2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
.ゲームブッククイズ(167)
右の2人、あるいは2体の名前は?
今回は比較的ストレート。
名前を答えるだけの簡単な作業
というわけで問題。
右の2人、あるいは2体の名前は?
ヒント:片方はピンクのひよこをくれます
(ヒントになってない)
答:S・ジャクストン と
J・H・プレンナー
ちなみに
ひよこをくれるのはプレンナーの方でございます。
ひよこをくれるのはプレンナーの方でございます。
出典は、ご存じのとおり。
『ドラキュラ城の血闘』
J・H・ブレナン:著
奥谷晴彦・高橋聡:訳
(二見書房/1989/8)
J・H・ブレナン:著
奥谷晴彦・高橋聡:訳
(二見書房/1989/8)
にございます。
さて、
ここのところ、原作ではどうなっているんだろう?
と思いまして、
ここのところ、原作ではどうなっているんだろう?
と思いまして、
InternetArchive Gamebook collection
をすべての言語で検索し、出てきた中から
をすべての言語で検索し、出てきた中から
Horror Classics # 01 Dracula's Castle
を探します。
いえねぇ、なんか直に見つかる方法があるとは思うのでございますが、
Dracula's Castleってワードが強すぎましてねぇ。
この言葉で検索いたしますと、
他のドラキュラ城に関する作品が検索上位に出て来てしまうのですよ。
なので、この方法でわたくしは探してました。
ちなみに、色々やった結果知ったのでございますが、
この作品のPDFは他にも上がっているみたいでございます。
さて、そうして出て来たものを
翻訳機能の力を借りて読んでいこうとするわけでございますが、
翻訳機能の力を借りて読んでいこうとするわけでございますが、
困った、
全然違う。
パラグラフが合っているところがあれば
そこを手がかりにしていくわけでございますが、何にもあっていない。
と申しますか、システムが違います。
そこを手がかりにしていくわけでございますが、何にもあっていない。
と申しますか、システムが違います。
人間サイドと吸血鬼サイドはございますものの、それ以外はよく分からない……。
オープニングも違うようでございますし、
何よりもあの印象的な「恐怖の報酬」「血の収穫」といったエピローグがない。
次はドラキュラ側を試してみよう、みたいな感じで、
あっさりしたものでございます。
何よりもあの印象的な「恐怖の報酬」「血の収穫」といったエピローグがない。
次はドラキュラ側を試してみよう、みたいな感じで、
あっさりしたものでございます。
詩的魔人も出てこないような。
ただ、ところどころ原著から拾っているようではございます。
たとえばバナナとか隠し書庫てか。
ただし隠し書庫にあるのは、タイトルの書いてない黒い本ではなくて、
グレイルクエストというベタでございましたが。
グレイルクエストというベタでございましたが。
ですから『ドラキュラ城の血闘』は翻訳ではございません。
翻案でございますな。
かなり大がかりな改変が行われているのだと存じます。
翻案でございますな。
かなり大がかりな改変が行われているのだと存じます。
このお二方も原作には出てこないみたい。
まぁ、変名であるとは申せ、
ブレナン先生がこうした名前を出すかと申しますと、
なさそうな気がいたしますものなぁ。
この作品、けっこう人名が出てまいります。それは原書でも同じ。
ただそれが、原作に登場するのは
あまり日本ではなじみがない方が多いのでございますな。
文学者でございますとか……。
ゲームの面白さの向上が最重点かもしれませんが、
改変にはそのような意味もあったのではないかと存じます。
もしも今後、『ドラキュラ城の血闘』の新版が出ることがございましたら、
完全版として原作を忠実に訳したものと2冊セットで欲しいものでござますな。
完全版として原作を忠実に訳したものと2冊セットで欲しいものでござますな。
さらに申さば、日本語版の『ドラキュラ城の血闘』も
何とかして海外の方に知ってもらいたいものでございます。
何とかして海外の方に知ってもらいたいものでございます。
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