2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
なぞのまとめ令和2年正月
2020/01/01
♪ そ~らをじゆうにとびたいな~ ♪
はいっ 航空法違反~!!
2020/01/01 普通良い夢といわれるのは、宝船の夢で、
そのほか〈一富士、二鷹、三茄子(なすび)〉などのように富士の夢は一般的に吉兆。
これに似たものとして、高山に登る夢、天や雲に寝る夢も吉兆。
蛇・鯉・猿・熊・馬など、神の使者といわれる動物の夢もまた吉兆。
たとえば「蛇の夢をみると金持ちになる」などという。
また、人の死や死人の笑う夢は、長寿・福運のしるしとされ、
火事・葬式・白髪になるなど、現実では不吉な事がらを吉兆とすることもある。
(『日本を知る小事典 4信仰・年中行事』
(社会思想社・現代教養文庫(1980/3)「占い・呪い」石原綏代 p.278)
2020/01/02 漢字の子にはネズミの意味はなく、
丑の字にウシの意味があるわけではなかった。
十干・十二支は日と月とを数える順序数詞にすぎなかったのである。
それに十二獣の呼び名を与えたために(……)、性格判断がおこなわれるようになった。
(『日本を知る小事典 4信仰・年中行事』
(社会思想社・現代教養文庫(1980/3)「暦と年中行事」大森志郎 p.225)
2020/01/05 2019/12/22「キノコの森は食べ盛り。」の記事に書いた
「マタング」に関するメモが見つかりました。
絶対見つからないと思っていたのですが、
紛失する前にワープロに移しておいたみたい。
ただし、出典は分からずじまいにございます。
当該記事にも追記しておきますが、ミクロネシアの話でございました。
マタングは精霊そのものではなく、精霊たちが住んでいる場所だったみたい。
間違って覚えていたなぁ……。
2020/01/11 なぞのまとめ 2019/12/12-13 あたりで
ドン・キホーテのことについてちょっと書きましたが、
彼の出身である「ラ・マンチャ」の「マンチャ」というのは、
「しみ・汚点・不名誉」という意味なのだそうでございます。
カイヨワの「遊びと人間」のどこかに載っておりました。
とすると、「ラ・マンチャの男」というのは、
不名誉な、あるいは汚名の男ということになりましょうか。
イギリスの昔話には、ゴッサムという愚か者の村が出てまいりますが、
そのたぐいでございますな。
2020/01/12 『「ソウナンですか」に学ぶ、
ゲームブック式 生死を分ける最強のサバイバル術』
冒険企画局(齋藤高吉・平野累次):著
岡本健太郎 さがら梨々:原作(星海新書/2019/9)には、
人は水なしでは3日、食料なしでは3週間しか生きられないとございましたが、
その傍証たる文章が、
『日本の書物』紀田順一郎(新潮文庫/昭和54年8月)の
『北槎聞略(ほくさぶんりゃく)』を紹介した文章の冒頭にございました(p.352)。
それによりますと、
昭和40年、南太平洋のサモア付近で遭難したマグロ漁船「第十一日進丸」の乗組員15人が、
1日50ccの水だけで荒波と12日間戦い、かろうじて生還したのだとか。
このあたりが限界記録だろうとおっしゃっております。
ちなみに、体力を使わない寝たきりの状態ですと、
40日前後と経験的にいわれているそうでございます。
2020/01/13 『さすがの猿飛 G 4』細野不二彦
(小学館 HCヒーローズコミックス/2019/10)読了。
完結巻。
G(グローバル)と題するからにはもっと海外での活躍を期待したが、
学園内の話にとどまった。
が、ラストはしっかりとまとめてくる。
「忍術の基本はつねに敵の意表をつくこと」と、
最初のほうの小太郎のセリフにあるとおり、気にもとめないような設定が要となってくる。
SFや推理の要素もあり、テーマ性もある。
ただ、細野先生の作品としては、もっと上を期待してしまう。
真・神風の術は、輪をかけてトンデモだなぁ。
とはいえフィクションの忍法では、このぐらい普通ではあるけれど。
あとやっぱり、p.204の一コマ目。誰が誰だかしっかり分かるところがいいよね。
2020/01/15 三本の矢の話って、イソップの寓話にも同じような話があるのですよねぇ。
毛利元就さんが『エソポのハブラス』を読んだ可能性は時代的にないので、
どういうことなのだろうと思っていたのでございますが、
『イソップ寓話集』の解説を読んでみましたところ、
類話は6世紀や7世紀の中国の本にも
吐谷渾の王阿豺(あさい)の故事として知られていたとか(ただし、矢は20本)。
毛利元就さんは「三子教訓状」なるものを遺されておりますが、
三本の矢の話どおりのことはなかったみたい。
いずれにいたしましても、後世の創作という気がいたしますな。
(参考:『イソップ寓話集』中務哲朗訳(岩波文庫/1999/3)
2020/01/01
♪ そ~らをじゆうにとびたいな~ ♪
はいっ 航空法違反~!!
