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2025/01/22 以前『ロリ神』のところでちょっと触れたインドネシアのVチューバー、 Alia Adeliaさんが「卒業」なされたみたい。インドネシア語なんかまったく分からないので、ほとんど見ておりませんが、日本のお歌をふだんあまり聴かないわたくしなどは、この方のお歌で知ったものもございますし、たまにある日本語講座が言葉や例のチョイスとかがいろいろと変で面白うございました。昨年末の「卒業」動画で配信が止まっていることに気がつき、それを見ました。日本語でもあいさつしておりますが、理由についてははっきりとは語っておりません。コメント欄などを見るに、どうやら所属事務所の問題みたいなのでございますが、よく分かりません。
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2020/03/01 『宇宙戦艦ヤマト』のコスモクリーナーDって、
どのぐらいの性能があったんだろ?
 
 ヤマトの工場内で短期間で組み立てられるほどだから、
作るのにそれほど難しくもないのだろうけれど、
ヤマトが最後の希望とか言っていた人類に、量産能力があったのかなぁ。
 
 地球全体の放射能を除去するのにどれぐらいの時間がかかったのか……。
コロナウィルスがパンデミック化している現在、どうにも気になることでございます。
 
 すべての放射能が除去されて使用済みになったコスモクリーナーは、
アンドロメダのエンジンかなにかに流用されたのかなぁ? 
でなければ、時間的に無理があるような気がする……。
 
 (新しいヤマトでは、放射能除去の仕組みが違っており、
  したがってコスモクリーナーDでもないようでございますがーー。
  おそらく、地球上すべての放射能を除去するのに、
  こんな機械では無理があるという声に応えたのでございましょうが、
  そのためにかえってトンデモに……。
  よくあることではございます)
 
 
 
2020/03/02 コロナウィルスの影響は、いろいろなところにございますな。
 
中国産のタマネギが値上がりしているとか。
産地表示の義務がないため、
タマネギやニンニクなどは中国産を使っている飲食店も
(どのくらいの割合かは存じませんが)あるようでございまして……。
 
(お肉は国内産をうたっていても。他の材料は違ったり)
 
 価格に反映させることはできないし……と、
この前ニュースで飲食店の方がネを上げておりました。
 
 
 
 
2020/03/03 不要不急の外出を控えるようにと言われましても
限度がございますよねー。
家の中で独りで楽しめる娯楽を薦めている方もおられますが、
それだけでは体がなまってしまいますし、外に出ないと気鬱になってしまいます。
 
 というわけで、夜を歩くというのはいかがでございましょう。
人との接触も少ないですし、星々に包まれていれば、
ふさぎの虫もおのずと消えてしまうことと存じます。
 
 足もとと、とつぜんの自動車と、ところによっては警察の職質
 気をつける必要がございますが。
 
 
 
 
2020/03/04 引きこもりの方だけが生き残り、あとは死滅してしまった世界、
というのもフィクションとして面白くはございません? 
 
「ログ・ホライズン」みたいにMMORPGでつながった人たちが
現実的な問題を解決していく感じで(もちろん異世界にはまいりません)。
 
 問題となるのは物流でございますな。
ですから、自動運転やドローンが発達した近未来の話となりましょう。
 
「空中都市008」みたいに、エアシューターで各家庭に物が運ばれるようなシステムが
今から作られることは、まずございませんでしょうからなぁ。
 
 放射能やウィルスですと除染や除菌の問題が起こってめんどうなので、
滅亡の理由はそれ以外で。
 
 ネットにつながっていない引きこもりの人にも手をさしのべたり、
外に出ての活動をしたり、いろいろとドラマが生まれそうでございます。
 
 
 
 
2020/03/05 もう東京オリンピックは、
全員がガスマスクと手袋を着用して競技にのぞめばいいんじゃないかなぁ……。
記録は参考にもならないほどがた落ちだろうけど、順位は決まるから。
 
