2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
『のろわれた伝説の城からの大脱出』
ステラ・コードウェル:著
岡本由香子:訳
(ライツ社/2023/11)
"ESCAPE The Medieval Castle"
byStella Caldwell
どちらかと申しますれば、今作のほうが多少ではございますが、
薄味かなという気がいたします。
ステラ・コードウェル:著
岡本由香子:訳
(ライツ社/2023/11)
"ESCAPE The Medieval Castle"
byStella Caldwell
Copcright Weldom Owen(2021)
邦題には「呪われた」とか「伝説の」という
飾り文句が入ってございますが、
その言葉はあまり関係ございません。
そんな過去話は出てまいりませんし、呪われたと申しましても
幽霊がいるかどうか程度でございます。
実際、原題を直訳いたしますれば
『中世の城からの脱出』と素っ気ございません。
ミイラの地下墳墓からの大脱出は良かったものの
中世の城では客を呼べないと思ったのでございましょうな。
飾り文句が入ってございますが、
その言葉はあまり関係ございません。
そんな過去話は出てまいりませんし、呪われたと申しましても
幽霊がいるかどうか程度でございます。
実際、原題を直訳いたしますれば
『中世の城からの脱出』と素っ気ございません。
ミイラの地下墳墓からの大脱出は良かったものの
中世の城では客を呼べないと思ったのでございましょうな。
この作品、『ミイラの~』と同じ形式で作られておりますから
シリーズ作品で間違いは無いと思いますが、
シリーズ作品で間違いは無いと思いますが、
作者が違っております。
そのため作風も違っている。
そのため作風も違っている。
どちらかと申しますれば、今作のほうが多少ではございますが、
薄味かなという気がいたします。
項目数は、『ミイラ』が130、『城』が131とほぼ変わりございませんし、
単純な項目数の多さの比較は意味ございません。
同じページ数なら、
むしろ項目が多い方が一項目当たりの文章量が少ない場合もございますし
(このゲームブックでは、写真がございますから比較は出来ませんが)
正解ルートがどちらも巻末に示されておりますから、
それを比べると『ミイラ』は59、『城』は65。
6項目分『城』のほうが直線的、
大まかに言ってそれだけ分岐が少ないと考えられます。
[DEADEND]の数は『ミイラ』が5、『城』が13。
単純な比較は出来ませんが、倍以上の違いは有意性がございましょう。
これも薄味の原因かと存じます。
(ちなみにこの正解ルートは最短ルートという意味でございます。
通る項目は増えるけど、特に間違ったわけではない別の選択というものが存在する場合もございます。
ゲームブックの性格上、最短が一番いい経験とは限らないのでございます
(まぁ、最短=一番のほうが作りやすいので、往々そうなっていたりはいたしますが)
(余談でございますが、『ミイラ』のオビには
通る項目は増えるけど、特に間違ったわけではない別の選択というものが存在する場合もございます。
ゲームブックの性格上、最短が一番いい経験とは限らないのでございます
(まぁ、最短=一番のほうが作りやすいので、往々そうなっていたりはいたしますが)
(余談でございますが、『ミイラ』のオビには
『難しすぎて7回死にました(14歳・男性)」とございます。
また『城』には「最大で17回死にます」と書かれております。
これはおそらく[MISTAKE]の数も含めての換算でございましょう。
[MISTAKE]のほうは戻る番号も記されておりますし、
プレイヤーが死亡に数えることはなさそうに思えます。
なので、7回死んだというのは、創作である可能性があると存じます。
さらにオビソデの部分には、
7回から1回の5人の死亡回数が書かれているのでございますが、
それが『ミイラの地下墳墓の大冒険』に書かれたのと
年齢と死亡回数の組み合わせが同じなのでございますな。
そこでもこの回数に関して捏造を感じてしまうのでございます)
また『城』には「最大で17回死にます」と書かれております。
これはおそらく[MISTAKE]の数も含めての換算でございましょう。
[MISTAKE]のほうは戻る番号も記されておりますし、
プレイヤーが死亡に数えることはなさそうに思えます。
なので、7回死んだというのは、創作である可能性があると存じます。
さらにオビソデの部分には、
7回から1回の5人の死亡回数が書かれているのでございますが、
それが『ミイラの地下墳墓の大冒険』に書かれたのと
年齢と死亡回数の組み合わせが同じなのでございますな。
そこでもこの回数に関して捏造を感じてしまうのでございます)
(わたくしの持っております『ミイラ~』は初版ですので、この部分ございません。
お手持ちのご本をご覧になるか、ネットで検索してみてください)
物語につきましても、
『ミイラ』のほうはピラミッドをさ迷っている感覚ございましたが、
『城』のほうは後半恣意的に動かされている感が少しございました。
それにはピラミッドと城との構造的な違いもございましょうが、
主人公の姉や王の娘などが出てくるため時系列が生まれてしまった、
ストーリー性が強くなったためかもしれません。
謎につきましては、迷路があったせいか前作のほうが……とも思いましたが、
実際には同じくらいかも。
実際には同じくらいかも。
いづれにせよ、
両作ともクイズではなくもう少しパズル的な要素が欲しいと感じました。
それを補うために「お告げを聞く」という要素があるのでございましょうが。
まぁこの2作、同じシリーズでございますから
構成的にそう違いがあるわけではございません。
正解ルートに単純な分岐がつく程度でございますな。構成的にそう違いがあるわけではございません。
ですから薄味うんぬんと申しますのも、印象の違いくらいのことにございます。
余談2:ところでこのご本、
わたくしの持っておりますのは、第2刷なのでございますが、
1刷の発行が2023/11/22、2刷が2023/11/23なのですな。
1日で1刷が終わったことになりますが、一体なぜ? 不思議。
いくら大きな印刷所でございましても、
1日に作ることが出来るご本は限られておりましょう。
1日に作ることが出来るご本は限られておりましょう。
もしもあなたがお持ちのこのご本が1刷でございましたら、
かなりレアだと思ってよろしいのではございませんでしょうか。
かなりレアだと思ってよろしいのではございませんでしょうか。
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