2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
(タイトル下に書ききれなくなったのでこちらに)
『科学の誤解大全』
マット・ブラウン:著
関谷冬華:訳
(日経ナショナルジオグラフィック社/2019/2)
p.61「一番引用されることの多いマーフィーの法則の一つに、
『トーストを落とすと、
必ずバターを塗った面が下になって落ちる(食べられなくなる)』
というのがある。
これは悪いことばかりでもない。
バターを塗った面を上にしたトーストを猫の背中にくくりつければ、
反重力装置や永久運動機関ができてしまう。
なぜかって?
マーフィーの法則によれば、ネコは必ず足で着地するし、
トーストは必ずバター側を下にして落ちるからだ。
つまりトーストがくくりつけられたネコは、
バターの面とネコの足がそれぞれ先に着地しようと競い合って
空中でぐるぐる回転することになる」。
もちろんこれは間違っている。
こんなことで永久機関が出来るわけがない。
マット・ブラウン:著
関谷冬華:訳
(日経ナショナルジオグラフィック社/2019/2)
p.61「一番引用されることの多いマーフィーの法則の一つに、
『トーストを落とすと、
必ずバターを塗った面が下になって落ちる(食べられなくなる)』
というのがある。
これは悪いことばかりでもない。
バターを塗った面を上にしたトーストを猫の背中にくくりつければ、
反重力装置や永久運動機関ができてしまう。
なぜかって?
マーフィーの法則によれば、ネコは必ず足で着地するし、
トーストは必ずバター側を下にして落ちるからだ。
つまりトーストがくくりつけられたネコは、
バターの面とネコの足がそれぞれ先に着地しようと競い合って
空中でぐるぐる回転することになる」。
もちろんこれは間違っている。
こんなことで永久機関が出来るわけがない。
なぜなら、バターやパンはともかくとして、
ネコは死ぬ可能性があるからだ。
たとえ九つの魂を持っていたにせよ、いつかは必ず死ぬ。
死んだネコにこの法則は適用されないだろう。
最終的に、ネコを上にバターを下にしてパンは落ちることになり、
永久機関としては成立しなくなるだろう。
ネコは死ぬ可能性があるからだ。
たとえ九つの魂を持っていたにせよ、いつかは必ず死ぬ。
死んだネコにこの法則は適用されないだろう。
最終的に、ネコを上にバターを下にしてパンは落ちることになり、
永久機関としては成立しなくなるだろう。
あるいは逆に、
パンやバターの方がかびたりボロボロになったりして
パンやバターと呼べなくなるということも考えられる。
どの程度のパンやバターまで、マーフィーの法則に許容されるかは不明(*)だが、
その場合は、ネコは無事に足で着地し、やはり永久機関失敗という結果になるだろう。
(*) 『鏡の国のアリス』に登場するバタつきパン蝶(Bread and Butterfly)などは、
クリームの入った薄い紅茶を飲み、
それがないと死んでしまうそうだから、
バターつきパンも、案外短い生涯なのかもしれない。
クリームの入った薄い紅茶を飲み、
それがないと死んでしまうそうだから、
バターつきパンも、案外短い生涯なのかもしれない。
☆ ☆ ☆
これがトラだったらどうか?
トラもネコ科の動物なので、この法則は活きるだろう。
しかもトラは、超高速で回転するとバターになる性質がある。
『ちび黒サンボ』という古典に書かれていたことだ。
永久機関にはならないが、バターができるということだ。
と、ここで思った。
パンの両側にバターを塗れば、バター同士で競い合って
パンはいつまでも空中で回転し続けるのではないだろうか?
だが、それはあり得ない。
そのぐらいのことはだれもがやってみるだろうから、
あるのだとしたらすでに多くの目撃例があるはずだからだ。
ネコとバターで喧嘩して、というのは異種だから成立するのだろう。
同種では、まぁどうでも良いかという気分が
バター同士働いて、そうはならないのだ。
ネコ同士でも結果は同じだろう。
ネコを背中でくっつけて、
ビルの屋上から落とすという実験を誰かやってみて欲しい。
閑話休題。
問題は、バターよりもトラの方が入手が難しそうだということだ。
『サタスペ』の最初のシナリオにも出て来たぐらいだから、
オオサカあたりではわりとポピュラーなのかもしれないが、
それでも、オオカミと同じくらいにはレア──。
となるとやはり、
多少お高くとも、既製品のバターを買った方がいいということになる。
それに、バターつきパンをトラにつけなくてはならないという問題も出てくる。
これはおそらく、ネコの首に鈴をつける以上の難易度があるのではないだろうか。
これはおそらく、ネコの首に鈴をつける以上の難易度があるのではないだろうか。
そのうち、ことわざとして成立するに違いない。
亜侠を使ってやらせるという手もあるが、
どうあってもコストパフォーマンスが悪すぎる。
トラパターがどんな味が、ちょっと興味があるというかた以外は、
やめた方がいいだろう。
忠告はしておいた。
もしも、トラバターにトライしてみたいかたは、
下に敷く巨大なバットかボウルのたぐいを忘れないように。
でないと、せっかくの虎バターが台無しになる。
下に巨大なパンを置いておくというのも、いい方法かもしれない。
下に巨大なパンを置いておくというのも、いい方法かもしれない。
下に置いたパンにバターがついたとたんに、
パンがひっくり返ろうとするんじゃないかって?
大丈夫、このマーフィーの法則は、下に落ちた場合だけだ。
上昇したり静止している場合は、その限りではない。
☆ ☆ ☆
ちなみに、この「マーフィーの法則」についての記事か載っていた章
「科学的ではないが品自宅なる法則と定理」の最初には、
「ベターリッジの見出しの法則」が紹介されていた。
ちなみに、この「マーフィーの法則」についての記事か載っていた章
「科学的ではないが品自宅なる法則と定理」の最初には、
「ベターリッジの見出しの法則」が紹介されていた。
「疑問符で終わっている見出しの答えは「ノー」になる」
だ、そうである。
これに対して、コラムは、
「残念ながら、この法則は『ベターリッジの見出しの法則』は本当か?」
と問いかけられると答えようがなくなる」と結んでいる。
と問いかけられると答えようがなくなる」と結んでいる。
まぁそうだが、
ノーで終わる記事の見出しを肯定文にしたら結末のノーと矛盾するだろうし、
否定文にしたら記事を読んでもらえなさそうだ。
疑問文にする気持ちはよく分かる。
ノーで終わる記事の見出しを肯定文にしたら結末のノーと矛盾するだろうし、
否定文にしたら記事を読んでもらえなさそうだ。
疑問文にする気持ちはよく分かる。
ただ、イエスで終わる場合でも使える、というだけの話だろう。
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