 観客もガスマスクと手袋着用。
壮観な光景だなあ。
 
 でもそうなったら、ドラッグストアなんかの店先に、
「ガスマスクは売り切れました」とかいう張り紙が出たりして。
 
 ところでガスマスクにもいろいろあるみたいだけれど、
どのぐらいの値段のだったらOKなんだろ? 
 高いのじゃないとダメなのかなぁ。
 
 
 
2020/03/06 (きのうの続き) 東京には間に合わないですが
オリンピックでガスマスクが正式採用されることになったら、スポーツ用品メーカーは、
より呼吸が楽でより防毒性の高いガスマスクを開発するんでしょうなぁ。
 
 装着すれば記録が伸びるようなものを作っちゃったりして。
 
 そうなればそれはそれですごいこと。
医療その他の分野でいろいろと役に立ちそうではございます。
 
 ただ、結局のところ戦争の道具でございますからなぁ。
軍事用としても進化していくだろうあたりがこわいところでございます。
サイボーグ兵士化の一歩だったり?
 
 
 
2020/03/07 (きのうの続き)
ついついガスマスクに全身タイツみたいなものをイメージしておりましたが、
考えてみますと、メーカーが本気で作るとなれば、
デザインにもこだわるはずでございますよね。
 
 おそらくマスクもガスマスクを感じさせないものになりましょう。
  
 ヘルメット全体で空気を浄化するとか、
仮面ライダーのコンバーターラングのようなところに
いったん空気を貯えて除染・除菌するとか、いろいろと考えられると思います。
 
 そうなったらさらに、
スーツ自体に筋肉が適切に動くようサポートする機能や
クールダウンする機能がついたりして……。
 
 もう完全にスーパーヒーローの世界でございますな。
 
 オリンピックとは別に、
そんなメーカーの技術を誇示するようなスポーツの祭典があっていい
と思うのでございますけれどねぇ。
 
 F1みたいなものでございますな。
 
 ちょっと『タイガー&バニー』みたい? あちらは能力者の話ではございますが。
 
 
 

 
2020/03/08 喉元過ぎれば熱さを忘れるって、どっちの意味でしたっけ? 
 
 今は苦しいけれどそれを過ぎれば以前の状態に戻る? 
 
 それとも
 
 忘れず次にそのような事態が起こったときに備えなければいけないってこと? 
 
 ちょっと調べてみましたが、よく分かりませんでした。
両方の意味に使っている気が……。
 
 基本、人というものは
 苦難に遭っても過ぎてしまえばそのときのことは忘れてしまうものだ、
 
 と、法則と申しますか、事実を述べている感じでございましょうか。
  
 でも人間、喉だけで出来ているものでもございませんから、
忘れてしまうもの、忘れてはいけないこと、忘れようとしても出来ないこと、
忘れようとしても覚えられないもの……。
 
 まぁ、いろいろとございます。
 
 
 
 
2020/03/09 ついでなので『マリオを救え!』の感想を
チャチャーッと書いておこうと思ったのでございますが、
このゲームブックバグがあるみたい
(いや、昔やったことはあるので、忘れていたのでございますが)。
 
 てなわけで、雑にフローチャートを書き始めてしまいました。
 長らくお待ちください。
 
 フローチャート描くのは楽しいけれど時間が、ね。
 
 それにしても、勁文社のゲームブックでは聞いたことがないのに、
双葉社のそれにはバグがあるのはなぜなんでしょ? 
 
 管理体制とかチェック体制の違い、かなぁ。
 
 にしても、最終作である『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』まで
バグがあるというのは、その前に何とかならなかったの? 
 と問いただしたい気がいたします。
 
 
 
2020/03/11 チェック中。バグと思われる箇所は一カ所のみみたい。
ただ……。
まあ、雑にでもフローチャートを描いたおかげで、分かったこともございました。
フローチートはやはり描いてみるものでございますな。
でも、時間がね。あとチェックが面倒。
 
 
 
2020/03/12 春の甲子園、一年延期かぁ……。
こういうとき、水島新司先生だったらどういう展開にするんだろ? 気になる。
 
 出場停止やケガで出られそうにないという話はあったものの、
 こういうのは無かったんじゃないでしょうか。

 
 
