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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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令和五年7月
 
2023/07/02 今年も半年が過ぎてしまいましたな。
十二支って昔話だと速いもん順で決まっているそうでございますが、
これって月日が経つのが速いってことを示しているのかなぁ。
 
 

2023/07/03 きのう『水星の魔女』最終回
テンペスト──嵐のような展開でございましたな、まさに。
ただし、シェイクスピアの作品との関連はあまりなし。
分解して要素要素を使っているという感じでございました。
結局水星の描写はございませんでしたなぁ。
水星というのはこの作品において、劣悪な強制収容所に送られました
──巌窟王の監獄島でございますとか、
現実ならば第二次世界大戦後のシベリア抑留ですとか──
ぐらいの意味合いなのでございましょう。
 
 
 
2023/07/04 (続き)ラストは科学ではなくファンタジーでまとめておりまして、
2023/06/21の"Cyborg 009: Call of Justice"(なぞのまとめサイボーグ009)
でお話ししたのと同じような感じはあるのでございますが、
『ガンダム』シリーズって以前にも超常的解決ってございますから、
まぁアリでございましょう。
 
『シン・仮面ライダー』のハビタットと似ておりますものの、
それより設定詰めている感ございますしね。
 
展開は速く、推理要素はあるものの、
それ以上の設定を新たに持ってきて推理させないようにできておりましたな。
 
とにかくぎゅぎゅっと濃縮したアイデアを
勢いで乗り切ったところは見事というより他ございません。
いろいろ工夫もございましたし、
何よりもハッピーエンドでまとめ上げたところが素晴らしいですな。
 
 まぁ、取りこぼしたところは外伝など、後々の作品の糧となるのでございましょう。
 でも、総集編に使った数話分があったら、もう少し展開変わっていたのかなぁ。



2023/07/07 『仮面ライダー・仮面ライダーV3カード完全図鑑』木下正信:著
(B Media Books/1997/5)というご本を読んでおりまして、
たたかえ! かめんライダーV3」のカードに目がとまりました。
 
仮面ライダーV3」の歌詞が書いてあるのでございますが、
それが通常知られているものとは違うのでございますな。
 
1行目の「赤い」は3個ではなくて4個でございますし、
「父よ母よ妹よ」の歌詞は「オーオーオーオー」となっております。
「風のうなりに血が叫び」は「血が叫ぶ」。
その後に続く「力の限りぶち当たる」はなし、といった感じでございます
(面倒でございますが、各自再構成していただければありがたく存じます)。
 
推敲前の初期稿なのでございましょう。いろいろと興味深く存じます。
 
 
 
2023/07/08 にしても、「仮面ライダーV3」のお歌と
がんばれロボコン」の歌ってついつなげたくなってしまいます。
 
♪思いこんだら命がけ~♪ ♪力と技の風車が回る♪ とか 
♪力の限りぶち当たる♪ ♪デンデンガンガンホイデンガン♪みたいに。
 
どちらも菊池俊輔先生の曲でございますから、違和感ないのですよねー。
 
 

2023/07/09 うひゃあ……、またコーヒーこぼしてしまった~。
この前買ってきた『樋口真嗣 特撮野帳』とかが被害に──。
今度から本のあるところでは水筒を使うことにする。
それでも被害の可能性はあるけど、多分確率は少なくなる。
 
でも、前にも一度そうしよーと思ってカリヨーゼ(=三日坊主)
で終わったんですよねぇ。
 
うーむ。
 
 
 
2023/07/10 ちなみに『樋口真嗣 特撮野帳
(パイインターナショナル/2023/12)は、
樋口先生がおそらくこの本と同じサイズの野帳にスケッチした
ストーリーボード、絵コンテ集でございます。
 
『巨神兵東京に現わる』『シン・ゴジラ』『進撃の巨人』『シン・ウルトラマン』
『西遊記』を収録しております。
 
この中で見たのって『シン・ゴジラ』、それも小さい画面でしかないや。
 
でもいいですよね、ストーリーボードや絵コンテってって。
どんな絵を撮りたかったのか分かる。場合によっては、完成された映画の画面よりも
迫力があったり活き活きとしていたりいたします。
 
 
2023/07/11 軍艦行進曲(マーチ)」はご存じですよね。
 
この楽曲、英語でのタイトルはそのまま"Warship March"でございますが、
戦後、進駐軍の間でも演奏されていたようでございます。
というわけで問題、その時この楽曲が何と呼ばれていたかご存じでしょうか? 
 
