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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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vol.209読者欄に載せていただいた絵。
vol.207 大正伝奇浪漫「あやびと」のシナリオ
西洋屋敷の幽霊騒動」(p.122)よりにございます。
 
あやびと
 
  
 女の幽霊が現われると噂のある西洋館。
 
 その正体は、この館に以前住んでいた清子お嬢さんの肖像画でございました。
  
 館にいつく座敷童・リクさんが、
彼女の帰還を信じて、部屋を整え、肖像画を窓辺に飾っていたのですな。
 
 それが幽霊と誤認されたのでございます。
 
 このシナリオ、そのリクさんを封印して終わりとなっておりますが、
 特に説得とかはないのですな。
 
 そこら辺はプレイヤーの方の発言で、ということなのでございましょうが、
 何もなくて封印ではちょっと強引・かわいそう。
 
 ということで、どうしたら座敷童さんが身をひいてくれるかを考えてみました。
  
 とは申せ、座敷童さんはただ過去の清子さんに忠実なだけ。
  
 過去の清子さんが納得してくれなければリクさんも消えないでしょうし、
 清子さんさえ説得できればリクさんの方は自動的に封印を受け容れる
──というかおとなしい座敷童に戻りましょう。
 
 というわけで、説得すべきは肖像画。
 それを説得できるのは、結局のところ現在の清子さん、
 ということで、過去の自分との対決でございます。
 
 説得なんで、文字数使うんですよね。
 ホントは2ページぐらい使いたかったところでございます。
 
    ☆     ☆     ☆
 

 リクさんのお召しものは昔の清水の写真集を参考にいたしました。
 
 昭和初期のものが多いですが、
「あやびと」の時代設定は大正16年でございますから問題ございませんでしょう。
 
 ところで彼の年齢でございますが、
設定では10歳となっておりますが(p.122)、
 シナリオでは5歳に見える(p.125)とございます。
 これは、5歳児ぐらいの人形で、作られてから10年が経っている
という解釈でいいのでございましょうか?
 
 ちょっとした疑問でございます。
 
 
 清子さんの衣装はちょっと難関。
 参考にした写真集の性格上、そして写真自体貴重だった時代でもあって、
 町の風景や記念写真がほとんどなのでございますよね。
 
 例えば、工場の開設とか。
 従業員がそろって写っているのですが、その衣装が男性は背広着ていても
女性は着物。割烹着とかなのですな。
 
 西洋館のお嬢様っぽくはございません。
 
 そんなわけで、肖像画の清子さんは和装。
 本物さんの方は、
当時日本に定期飛行で来ていた飛行機のエアガールさんの衣装を参照いたしました。
 
 結局、ほとんど見えなくなってしまいましたが。
 
 飛行機の話に少し戻しますと、ちなみに、
 初飛行は昭和6年。
 操縦していたのは女性飛行士にございます。
 その時代、いたのでございますな。
 

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