 
2020/03/13 インフルエンザって、今年はいつもほどには流行らなかったみたい。
なぜかみんな今年にかぎってインフルエンザの予防にがんばったのでしょうな。
 
 ところで花粉症の季節でございますな。
 マスクはそろそろ普通に流通するのかなぁ。
 
 花粉症の薬って眠くなったりいたしますから、
使えない、マスクがないと困る
という人もけっこういるのではないかと存じます。
 
 
 
2020/03/14 ピップジュニアって、
火の玉>とか使うと、自分が燃え尽きちゃうんじゃあ……。
 
 
 
2020/03/15 戸田書店静岡本店が5月中旬に閉店だそうだ
困ったなぁ。
 
Role&Roll」も「ウォーロック・マガジン」も
ここで買っていたんだけれど……。
 
 
 

2020/03/17 今ごろアナログゲーム畑の人は、
テーブルサイレンスRPGとか、マスクをしたまま遊ぶゲームとかを
開発しているんだろうなぁ。
 
 ゲームの説明も口でしないですむようなのとか……。
 
出来がよければ、しゃべるのが苦手な人や耳の遠い人にもありがたがられるかも。
 
 
 
2020/03/19 政治の世界っていうのは、面子がなによりも大切で、
1度それを失ったら浮き上がってこれないとからしいですから、
 
消費税でもオリンピックでも一歩も引かないのでございましょうが……。
 
もし失敗したとしても、
うまいこと統計を利用したり、いろいろな理由をつけて
自分や政治の責任ではないように出来るのでございましょうが……。
でもねぇ……。
 
 
 
2020/03/21  でも、実は統計とかデータにはいろいろなトリックがあって、
自分の主張に合わせたデータというのは、いくらでも持ってこれるんですよ。
これはゴーストライターをやってると、痛感するというか、
本当は良くないことなんですけれども、
著者の主張に合ったデータをなんとか見つけるのが重要だったりする。
 
 そうですね。
 
 たとえば森林が減少しているという主張についても、
百年間の推移を見ると増えたり減ったりしているかもしれないんだけど、
ここ二十年だけを見れば減少の一途をたどっているなんてことはある。
それは別にデータを改竄とかしているわけじゃなくて、
都合よく解釈するためのテクニックなんですよね。
我田引水的に物事を論じられる能力がゴーストライターには求められる。
この主張を裏づけるデータを見つければ完璧に落ちがつくみたいな、
その最後のワンピースを探すのに時間がかかるんですよね。
書くのは実際そこまでかからない。
 
(「本の雑誌 2019/8 特集 別人28号を探せ!」p.16)
 
 
 
 
2020/03/22 ファイティングファンタジー」シリーズなど、
外国のゲームブック挿絵って、
日本のイラストレーターが描いたらどんな感じだったんだろうって、
想像することございません? 
 
 ホビージャパン版はナシだとしても……。
 
あの絵で見なれている方は他の絵など考えられないのかなぁ。
 
逆にあの絵が受け付けないという方もおられると思うのですが。
 
でも、『さまよえる宇宙船』あたりでしたら、
変えてもいい変えたほうがいいとおっしゃる方も多いのでは?
 
 
 
2020/03/23 さし絵を日本人のものに変えるのは
海外のテイストが日本になじまないと判断されるからでございましょうが、
そういうことって絵だけではなく文章そのものにもあるみたいでございます。
 
たとえばロマンス小説
原作によくあって、必ずといっていいほど翻訳されないのが
胸毛の描写だそうでございます。
 
まぁ分かりますよね。
ロマンス小説に胸毛は要らないですもの、日本人にとっては――。
 
 
 
2020/03/25 
 

一年たったら ぜひ会いましょと
固い約束 夢じゃない
ホントコレ 夢じゃない~?
 
