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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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(今回の「なぞのまとめ」はこの日(ここと次)を
どうしようか迷って停滞してしまいました。
何としても短く終わらせたかったのでございますが、
結局できず仕方なく分割する羽目に。
怠けていろいろ関係ない動画も見てしまいましたし──)
 
 
  
2024/01/17 『粛聖!!ロリ神レクイエム☆』というお歌を聴きました。
 
 しぐれういさんというVチューバーの方のアルバムに収められた曲で、
動画を得てネットで流行したものみたい。
 
 でも、歌い踊っているのは9歳の同姓同名、中の人は同じ方で、
Vチューバーのういさんとは別人なんだとか。
 
 ちなみに、この9歳ういさんが出ることもうはない、
とVチューバーのういさんは断言しておられますが、
彼女がゲームに負けると存在が確認されるらしいので、
割と登場させるのは可能なのでは、と思います。
  
 まぁいきさつはともかく、動画は、
とにかく人間では出来ないキビキビしたダンスのアニメに目を見はりますな。
 
 曲と詞はイオシスの方だそう。
 ノリのいい曲とネットウケするヒドい歌詞
東方アレンジと同じものを感じさせます。
 
 音楽的なことはさ~っぱり分かりませんが、
♪将来は~♪のところの日常シーンみたいな曲と
他の戦闘シーンのような激しい曲との組み合わせは
ワンダーモモーイ』の系譜かな? とか、

さわったら逮捕~! ♪ や ♪粛正! ロリ神!  レクイエム~! ♪ のあたりは、
音楽というよりも「百万円ゲット~!」というような
景気のいい宣伝文句をルーツにしているのかも、と思いました。
 
 
 
わたくしはお歌には興味がなく、

レコード大賞も紅白も見ておりませんでしたので、
こんな曲が流行っているとはちっとも存じませんでした。
 
 
 流行は海外にも及んでいて、すでに
英語、韓国語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、
ロシア語、スペイン語などで歌われ、
その他にも翻訳はあるようでございます。
 
 すごいですねぇ。故阿部元首相もお喜びでしょう。
 
 YouTubeさんの自動生成・翻訳で動画を見たり、
コメント欄をchromeさんの機能で翻訳すると面白うございます。
 
 訳がけっこうポンコツで、
何言っているか分からないことは多々ございますが、

皆さまも試してみてくださいませ。

 まぁ、色々な反応がございますな。
 
 ノリノリで聴いてて、歌詞見て唖然とするのとか面白うございます。
 2度楽しめておりますなぁ。
 
 他にも歌詞を知って頭抱える人とか、大声で笑い出す人とか、
何が起こっているんだと言い出す方とか……。
  
 そうそう、海外のコメント欄で、
日本だから成立する歌だな。おれの国じゃ助けを呼んでも誰も来ない、
ってのがございまして、うーむ、と思ってしまいました。
  
 歌詞も、集めてを"like Pokémon"としているものや
虚無を"black hole"としていたり、いろいろ面白い。
 お兄ちゃん、お姉ちゃんは「おにいちゃん おねえちゃん」で通るみたい。
 
 歌詞は変えているものもあるようでございますな。
 
 翻訳した歌詞を曲にあわせるには
どうしても変えなければならない部分が出てくるという
一般的な理由もございますでしょう。
 
 リズムに合わせて言葉をあわせるってけっこう難しいですからな。
 
 でもその以上に、
そのままだと海外の方に分かりにくいからということも
あるみたいな気がいたします。
 


 このお歌、キリスト教圏の人はもしかすると
救済とかレクイエムとか楽園という言葉をキリスト教的に正確に理解しているので、
かえって戸惑うんじゃないかな? と思うんですよね。
 
 だって救済って英語ですとサルベーションですよ。
すべての罪を許されて神の恩寵を受けることでございますよ。
 
 そしてレクイエム
 皆さまはレクイエムがどんなものかご存じでございましょうか?
 ウィキペディアから抜き出しますと、
 
 主よ、永遠の安息を彼らに与え、
 絶えざる光でお照らしください。
   (中略)
 主よ、全ての死せる信者の霊魂を
 ことごとく罪のほだしより解いてください。
 彼らが主の聖寵の助けによって
 刑罰の宣告をまぬがれ、
 永遠の光明の幸福を楽しむにいたらんことを。 
 
 部分でございますが、このような歌詞なのでございますよ。
 
 防犯ブザーを鐘と表現していたり、
刑務所やビーム(光)などを入れていることを考えると、
作者はレクイエムの概念を完全に理解して、
パロディとして詞を書いている確信犯でしょう。
 
 ほんとうに、頭のいい方が書いておられるのだと思います。
 
 それがよく分からない日本人はスルーしてしまうところでございますが、
キリスト教圏の方は混乱するという……。
 
 さんざんヒドいこと言われてこれがサルベージだ、ですからね。
 歌詞は曖昧だ、よく分からないと成るのは当然でございます。
 
 そもそもキリスト教圏の方に聴かせるつもりはなかったでございましょうから
仕方ございません。
 
 海外の方には、どう言うのがいいのでございましょうかねぇ。
 セーラームーンみたいなものとでも言っておけばいいのかなぁ。
 神に代わっておしおきよ、で理解していただけますかねぇ。
 それとも『マシンマン』の方が分かるかな。
  
 もう一つ、
この歌は日本のネット文化に接しないと分からないんだろうな、
と思いました。
 やはり日本のネットやアイドルファン文化というのは特殊なのでございましょう。
 
 外国人の感想動画にも、救済は単に9歳の語呂合わせにすぎないとか、
これは彼女のコミュニティでの内輪ウケの冗談だ、
などとコメントしている方がございました。
 
 その説明では完全には伝わらないと思うのでございますが、
まぁまずそれを言っとかないと意味不明ということでございましょう。 
 
        ☆     ☆      ☆
 
 もっともこれらの感想は、初見だからというところがございますな。
 
 流れとしては最後のひと言に集約されているわけですし
(そのひと言をカットしちゃっているバージョンもございましたが)、
女の子を毒牙にかけようとする悪い人をやっつける、という点でも分かりやすい。
 
 日本のネット文化も知られるようになってきましたし、
この動画の内輪ネタの部分についても英語字幕つきの動画があったりいたしますし
(わたくしもそうした動画でいきさつを知ったのでございますが)、
9歳じゃないういさんのチャンネル登録者数も
うなぎ登りだと言うことでございますし、理解はされているのでございましょう。
 
 だいたい、わけが分からなくても曲がカッコよくてキャッチーですし、
動画もキビキビしていて楽しいので、
歌の細かいところは関係ないということもございます。
 
 正直、デンパ系だと訳の分からない歌ってよくございますし、
 外国のお歌って、意味分からなくてもかっこよさで聴いていること
はままあることでございますしねぇ。
 
 問題はキリスト教的にどうなのかという部分でございますから、
そこを受け容れられない方は去ってしまうかもしれませんが。
 
 
 このお歌が世界的に流行した理由の1つは、
女性が歌って楽しいから、ということがあると存じます。
 
 各国語の歌ってみた動画が立たなかったら、
これほどのブームにはならなかったことでございましょう。
 
 曲のノリはいいですし、女性が悪い男性をやっつける内容ですし、
ビーム撃てますし(撃っちゃダメ、と9歳ではない方のしぐれういさんは
おっしゃっていらっしゃるようでございますが)……。
 
 東方アレンジのとある曲のように
歌の登場人物がバカにされることもございませんし。
 
 そんなこんなで、
女性が歌ってくれたことが多くの人の気をひくことになったのだと思われます。
 

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