2025/07/07 『エンディミオン」9章まで読了。まさにスペースオペラ。なのだけれど、それを成立させるためにぶちまかれた数々のアイデア、それを練りこんだ設定が地の文にこれでもかと入るため、軽快に読み飛ばせるものではない。じっくりと読むものになっている。物理的知識はほぼ必要ない。むしろ描かれたイメージを受け入れることが肝心に思う。
フローチャートはこんな感じです。
『狂瀾怒濤』フローチャート
図のうち、色のついていないところは戦いの場面。
色のついているもののうち、黄色(15,26,18,23)はそれとは別の部分で、
見てお分かりのとおりループしています。
青(21,22)は一時的な和解、
赤(29,30)がエンディング。
全体として無方向移動型だが流れのあるタイプ、といっていいでしょう。
選択によっては数パラグラフでエンディングに達してしまう場合もありますが、
基本的に
脈絡もなく延々と戦い、
時に目先を変えて他の場所へ行ったりしているうちに
和解が生じるも、
結局全員で戦うことになり
エンディングに突入する、
という構成になっています。
選択肢の意味については、微妙。
戦闘では気に入らないという選択を選ぶとキャラクターが入れ替わったりしますが、
展開がさして変わるものでもありません。
でも何か意味ありげ。
特に、最後の選択はそうです。
27では、「ロマンティックな結末を望む」 →30
「皮肉な結末のほうが好み」 →29
28では、「リアリスティックな結末を望む」→30
「とんでもない結末がいい」 →29
と、正反対もしくは全然別の選択肢が、同じ結末へと向かっています。
こうしたナンセンスで意味ありげな部分が、
この作品の文章としての魅力になっているように思われます。
分岐型にした意味も、そこにあるといっていいでしょう。
『狂瀾怒濤』フローチャート
図のうち、色のついていないところは戦いの場面。
色のついているもののうち、黄色(15,26,18,23)はそれとは別の部分で、
見てお分かりのとおりループしています。
青(21,22)は一時的な和解、
赤(29,30)がエンディング。
全体として無方向移動型だが流れのあるタイプ、といっていいでしょう。
選択によっては数パラグラフでエンディングに達してしまう場合もありますが、
基本的に
脈絡もなく延々と戦い、
時に目先を変えて他の場所へ行ったりしているうちに
和解が生じるも、
結局全員で戦うことになり
エンディングに突入する、
という構成になっています。
選択肢の意味については、微妙。
戦闘では気に入らないという選択を選ぶとキャラクターが入れ替わったりしますが、
展開がさして変わるものでもありません。
でも何か意味ありげ。
特に、最後の選択はそうです。
27では、「ロマンティックな結末を望む」 →30
「皮肉な結末のほうが好み」 →29
28では、「リアリスティックな結末を望む」→30
「とんでもない結末がいい」 →29
と、正反対もしくは全然別の選択肢が、同じ結末へと向かっています。
こうしたナンセンスで意味ありげな部分が、
この作品の文章としての魅力になっているように思われます。
分岐型にした意味も、そこにあるといっていいでしょう。
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