 
 
2020/03/26 2020/03/30 (Mon)の記事
「水瓶座の時代~~ニューエイジの皮肉」に移動しました。
 
 
 
      
2020/03/27 『ダークデイズドライブ フラタニティ
齋藤高吉:著(新紀元社/2020/3)買ってきました。
 
p.2すぐにセッションに使用できる品塩などが収録されています。
 
品塩? 
新しい用語? 
吸血鬼の中には塩に弱いのもいるからそういうルールなのかなぁ……。
 
などと考えて2~3時間、ようやく気がつきました。
 
シナリオ、ね。
 
こういうところにナゾを入れてくるとは、さすがだ。
 
 
 
2020/03/30 PLUM(ピー・エム・オフィスエー)の
ビックバイパー模型買ってきました~。
 
グラディウスⅣ』やってないけど……。
 
というか、『グラディウス』自体最初ので終わっているからなぁ、わたくしは。
 
ぱろでぃうす」のほうはアーケードでもたいてい試したし、
PSP版も持っているけれど……。
 
 
 
2020/03/31 はしかは、子供がもっともかかりやすいウィルス性感染症の一つだ。
    (中略)
 感染が出るまで時間がかかること、
ウィルスのキャリアが自分の感染を知るまでに病菌をまき散らしてしまうこと。
ウィルスそのものに感染力が高いこと――
この三つは伝染病には完璧な組み合わせである。
一九七〇年代まではしかは猛威をふるい、
アメリカ国内ですら子供が感染しないほうが、珍しかった。
    (中略)
はしかの撲滅は、ワクチンの組織的な予防接種が功を奏した輝かしい物語である。
    (中略)
就学前の子供たちにMMR接種を義務づけた結果、
二〇〇〇年にはアメリカ全土ではしかが大幅に減った。
 
『錯覚の科学』クリストファー・チャブリス ダニエル・シモンズ:著
      木村博江:訳(文春文庫/2014/8 p.230))
 
 
 
 

 今月は、ホントにいろいろなことがございましたな。
いろいろありすぎて困ってしまうぐらい。
まさかコロナウィルスのことがこれほど大きくなるとは、
誰も思ってはいなかったのではございませんでしょうか。
 
ネタには困らなかったのでございますが、ボツにしたネタも多々……。
自分基準ではございますが、配慮はしているのでございますよ?
 
 時事ネタはそれほど書きたいとは思わないのでございますが、
あとで見直したときに、日記みたいにあの時にはこんなことがあったなぁ、
と分かるのはよろしゅうございますな。
 
 そういうことが言えるようになるためにも、一刻も早い終息を願う次第でございます。

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 2020/03/26 のタイトル下で、水瓶座の時代のことについて書きました。
 
 そのあと、それに基づいた考えであるニューエイジ思想というものについて、
ウィキペディアなどで読んでいたのでございますが、
面白かったので自分の考えを交えて書いてみたいと思います。
 
 わたくしの考えヌキのものを読みたい方は、ちょっと調べてみてください(雑)。
 
 
 
 というわけで、2020/03/26 のタイトル下に書いたのはこんな感じ。
 
 アクエリアンエイジ――水瓶座の時代と申しますれば、
真っ先に思い浮かぶのが、映画にもなったロック・ミュージカル、
ヘアー』の劇中曲「アクエリアス」でございますな。
 『輝く星座』という邦題がございます。
 物質文明は終わりを告げ精神の時代がやってくる。
すべての人が心でつながる時代。
そうなれば、戦争や不平等はなくなり、世界は愛で満たされるだろう。
 
ヒッピーの中心思想と申してよろしゅうございましょう。
 
 超能力やニューエイジの神秘思想とも結びつく考えでございますな。
 
 この歌、
ヒッピーに関するNHKのドキュメンタリーか何かで流れていたのでございますが、
ヒアリング力が壊滅的なわたくしは当時、
「アクエリアス」と歌っているところを「オフィーリア」だと思いこんでしまいました。
ヒッピーの映像でどうして『ハムレット』なんだろうと
ちょっといぶかしんだものでございます。 
 
