2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
「石川賢マンガ大全」
石川賢:原著作 ダイナミックプロダクション:監修
(FUTABASHA/2021/7)
石川賢:原著作 ダイナミックプロダクション:監修
(FUTABASHA/2021/7)
ちょっと気になったので買ってまいりました。
それにしても、
石川賢先生のマンガってあまり読んでいないなぁ。
わたくしは下ネタ苦手ですし、
ギャグ系はまず読んでいない。
石川賢先生のマンガってあまり読んでいないなぁ。
わたくしは下ネタ苦手ですし、
ギャグ系はまず読んでいない。
全体を見渡しても、ちゃんと読んだのは、
「ゲッターロボ號」と「聖魔伝」だけでございました。
その「聖魔伝」も「マンガ少年」で読んだので、
始めの方は多分読んでおりません。
終わりもどうだったか……。
そのため一番驚いたのは、石川賢先生は石川県出身ではない、
ということでございました。
ということでございました。
出身は栃木県。本名が石川賢一で、
それでなし崩し的にペンネームが石川賢になったようでございます。
それほどご存じあげておりませんでした。
失礼な話、石川賢先生というと永井豪先生のアシスタント
というイメージしかございませんでしたなぁ。
こうして作品をならべてみても、藤子不二雄先生以上に
永井先生と2人で1人のというぐらい似た作風に感じます。
画風も似ておりますし、先の読めない派手な展開も。
永井豪先生は駄作も多くあるけれどそれらはほとんど語られることなく、
傑作だけが取り上げられる、ズルい。
というようなことを、いしかわじゅん先生あたりがお書きになっておられましたが、
それも石川先生にも当てはまるように思えます。
傑作だけが取り上げられる、ズルい。
というようなことを、いしかわじゅん先生あたりがお書きになっておられましたが、
それも石川先生にも当てはまるように思えます。
永井豪先生はギャンブルマンガは描いていない気もいたしますが、
名前見ないで、石川先生のそれらの作品を見せられたら、
永井先生こういうのも描いているんだって、多分思ってしまいます。
それほど同じに感じるのでございますな。
でも、永井先生のインタビューによりますと、
お二方の作風は、全然違うのだそうでございます。
お二方の作風は、全然違うのだそうでございます。
石川先生はマゾ的。主人公を苦しませるのが好き。
永井先生はサド的。主人公には攻撃性を強く託すタイプ。
永井先生は怪物でもシレーヌのような美しいものにしたい。
石川先生はギーガーのようなグロテスクなものが好み。
永井先生は自分は陽性なのに対し、石川先生は陰性だと評しております。
また、石川先生は細かい絵を描くけれど、
自分はそこまでしない、ともおっしゃっておりますな。
「細かく描いても一緒だよ、もう少し手を抜いてもいいんじゃない?」
とアドバイスしても、石川先生は緻密な絵を描くのだそうでございます。
言われてみればそうかなとは思いますが、
わたくしのような未熟者には、やはり2人で1人の感が否めません。
わたくしのような未熟者には、やはり2人で1人の感が否めません。
また、石川先生は自分はギャグが苦手で、
ストーリーをやりたいとよくおっしゃっていたそうな。
それに対して豪先生は、
「ぼくだって本当はストーリーものをやりたいよ!」
「石ノ森先生だったら、どんな仕事でも断らないぞ」と説教して(笑)。
「ギャグだろうが何だろうが、とにかくやっちゃえばいいんだよ」
とは言いましたね。
ストーリーをやりたいとよくおっしゃっていたそうな。
それに対して豪先生は、
「ぼくだって本当はストーリーものをやりたいよ!」
「石ノ森先生だったら、どんな仕事でも断らないぞ」と説教して(笑)。
「ギャグだろうが何だろうが、とにかくやっちゃえばいいんだよ」
とは言いましたね。
と、インタビューでおっしゃっておりました。
さすがは手塚治虫・石ノ森章太郎先生のグループ。
そういえば、永井豪先生って、少女マンガも描いておりましたものねぇ。
確かに仕事を選んでおられないのでしょう。
にしても、お二方とも、ギャグは苦手なのか。
わたくしも、お二方のギャグはそれほど……(失礼)。
わたくしの場合、先ほども書きましたとおり、
下ネタが……ということがございますが。
ですが、
お二方ともある一定量のギャグマンガを描いていらっしゃるということは、
この分野でも人気があったということでございますよね。
お二方ともある一定量のギャグマンガを描いていらっしゃるということは、
この分野でも人気があったということでございますよね。
あと、これまた失礼な話でございますが、
家族へのインタビューを読むと、
石川先生って本当に家族全員に愛されていたっていうのがわかって、
それが意外でございました。
石川先生って本当に家族全員に愛されていたっていうのがわかって、
それが意外でございました。
作品と作者は同じではないということは重々承知でございますが、
でもへぇ~って感じになりません?
でもへぇ~って感じになりません?
破壊的な部分は、作品の中で解消しておられたのかもしれませんな。
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