2020/01/01 普通良い夢といわれるのは、宝船の夢で、
そのほか〈一富士、二鷹、三茄子(なすび)〉などのように富士の夢は一般的に吉兆。
これに似たものとして、高山に登る夢、天や雲に寝る夢も吉兆。
蛇・鯉・猿・熊・馬など、神の使者といわれる動物の夢もまた吉兆。
たとえば「蛇の夢をみると金持ちになる」などという。
また、人の死や死人の笑う夢は、長寿・福運のしるしとされ、
火事・葬式・白髪になるなど、現実では不吉な事がらを吉兆とすることもある。
(『日本を知る小事典 4信仰・年中行事』
(社会思想社・現代教養文庫(1980/3)「占い・呪い」石原綏代 p.278)
2020/01/02 漢字の子にはネズミの意味はなく、
丑の字にウシの意味があるわけではなかった。
十干・十二支は日と月とを数える順序数詞にすぎなかったのである。
それに十二獣の呼び名を与えたために(……)、性格判断がおこなわれるようになった。
(『日本を知る小事典 4信仰・年中行事』
(社会思想社・現代教養文庫(1980/3)「暦と年中行事」大森志郎 p.225)
2020/01/05 2019/12/22「キノコの森は食べ盛り。」の記事に書いた
「マタング」に関するメモが見つかりました。
絶対見つからないと思っていたのですが、
紛失する前にワープロに移しておいたみたい。
ただし、出典は分からずじまいにございます。
当該記事にも追記しておきますが、ミクロネシアの話でございました。
マタングは精霊そのものではなく、精霊たちが住んでいる場所だったみたい。
間違って覚えていたなぁ……。
2020/01/11 なぞのまとめ 2019/12/12-13 あたりで
ドン・キホーテのことについてちょっと書きましたが、
彼の出身である「ラ・マンチャ」の「マンチャ」というのは、
「しみ・汚点・不名誉」という意味なのだそうでございます。
カイヨワの「遊びと人間」のどこかに載っておりました。
とすると、「ラ・マンチャの男」というのは、
不名誉な、あるいは汚名の男ということになりましょうか。
イギリスの昔話には、ゴッサムという愚か者の村が出てまいりますが、
そのたぐいでございますな。
2020/01/12 『「ソウナンですか」に学ぶ、
ゲームブック式 生死を分ける最強のサバイバル術』
冒険企画局(齋藤高吉・平野累次):著
岡本健太郎 さがら梨々:原作(星海新書/2019/9)には、
人は水なしでは3日、食料なしでは3週間しか生きられないとございましたが、
その傍証たる文章が、
『日本の書物』紀田順一郎(新潮文庫/昭和54年8月)の
『北槎聞略(ほくさぶんりゃく)』を紹介した文章の冒頭にございました(p.352)。
それによりますと、
昭和40年、南太平洋のサモア付近で遭難したマグロ漁船「第十一日進丸」の乗組員15人が、
1日50ccの水だけで荒波と12日間戦い、かろうじて生還したのだとか。
このあたりが限界記録だろうとおっしゃっております。
ちなみに、体力を使わない寝たきりの状態ですと、
40日前後と経験的にいわれているそうでございます。
2020/01/13 『さすがの猿飛 G 4』細野不二彦
(小学館 HCヒーローズコミックス/2019/10)読了。
完結巻。
G(グローバル)と題するからにはもっと海外での活躍を期待したが、
学園内の話にとどまった。
が、ラストはしっかりとまとめてくる。
「忍術の基本はつねに敵の意表をつくこと」と、
最初のほうの小太郎のセリフにあるとおり、気にもとめないような設定が要となってくる。
SFや推理の要素もあり、テーマ性もある。
ただ、細野先生の作品としては、もっと上を期待してしまう。
真・神風の術は、輪をかけてトンデモだなぁ。
とはいえフィクションの忍法では、このぐらい普通ではあるけれど。
あとやっぱり、p.204の一コマ目。誰が誰だかしっかり分かるところがいいよね。
2020/01/15 三本の矢の話って、イソップの寓話にも同じような話があるのですよねぇ。
毛利元就さんが『エソポのハブラス』を読んだ可能性は時代的にないので、
どういうことなのだろうと思っていたのでございますが、
『イソップ寓話集』の解説を読んでみましたところ、
類話は6世紀や7世紀の中国の本にも
吐谷渾の王阿豺(あさい)の故事として知られていたとか(ただし、矢は20本)。
毛利元就さんは「三子教訓状」なるものを遺されておりますが、
三本の矢の話どおりのことはなかったみたい。
いずれにいたしましても、後世の創作という気がいたしますな。
(参考:『イソップ寓話集』中務哲朗訳(岩波文庫/1999/3)
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