 
 最後の一文は、タイトル下では見切れておりましたけれど、
でもオフィーリアではなさそうだ。ということで、
 タイトルを知るまで、なんて歌っているんだろ? 
と、けっこう疑問に思っていたのでございますよね
 
 テキトーに、
 
 エイジ オブ アメーリカ アメーリカ
 
  ですとか、
  
 エイジ オブ アーケーディア アーケーディア
 
  などと歌ったりしてですね。
  
 アーケーディアはアルカディア、理想郷でございますな。
理想郷の到来を祈念するっていう感じはありそうじゃないですか。
 
 実際の歌詞も、水瓶座の時代を素晴らしいときのように歌っておりますし。
 
 
     ☆        ☆       ☆ 
 
 
 で、その水瓶座の時代でございますが、
いつ来るか、解釈によってかなり開きがあるみたいなのでございますな。
昔読んだ山本弘先生の御著書では、いつだったかは忘れましたが、
少なくとも、今いる人が生きている時代には訪れないみたい
 
 
 でも、西洋占星術の世界では、
 人間の歴史を12宮の進行に当てはめて
2000年周期で次のようになるとしているようででございます。
 
BC 2000~西暦元年 白羊宮の時代    ゼウス・デュオニソス・牧神パンなどの時代
  
西暦元年~西暦2000年 双魚宮の時代   キリストの時代
 
西暦2000年~西暦4000年 宝瓶宮の時代  世界的組織化・国際的兄弟愛の時代
       
 (『イメージ・シンボル事典』アト・ド・フリース:著
               山下圭一郎:主幹/大修館書店/1984/3)

 ちなみに、原典は1974年の出版にございます。
 
 
 何か、すごく西洋中心的でございましょ? 
 
 それだけでうさんくささを感じるのでございますが、
水瓶座の時代は、このような考えから出発しているのでございますな。
 
 西暦2000年キリストの時代は終わりを告げる
つまり、キリスト教に対する否定でございますな。
そのあたりが、カウンターカルチャー(対抗文化)と呼ばれる原因かと。
 
 ですからニューエイジ思想は、
キリスト教的な神の否定から始まっているわけでございます。
 
 で、神の救いを得られないとすれば、何を頼りに、何を力にしていけばいいのか……。
 
 その一方が、チャネリングとか指導霊とかいった、
シャーマニズムを参考にしたような、高次精霊との合一
チャネリングという言葉から、
こっちにはUFOとの交霊――宇宙意識みたいな話まで含まれてまいります。
 
 
 もう一方が、チャクラとか気とかいった考えを基にした
人間の精神には無限のパワーを発揮する可能性があるという思想。
超能力もここに入ってまいります。
ニンジャや『ドラゴンボール』が人気があったり、
『スターウォーズ』のフォースなんかも、この考えでございましょう。
 
 2つのエネルギーの源の関係はあいまいでございます。
 個人の無限のパワーの源は宇宙にあまねく存在する生体エネルギーであるとして
前者と結びつく場合もございますし、そんなに意識されない場合も――。
 
 ただし、両者についていえるのは、
東洋思想や先住民族の信仰がそのまま導入されたのではない
ということでございます。
 
 それらを、アメリカ流の個人主義や合理主義、功利主義で解釈しちゃう。
 
 東洋思想にしろ先住民族の深い知恵にしろ、
本来は教えられるものではございませんでしょう。
体験し、思索し、みずから学んでいくのと思われます。
そして、それらから得られるものは自己の深化であったとしても、
現実の場面ですぐになにかに役立つというものであるとは思えません。
 
 そういうものをアメリカでは、解体し、自分たちの解釈で理論化するわけですな。
 
 で、セミナーなどに人を集めやすいように、現実の利益を前面に出し、
教えやすいように、言葉にならないものを言葉にしていったわけでございます。
 
 現実の利益と申すのは、
自分の思う自分になれるとか、成功する、お金持ちになれるというものでございますな。
 
 個人主義が土台にございますから、超自己中心的
 魂のレベルを上げていけば何でもできる。
 思ったことは実現するというのでございます。
 
 RPGの、経験値をためレベルアップすることで能力が上昇するというのも、
こうした考えにもとづくものかもしれません。
 何しろRPGは、サブカルチャーの産物でございますからな。
 
