とりあえず上げておきます。
途中で工事中のまま、放置したものでございます。
ですから、どうしようか数日迷ったのでございますが、とりあえず上げておきます。
仮面ライダーがバイクに乗っているのは、
チョイ悪に見せたかったから、![仮面ライダー](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/8f85b3996dd44a856eac16a7c352d295/1582288304)
と、さきほど『チコちゃんにしかられる』で、
チコちゃんがおっしゃっておりましたが、
「タウンムック増刊 仮面ライダー」
(徳間書店/昭和56年4月)には
少々違ったことが書かれておりました。
それによりますと、バイクに乗る設定は、
当時の毎日放送編成局長の廣瀬隆一さん
というかたの発案なのだそうでございます。
このお方、戦時中軍隊にいたころ、満州で陸王を乗り回していたほどのバイクマニアで、
70年代のヒーローにはスピード感が必要だ。
それも普通のバイクではなくモトクロス用に乗せようと主張されたのだそうでございます。
まだ、モトクロスが一般的になる以前の話でございます。
『チコちゃん~』でおっしゃっていた
カミナリ族がヒントというのとは異なりますな。
そっちは別視点――石ノ森プロ側の認識ということでございましょう。
こういう語源とか起源というものは、
視点によって説が異なる場合があるものでございます。
チョイ悪に見せたかったから、
と、さきほど『チコちゃんにしかられる』で、
チコちゃんがおっしゃっておりましたが、
「タウンムック増刊 仮面ライダー」
(徳間書店/昭和56年4月)には
少々違ったことが書かれておりました。
それによりますと、バイクに乗る設定は、
当時の毎日放送編成局長の廣瀬隆一さん
というかたの発案なのだそうでございます。
このお方、戦時中軍隊にいたころ、満州で陸王を乗り回していたほどのバイクマニアで、
70年代のヒーローにはスピード感が必要だ。
それも普通のバイクではなくモトクロス用に乗せようと主張されたのだそうでございます。
まだ、モトクロスが一般的になる以前の話でございます。
『チコちゃん~』でおっしゃっていた
カミナリ族がヒントというのとは異なりますな。
そっちは別視点――石ノ森プロ側の認識ということでございましょう。
こういう語源とか起源というものは、
視点によって説が異なる場合があるものでございます。
『ユニコ 魔法の島へ』手塚治虫・原案![ユニコ魔法の島へ](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/8f85b3996dd44a856eac16a7c352d295/1573334358)
(サンリオ/1983/7)
『ユニコ 魔法の島へ』は1983年サンリオの作品。
原作はもちろん手塚治虫先生で、
構成にも名を連ねておりますし、
スフィンクスの子供など
原作のキャラクターも出てはまいりますが、
構成・脚本・監督の村野守美先生の作品
ということでよろしゅうございましょう。
個人的に好きな作品。ベストファイブに入るぐらい。
というと、映画あまり見ていないことがバレてしまいますが。
人間に憎しみを持つ魔法使いククルック。
語尾に「コト」をつけるセリフを、常田富士男さんが怪演しております。
その弟子で、魔法に対する思いと人間としての心の間で揺れ動く青年トルビー
を演じているのが池田秀一さん。
ククルックの命令に従って、トルビーは人間たちを生き人形に変えてゆきます。
変えられた生き人形は、船に乗って魔法の島へ。
ただひとり、小さなチェリーを残して。
トルビーの願いは、妹のチェリーのしあわせ。
そのため、彼女を生き人形にすることは出来ないのですな。
残されたチェリーは、ユニコとともに、生き人形にされた人を元の姿に戻そうと……、
いろいろあって、地のはてを目指します。
そこで、![ククルック](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/8f85b3996dd44a856eac16a7c352d295/1573402276)
ククルックの生い立ちを知るのでございますが……。
やっぱり、この孤独が刺さるんでしょうなぁ。
ラストあたりは、
セリフと常田富士男さんの演技、
それに映像が相まって、本当に……。
もちろんラストは、人間も動物も元に戻って大団円。
そして、ククルックも……。
西風に連れられてユニコはそんな村をひとり後にし、
いなくなったユニコをチェリーが呼ぶ……。
そんなところでエンディングとあいなります。
映像といたしましても、
マンガ映画としての動きの面白さ・不気味さがあり、
アニメーションとして実に楽しい作品と存じます。
(サンリオ/1983/7)
『ユニコ 魔法の島へ』は1983年サンリオの作品。
原作はもちろん手塚治虫先生で、
構成にも名を連ねておりますし、
スフィンクスの子供など
原作のキャラクターも出てはまいりますが、
構成・脚本・監督の村野守美先生の作品
ということでよろしゅうございましょう。
個人的に好きな作品。ベストファイブに入るぐらい。