は「ピース」。
どうしてこのタイトルになったのかは存じませんが、何とも皮肉でございますな。
(『唱歌・賛美歌・軍歌の始原』小川数佑(アーツアンドクラフツ/2005/10)
/谷村政次郎『行進曲《軍艦》百年の軌跡(平一二・二〇〇〇)からの孫引き
 
 
 
2023/07/12 (続き)戦後、艦上偵察機乗りだった田中友治という方が
メトロ」というパチンコ屋さんでこの曲を流したところ、
すぐにMPに捕まったのですが、
 
進駐軍の間でも人気の曲だったのですぐに釈放されたのだとか。
その結果、当時のパチンコやといえばというほど
軍艦マーチ」がパチンコ屋で流されるきっかけになったみたいでございます。
 
派手でやけくそ気味に景気のいい曲が、
パチンコ屋さんとも高度経済成長期ともあったのでございましょう。
クレージーキャッツの映画とかでもよく使われておりますな。
 
 
 
2023/07/12 『ゴジラ-1』の特報映像見ました。
白黒でゴジラの巨大感も出ていて、これだけなら期待できます。
ドラマが入ったときどうなるかでございますな問題は。
 
 
 
2023/07/13 軍艦行進曲」と同様、
本来とは違う通俗なイメージとなった曲としてこの書では
美しき天然」をあげておられます。
 
昔のサーカスの客寄せとして知られている曲でございますな。
両者ともチンドン屋さんのレパートリーだったみたい。
 
美しき天然」はもともと女性合唱曲だったのでございますが、
チンドン屋さん独特な節回しで演奏されることにより、
本来の意図にはない哀調を帯びた曲になったのでございますな。
 
 
 
2023/07/14 『ゴジラ』、新作となると毎度気になるのが音楽でございますよね。
いったい誰が担当するのか。
ゴジラといえば伊福部先生なので、そのイメージを一新するのは難しい、
ほぼ無理でございます。
 
でも今だったら、生成AIさんにお願いするのかなぁ。
 
伊福部サウンドって、どれもこれも似たりよったもとい、
他にはない個性を持っていますので、真似ッコするのは簡単……
もちろん本物に匹敵はしないにしてもでございます。
 
ただ、それでもそこから人間の手でアレンジして欲しいですし、
演奏も人間がオーケストラで演奏して欲しい──それは必須でございましょう。
 
 
 
2023/07/15 Role&Rollvol.224「あやびと」
p.096
中華そばが出てまいりますけれど、
この当時だと支那そばの呼び方が一般的じゃないかなぁ。
 
ウィキペディアにも、
太平洋戦争前は、支那そば、南京そばと呼ばれていたとなっております。
戦後、支那という呼称を避けるようにとの上からのお達しで、
中華そばやラーメンが普通になったみたいなのですな。
まぁ、
セリフで言っているのではございませんから、セーフなのでございますけれど、ね。
 
 
 
2023/07/16 今度の『ミッション:インポッシブル』、デッドレコニング
フィアットが出てくるのは『ルパンⅢ世』オマージュなのでございましようなぁ。
そういうアクションはしないみたいですが。
たまたま……といたしましても、
そう思う人がいることは見こしているものと思われます。
 
ジャッキー・チェンリスペクトは以前の作品であったような気がいたしますから、
もっと早い作品でやってもよかったのに──。
 
 
 
2023/07/17 なにか『サーキットの狼』の映画が
YouTubeのお薦めみたいなところに出てきたので、見てみjました。
と申しましても、ストーリーは大したことないだろうから2倍速で。
やはりストーリー分かりませんでした。
でも大したことないのは何となく分かります。
 
車のシーンは2倍速ぐらいでちょうどいいスピード感でございますな。
ただ、2倍速なので短くてもの足りないのでございますが。
 
 
 
2023/07/18 藤子不二雄先生の最初で最後の描き下ろし単行本『UTOPIA』は、
2ページの縮刷版で読んだハクスレイの『素晴らしき新世界』
構想の発端になったのだそうでございます。
(『二人で少年漫画ばかり描いてきた』(p.66)藤子不二雄(文春文庫/1980/9)
 
 
 
2023/07/19 (続き)合作する前二人は友人でありライバルだったわけですが、
投稿作品の入選率は藤本先生の方が段違いに良かったのだそうでございます。
その屈辱感と嫉妬が激しくて、安孫子先生は藤本先生を避けたこともあったとか。
 
p.63「それが合作形式をとるようになってからは全くなくなった。
   以前はマンガを描く友達であり、ライバルだったのが、
   突如二人で一体の同一人格になったのだ。
   こうなったら藤本がいかに才能を発揮しても喜びこそすれ、
   嫉妬の感情なんかパタッと起きなくなった。
   自分自身に嫉妬するバカはいないもんね。
   この合作形式は僕(安孫子)にとって、
   心理的な屈辱をとりのぞいてくれたことだけでもすごいメリットがあった。」
 
  
  
2023/07/20 厳暑おみまい申し上げます
うっかり放置しておくと
チョコレートがどろどろに溶けちゃうぐらい暑いですよねぇ。
体力削られますよねー。
疲れたらなるべく体を休めましょう。
寝苦しかったりする夜もございますが。
 
 
 
2023/07/21 この暑い時期、豆腐が重宝いたしますよね。
ふりかけとかかけてもいいですし、黒蜜やジャムをまぜてもおいしい。
 
 
 
2023/07/22 シン・仮面ライダー ショッカーサイド
『真の安らぎはこの世になく』2巻を買ってきたのでございますが、
そのついでに文藝春秋エンタ+
「10倍楽しむ! 『シン・仮面ライダー』」を買ってまいりました……
が、これ、奥付見ると 令和五年五月六日ってなっている!! 
週刊誌の発売日だからそれ以前、どっちにしろ過去に出た本だった……。
 