 
 甘い認識や浅はかな考えも、高みに達するための一里標。
間違ってもそれは魂を成長させるための試練、みたい。
 失敗という言葉はない、超ポジティブなのでございますな。
 
 わたくしといたしましては、ちよっと気味が悪い感じが……。
 
 ★ 実際問題といたしましても、
   この自己中心的・目的達成特化型の思想には
   ついて行けない方もおられるようでございますな。
   とにかく自分が一番なので、
   友達なくしちゃったり、
   目的は達成できても心の安定は得られなかったり……。
 
   
 で、ですねぇ。
 「自己責任」という言葉も、
こうした思想の中から生まれた言葉だそうでございますな。
 
 精神は運命をコントロールできる。
 なので、貧乏も病気も災害に遭う運命も、すべて変えることができる。
 それを変えられないのは、その人自身の責任。

 そういう考えが「自己責任」の基になっているみたいでございます。
 

 傍目で見ての無責任な感想として、これってすごく面白いと思いません?
 
 愛と平和すべての人の平等の到来を待望した水瓶座の時代が、
超利己的な「自己責任」の時代になってしまうのですよ。
 
 歴史でもございますでしょ。
 理想の社会をめざして、困難に困難を重ねて打ち立てた社会が、
いつの間にか理想とは別の、ともすれば全く逆のものになってしまう、
というようなことが。
 
 そんな皮肉を感じてしまいます。
 
 
 そしてもうひとつ。
「こころの時代」ともうしますと、
すべての人の心が通じ合い、わかり合う時代だと思ったものですが、
このように超利己的で、まったくわかり合えない
こころの時代というのもあるものでございますな。
 
 これも皮肉でございます。
 
 さらにもうひとつ。
 最初の「イメージ・シンボル事典」の宝瓶宮の時代に立ち戻ってみましょう。
 国際的兄弟愛はともかくとして、「世界的組織化」。
これも現在起こっていることでございましょう。
 図らずもでございましょうが、当たっている――。
 
 
 そういえば、「グローバル化」というのも、ニューエイジ思想みたい。
この新しい考えは、
アメリカ発のさまざまな新しい規範と結びついているようでございますな。
 
 先ほど見ましたように、ニューエイジ思想は、
昔からある信仰をカット&ペーストして加工した、
大地に根ざさない都市の宗教と申してもよろしいかもしれません。
 
 インターネットが世界の中心になれば、
思想はますます大地に根ざさないものになるのかもしれませんな。
 なにしろ、インターネットやそのサービスの中心となっている方々は、
ニューエイジの人だったりいたしますから。
 
 水瓶座の時代であるかどうかはともかくといたしまして、
そのなかでこのアメリカ発の思想が広まれば、
まさに「ニューエイジ」――新しい時代の宗教と申せるのかもしれません。
 
 
 ――今後この考え自体も、時代の流れで変わっていくやもしれませんが……。

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ゲームブックDS『アクエリアンエイジ』 ついでなので、
アクエリアンエイジ』のほうも
日記をもとに書いておきましょう。

 気がついてみれば両方とも
ブログを再開した時に書いている
のでございますよね。
 
前回の記事を書いたあとで
気がつきました。
書いたことは
わかっていたのでございますが、
もっと簡単にすませていたとゲームブックDSアクエリアンエイジ
思ったのでございますよ。
 まぁでも、そんなにはタブって
ないんじゃないかな??
 ということであらためて書いて
まいります。
 
     ☆    ☆     ☆
 
 
 ゲームブック味は薄れ、
恋愛アドベンチャー風。
 部分的に女性のボイスも入る。
 ホントは女性はフルボイスに
したかったのではという勢いで。ゲームブックDSアクエリアンエイジ
 
