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2025/07/05 町田庸先生の『口訳 古事記』(講談社/2023/4)半分ぐらいまで読みました。出来事などは原典に忠実に、セリフや表現などは現代風にした大胆で分かりやすい訳でございます。ラノベというよりも講談や漫才、一番近いのは手塚治虫先生の『火の鳥』の感じかも。古事記は有名なところだけ読んで後は飛ばしちゃったから助かる。たとえば、天孫降臨の前あたりとか。読みやすいのもあるけれど、元々『古事記』は大ざっぱ──大胆で面白いんですよね。えらい方のことだから小声で申しますけれど、変な人が多い、もとい、キャラクター性が豊かでございますから。そこら辺、マンガやラノベの原点を感じます。
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(上に収まりきらないのでこちらへ)
 
聖 悠紀先生がお亡くなりになっておられたようでございますな。
ご冥福を祈ります。
 
『超人ロック』は先生の代表作と申しますよりも
ライフワークと言ってよろしゅうございましょう。
 (わたくしが読んだのは「少年キング」の途中ぐらいまででございますが)
 
昨今では一作家一作品で大長編を描くかたも多ございますが、
それは雑誌の意向、人気作を続けていく方が失敗は少ないという
保守的な考え方によるもので、作者の考えでは必ずしもないと思います
(考えの人もおられるでしょうが)。
 
それに対して『超人ロック』は何度も雑誌を変わっておりますし、
作者が描きたいと思って続いてきたという感がございます。
 
 ところで、
 わたくしは、ロックはなろう系の元祖の1つじゃないかな、と思っております。
 
 それ以前にも強い主人公はおりましたが、
 これほどまでに圧倒的な強さを持つ主人公は
 存在しなかったのではございませんでしょうか。
 
 とにかくどんなことがあっても死なない。
 
 こんなに強い主人公で、物語が作れるのかと思ったものでございます。
 
 それが、何の努力も代償もなくチート能力を手に入れ、
大した不安感もなく活躍する系の話につながっているのではないか
と思う次第でございます。

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