今出すにしちゃ中身ないなぁと思っておりましたら……。
前に買ったかどうかも分っかりませ~ん。
 
新しいことさして書いていないなぁ、と思いながらも普通に読んでおりました。
気がついたのが『水星の魔女』の小特集。
「4月からの新シーズンを前にSeason1を振り返り!」ってことは、
それ以前に出たものだ……。
ということは、奥付の日付の1ヶ月前あたりってことなのかも。
 
 
 
2023/07/23 目ざといは、
注意力が鋭くて人が見過ごしてしまうものを見つけてしまう。
耳ざといは耳が敏感でちょっとしたことも聞き逃さない──。
では、あざといは何が賢いんだろう?
ふとそう思って調べてみたのでございますが、語源よく分かりませんでした。
「ふざける・たわむれる」を意味する
「あざる(戯る)」が語源とする説もあるみたいでございますが。
 
わたくしといたしましては、なんとなく
「あざむく(欺く)」とか「あざける(嘲る)」みたいな言葉と関係あるのかな、
と思ったりして。
 
いや、素人考えにございますが。
 
 
 
2023/07/24 特撮で飛行機が爆発するシーンなんか、
「どうやってやるの?」って聞いたら、
 
「ありゃ伊福部さん、簡単なんだ、
 エナメル塗ったピアノ線のエナメルはがしておいて、
 そこに火薬をしかけた飛行機やって、
 エナメルのはがれたところにくると電機で爆発するんだ。
 あんなものは簡単ですよ」
 (「宇宙船」VOL.23 1985/4/朝日ソノラマ)p.36 
 
*伊福部昭先生のインタビューだから、もっと他にございますけれど、
 いちばんへぇ~って思ったのがこれでした。
 
 これ、推理小説や脱出ゲームのアイデアで使えるかも? って思いましたが、
もうすでにどこかでやってそうな気も──。
 
 
 
2023/07/27 (2023/07/24の続き)伊福部明先生に拠りますと、
 
和銅元(708)年、
鳥取で伊福部を名乗った伊福吉部徳足比売(とくたりひめ)から数えて67代目。
明治までは一子相伝で宇部神社の宮司をやっていたそうでございます。
ところが政治体制が変わって、
それまでの50も家があるような生活が維持できなくなり、
父親の代で北海道に移住したのだとか。
また、オジにあたる方は40年もの間、
パラオで灯台守をしていたのだそうでございます。
 
なんかもう、環境が伊福部先生の音楽を作りあげたという感じでございますな。
 
作曲家を志したのは、ストラヴィンスキーを聴いてからだそう。
西洋の音楽はどうも異国のものという感じてピンとこなかったらしく、
ロシアの彼の作品を聴き、これならと思ったそうでございます。
 
*なお、伊福部氏につきましては、
 ウィキペディアですと、もう少し前からのことが書かれてございます。
 
 
 
2023/07/28 昔の中国では、
都城の外にある村々は「郊」、その外は「牧」、さらに外は「野」と
制度的に呼び方が決められていたのだそうでございます。
なんか字を見てわかりますなぁ。
 
日本の場合は都城の外にすぐ野が広がっていたりいたしますから
そういう区分はなく、
野原の他に山・川・村落までひっくるめてと呼んだみたい。
 
野ウサギ、野武士、野宿、野草、野生などは、
山川関係なく「自然のもの」といった意味合いだということでございます。
 
(『民俗地名語彙事典』松永美吉:著 日本地名研究所:編
 /2021/4/ちくま学芸文庫 p.480)
 
 
 
2023/07/29 百目鬼という苗字がございますな。どうめき、と読みます。
「めき」はいいとして、なぜが「どう」なのかと思いましたらば、
これ、とど(十十)が変化したものなのだそう。
10×10で100ということだそうでございます。
 
(『民俗地名語彙事典』松永美吉:著 日本地名研究所:編
  //2021/4/ちくま学芸文庫 p.416)
 
 
 
2023/07/30 「DAICON IV」40周年記念期間限定公開!『Cassette Girl』を見ました。
1週間限定だそうでございます。
 

ディスク全盛の時代、
βビデオのアニメを専門に盗掘する女の子と
自律型で搭乗型パワードスーツの話にございます。
2人の関係性はアップルシードに似ておりますな。
「DAICON IV」に倣って女の子がバニー姿になって空駆けながら
βを違法とする国家(?)組織と戦います。
 
熱量は「DAICON IV」の方が勝っております。
ストーリーやセリフがございまして、
まとめ方や省力化も含め、今作はプロの仕事にございます。
 
セリフが要らないとお思いになりましたら、
ELOのTWILIGHTで楽しむのもいいかもしれません。
 
YouTubeから「DAICON IV」の動画探してきて、
両作の変身シーンをあわせるぐらいで、終わりが合うと思います。
 
追記:初公開は2016年5月29日だそうにございます。
   ですよねぇ。
   なんか以前一度見たことがあるような気がしておりましたもの。
   多分以前、YouTubeかなにかでも公開されたことがあったのでございましょう。

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