 サイコロなどの要素はなし。
「アクエリアンエイジ」なのだから、
カードによる戦闘とかありそうなものだが、
そういうものは一切ナシ。
 
 面倒なことはやめたということか……。
 
 そのかわりキャラクター紹介が増え、
それがこのゲームの性格を象徴している。
 
 一画面の文章量は、
シリーズが進むにつれて少なくなっている。
 文章は、恋愛アドベンチャーのそれ。
 キャラクターも
恋愛アドベンチャーの典型だ。
 
 授業をサボって屋上で寝ている主人公。
「お兄ちゃん」と呼んだり
料理を作ってくれる姉妹。
 無口で謎めいた図書委員――。
 こうしないとダメなのか
というぐらいベタ設定だ。
 ゲームブックDSアクエリアンエイジ
 それにしても声優の方はすごいな。
「はわわ~」とか、
ふだん一秒たりとて使わない言葉を
ちゃんとしゃべるんだから。
普通に違和感あるけど、
声優の人も苦労なさっているのだろう。
 
 そんななかに、
妖精の少女が転がり込む。
 妖精を、動物は感知できるが、
ほとんどの人間にはそれができない。
 主人公は、その稀有な人間で、
かわいそうだからと
彼女にえさを与えたのが運の尽き、
ご主人さま、
とつきまとわれることになる。
 
 妖精は、ドジで力だけはあるは 
 大食いだわで、
 しかも人間にとって不可視。       ↑ おまけの藤真拓哉先生の画集。
 そのため、               21枚あるそうだが、開封してないので
主人公はおかしくなったと思われ、     わからない。裏は、ポストカード仕様。
苦労することに――。           B5なので120円切手を貼れと書いてある。
                       パッケージが大きいのはこのため。
 などとプレイしていたら、        ソフトだけ必要な人には、パッケージの
 まさかのループもの。          梱包材(←失礼)。逆にCDやカード・ 
                     それにこのイラストが目当てで買った人に
  まぁ、                とっては、ゲームカートリッジのほうが
「運命の七日間はまだ終わらない」     食玩のガムみたいな存在なのだろうけど。
 などとあったので、
 少しは予想はしていたものの、
 ループする意味が分からない。
 危機的状況があるのならまだしも、
そういうのが全然ないんだもの……。
 
 
 
      ☆    ☆     ☆
 
 
 
『鋼殻のレギオス』には大きなバグがあったから、
さすがに反省してこっちにはないだろう、と思ったが、甘かった。
 
 全くもって甘かった。
 
 1つ目は、本文からオプション画面にうつると、
基本的なアイコンは出るもののメイン画面が消えてしまい、
そこでの操作ができなくなってしまうというもの。
 
 端的に言えばセーブできなくなるということだ。
 
 これには困った。
 
 とにかくセーブせずにやり続けるしかない。
 
 文章戻しの機能をつかって前の文を読み、そこの用語から用語解説画面に跳び、
メイン画面に戻ってきたらセーフ画面が開いてくれたので、
なんとかセーブする。
 
 ただ、少し進めセーブしようとしたら、やはり先ほどと同じ症状におちいってしまう。
 
 同じようにやれば何とかなるかと思ったのだが、
戻り画面の表示が次第に遅くなる。
ついには数分待ってもブラックアウトのままなのでやめてしまった。
 
 これは、自動送りの速度を初期設定に戻すことで解消されるようだ(今のところ)。
 
 それにしても、
普通にプレイしていて発生するバグがそのままというのは、どういうことだろう。
 
 
 さて、内容についてだが――。
 うすい感じがする。
 マンガの連載1回目をえんえん繰り返している感じだ。
 超能力ものらしいから、超能力者でも怪物でもドンドン出せばいいと思う。
これは、『鋼殻のレギオス』のときにも感じたことだが。
 
 七日間のループだが、七日目に悲劇が訪れるというわけでもない。
いや、始まってさえいないという感じだ。
 
 
 
      ☆    ☆     ☆
 
 
 
 原作があるせいなのだろうか。展開に無駄がある気がする。
 異世界との関係とかいろいろと謎が残るけれど、
そういうのは原作ゲーム中で分かっていることなのだろうか?
 
