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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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(タイトル下に書こうと思ったのですが、長くなったのでこちらへ)

NHKスペシャル「東京裁判 Tokyo Trial」見てしまった。
東京裁判の内実を明らかにするドキュメンタリーフィクションとして
の意義があるのだろうけれども、それ以上にドラマとして面白い。
  
 まず、インドのバル判事が「平和に対する罪」と「人道に対する罪」について、
この法律は事後法なので適用するのは間違っている、
それ以前からあった「残虐行為に対する罪」のみ適用すべきだと主張。
会議は混乱を極める。
 
 ニュルンベルク裁判で決定したナチスドイツの判決を
正当なものとしたいヨーロッパ勢。
 ヨーロッパ主導に疑念を抱く植民地経験のある東南アジア勢。
さまざまな立場とキャラクターが絡み合い、物語は二転三転をしていく……。
 
 単に人を裁くのだったら、これほどまでに混迷することはなかったろう。
そうではなく、法律が戦争をどう裁くか、どう向き合うか。
あるかもしれない次の大戦を未然に防ぐために、法は何が出来るのか……。
 そこまで踏み込んだからこそ、結論までこれほど長引いた。
  
 結果、判決は十一ヶ国中七ヶ国賛成の多数決によって決まったものの、
一つの同意意見と四つの反対意見書が提出される。
それほどこの裁判は重要かつ論の割れる問題を含んでおり、
それに対して各判事たちが真摯に取り組んでいたということだ。
 
 裁判に関わる判事たちをはじめ、登場人物は個性的で配置もバランスが取れている。
 彼らの葛藤が、ドラマとして実に活きていた。
 

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