2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
(定義や分類は、感情を排して行わなければならないものでございますので、
これは余談でございますが──)
これは余談でございますが──)
☆ ☆ ☆
「受容」については「眩暈」という言葉に対する反発があった。
カイヨワは、
仮面をかぶり舞踏などを行うことによって、酩酊失神にいたるその行為を、
さまざまに資料を引いて、「原始的社会」の典型とした。
仮面をかぶり舞踏などを行うことによって、酩酊失神にいたるその行為を、
さまざまに資料を引いて、「原始的社会」の典型とした。
「仮面」→「失神」という下向きの流れこそ「原始的社会」だと位置づけたのだ。
そうした混沌混迷の「眩暈」の社会が秩序だった「競争」の世界へと進化する──
それが、カイヨワの「遊びを出発点とする社会学の試み」の大要である。
それが、カイヨワの「遊びを出発点とする社会学の試み」の大要である。
「文明的社会」人らしい論法だと思う。
が、「原始的社会」が好きな自分としては、これが気に入らない。
あまりにも馬鹿にしすぎだと思う。
確かに、「原始的社会」は弱い。
が、それは「競争」の社会に属していないと言うだけの話である。
そのルール、その尺度では勝てないのは当然である。
だが彼ら「原始的社会」の人々は、自分たちの棲む自然に対する知識は、当然「競争」社会の人たちよりも深い。
要するに、土俵の違いなのだ。
カイヨワは、シャーマニズムの「仮面と失神」に着目した。
しかし、「原始的社会」の人々は、別に失神をしたくてそれをしたのではない。
「仮面と失神」は、神の声を聞くための手段なのだ。
そして、「原始的社会」の人々には、カミと出会い、神の声を聞く方法は他にいくつもある。
「仮面と失神」がすべてではないのだ。
遊びの分類でいけば、「眩暈」は例えば、「競争」におけるサッカー──よりは上位の範疇か──「球技」というような範疇なのだ。
「球技」は「競争」を代表する遊びではあるが、そのすべてではない。
それでレースやそのほかのスポーツを語ることは出来ないし、ましてやチェスやボードゲームをや、だ。
社会での分類で考えてみるならば、例えば「株式」。これは「競争」社会の典型だが、これで「競争」社会すべてを語ろうとしたら、おかしなことになってしまうだろう。
「原始的社会」の人々が、カミに接し、その真意を聞こうとする方法は、「仮面と失神」だけではない。
例えば聖地や禁忌の地。
これらは、カミと出会う、もしくはカミに敬意を払い(恐れて)近づかないために存在する。
例えばことわざ。迷信にせよ科学的に立証できるものにせよ、それらはカミの考えを知ろうとした結果作られたものだ。そうしたことわざになっていなくても、「原始的社会」の人々は、自分たちの領域に対して、深い知識とカンを持つ。
あるいは来訪神、啓示。
カミが人の姿、または声をもって、人と接触してくる場合だ。
これは自らがカミを真似る「模擬」と似ているが、まったく逆だ。
ここで人がすることは、それを受け入れること。それは自らがカミを真似ることとかなり違うと言っていい。
失神により神の啓示を得る「眩暈」も含め、これらはすべて、カミからのメッセージを受け容れることを目的としている。
それらをまとめて私は、「受容」という言葉を使った。
遊びの分類もこれと同じだ。
(9/29の記事とするために、急ぎました。
大意は変わりませんが、少し書き直すと思います)
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非礼???
よくわかりません。
道化に礼を失するなどおかしな話でございますし、
そうでなくとも思い当たる節がございません。
存在しない敵から逃げている? それとも自縄自縛に陥っているのでございましょうか?
学生運動が野菜不足とか……。
やはりよく分かりません。
道化に礼を失するなどおかしな話でございますし、
そうでなくとも思い当たる節がございません。
存在しない敵から逃げている? それとも自縄自縛に陥っているのでございましょうか?
学生運動が野菜不足とか……。
やはりよく分かりません。
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