というと、映画あまり見ていないことがバレてしまいますが。
人間に憎しみを持つ魔法使いククルック。
語尾に「コト」をつけるセリフを、常田富士男さんが怪演しております。
その弟子で、魔法に対する思いと人間としての心の間で揺れ動く青年トルビー
を演じているのが池田秀一さん。
ククルックの命令に従って、トルビーは人間たちを生き人形に変えてゆきます。
変えられた生き人形は、船に乗って魔法の島へ。
ただひとり、小さなチェリーを残して。
トルビーの願いは、妹のチェリーのしあわせ。
そのため、彼女を生き人形にすることは出来ないのですな。
残されたチェリーは、ユニコとともに、生き人形にされた人を元の姿に戻そうと……、
いろいろあって、地のはてを目指します。
そこで、
ククルックの生い立ちを知るのでございますが……。
やっぱり、この孤独が刺さるんでしょうなぁ。
ラストあたりは、
セリフと常田富士男さんの演技、
それに映像が相まって、本当に……。
もちろんラストは、人間も動物も元に戻って大団円。
そして、ククルックも……。
西風に連れられてユニコはそんな村をひとり後にし、
いなくなったユニコをチェリーが呼ぶ……。
そんなところでエンディングとあいなります。
映像といたしましても、
マンガ映画としての動きの面白さ・不気味さがあり、
アニメーションとして実に楽しい作品と存じます。
「なつぞら コンプリートファンブック」
(ぴあ/2019/09←奥付には10月って書いてある)
買いました~。
購入のポイントはもちろん、かなりのページを
劇中アニメに割いていること。
ドラマのほうはさして見ていなかったので(←ひどい)、
けっこう知らない作品がございました。
で、やっぱりパロディが秀逸。
p.142から、元になったメインの作品については簡単に説明がございますが、
まぁ、その程度はたいていの人がわかりますよねぇ。
それよりも、まぜられた作品が気になります。
たとえば、
『百獣の王子 サム』は、
『狼少年ケン』を中心に『ジャングル大帝』、
ディズニーの『ジャングルブック』あたりが思い浮かびますな。
加えて『ターザン』や『少年ケニア』あたりにも目配せはありそう。
などと想像すると楽しいものでございます。
『三代目カポネ』は、
違うものにしなければならないためかタイトルがちょっと苦しい。
でも、セレクトがいいですよねぇ。
アルセーヌ・ルパンと同年代(三代目が同年代だから)。
かつ怪人二十面相ほどには似ていない。
といった条件で、アル=カポネが選ばれたのでございましょう。
カポネも大きな組織を持ちますし、
ルパン三世は泥棒といってもギャングと対決することも多いですから、
その点でも合っておりますな。
カポネと申しますと、悪いイメージがついて回りますが、
「オレはジッちゃんのようにはやらないぜ」とでも言っとけば、
そういったのはチャラに出来るので問題ございませんでしょう。
「ルパン三世」だって、アルセーヌにはまったく似ておりませんものな。
各キャラクターでございますが、これが歯がゆい。
ルパン要素をメインにしつつ、
ほかのアニメのキャラクターの要素を合体させたのでございましょうが、
これがわからないのでございます。
主要キャラクターだけど、主人公じゃないといった感じなのでございますが……。
ほんと気になります。
ところでこの作品、アメリカに売ることとか考えていたのかなぁ。
シカゴが舞台だからと向こうへ持っていったら、買い手がつかなかった、
とかエピソードがありそう。
まぁ、劇中作なのでそこまで考えてはいないかもしれませんけど……。
(いやいや、案外……)
『バケモノくん』は、『怪物くん』だとはすぐわかりますが、
バケモノ会社とした点が新趣向でいいですよねぇ。
バケモノくんが勝手をやって、
事件は解決するんだけど、執事が悲鳴を上げるという、
えぇっと、『ダーティペア』的? な構造が目に浮かびますな。
それにしても、このまん中の「怪物くん」にあたるキャラクター。
おそらく、このお方がバケモノ君なのでございましょうが、
絵の元ネタは何なのでしょう?
なにか見たことがある気がするのですけどねえ。
『悪魔くん』や『地獄くん』『妖怪人間ベム』『ドロロンえん魔くん』じゃないし、
ホラーではないけれど『チビラくん』でもない……。
うーむ。
でもいましたよねぇ、こんなキャラクター。
『魔法少女アニー』につきましては、
p.99下のキャラクター設定画を見るだけで、
どんな話かわかるのが楽しいですな。
それと、p.98の2つのポスター(→)で、
足の形が変わっているのが面白い。
大きい方は手塚先生由来の丸っこい足で、
左上の小さいのは足首のあるタイプ。
当時のいい加減さが再現されておりますな。
あと……。
このポシェット、
もしかすると
『ハクション大魔王』のがま口由来なのかも?
ところで、『百獣の王子サム』には、
生息域の違う虎とライオンが一緒におりますけれど、
これは当時のいい加減さということでいいのかなぁ。
まさか天然?
『ジャングルブック』(トラ)と
『ジャングル大帝』(ライオン)を
混ぜたらこうなったというのは、分かる気がいたしますが……。
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