 恋愛アドベンチャーにしようとしたのは、いつ頃からなのだろう。
 元の構想としては、もっと大きい話だったような気がする。
 
 というのは、「エクストラ」にある「サウンド」だ。
 
 そのタイトルが
「太古の真珠」「極星帝国襲来」「蹂躙されたロンドン」「恐怖の行軍」
「ハンニバル軍の猛攻」「アルカードと夜羽子の別れ」「皇帝登場」と、
もう本編とはまったく関係のないタイトルで埋まっている。
 
(シナリオも何もぜんぜんできていない状態で、
 原作の「アクエリアン・エイジ」のイメージでタイトルをつけたようにも思えるが、
 そうは考えないことにして)
 
 だからもう、全然別のストーリーだったのだと思うのだ。
 戦闘システムも、原作準拠のカードバトルでという構想があったのではないか。
 
 それが戦闘ルールもなく、美少女アドベンチャー的なループものになったのは、
やはり制作に必要ないろいろなものが足りなくて、
作りやすくてウケやすい――ある一定の購買数を見込めそうな――
形へと変わったのだろう。
 
 とにかく、いろいろと不足していたことがうかがえる。
 
 前のほうで書いた、セーブが出来なくなるバグもそうだが、
途中から音ズレもヒドいし、
キャラクターの片方が、もう一人に隠れるように重なることも。
バッドエンドでギャラリーに収められるはずの「美月一人」も獲得できないようだ。
 

 最後までプレイできるだけ『鋼殻のレギオス』よりマシ、とは言えるが……。

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ゲームブックDS『鋼殻のレギオス』 (ブログをお休みしていたころの日記から。
 2010年5月ごろ書いたのでございます。
 購入を考えていらっしゃる方は、
 参考になさってください
 ☆ ちなみに、
  初回特典のCDは聴いておりません
 ☆ さらにちなみに、右の写真
  パッケージの背景は、初回特典の
  マイクロファイバータオルなのですが、
スキャナの光が届かず、まっ黒になっております)


 鋼殻のレギオスおまけ
      ☆     ☆    ☆

  取説に、既読スキップのことが書かれるようになった。
 これは『ゲームブックDS ソードワールド』のとき
ファミ通のレビーでそれがないと指摘されたためだろう。
 ホントはあったのに。
 
 セーブはつ。
 ソードワールドは1つだったが、
 『アクエリアンエイジ』では、それが3つになるようだ。
  
 オマケ要素のギャラリーは、
 『ソードワールド』では、「???」だったが、
 今回は、暗い中タイトルが見えるという形に変わった。
 その方がわかりやすい。
  
 文章はコンピュータのアドベンチャーゲームに近くなった。
 いわゆる朝起きて顔洗って式水増し感大きい
 
 主人公は、レイフォン・アルセイフなる人物。
「君」ではない。
 
 そのあたり、ゲームブック感がなく、
コンピュータアドベンチャーゲームを感じてしまう。
 
 
 1章 
 
 教官との戦闘は、チュートリアル的意味を含むのだろうが、
ゲーム的な駆け引きが薄い戦闘なので、あまり意味がない気がする。
 
 候補生との戦いでは、シャーニッドが敵の旗を射って勝利するが、
こんなの相手としては納得いかないと思うぞ。
 
 選択はあたりまえの結果が多い
 
 脱隊などゲームオーバーはあるが、
それが「さぼる」とか「いかない」など、
義務を怠った結果なのだからつまらない。
 ページ稼ぎにすら思える。
 
章が進むとそうではなくなるが、今度は当てずっぽ感が強くなる) 
 

 2章
 
 これは外伝的短編集という扱いなのか?
 
 第十七小隊に爆弾魔から挑戦状が届いた。
 十七個の爆弾を撤去せよ。
 となると当然、ゲーム的な展開を期待してしまうが、その要素は全くなし。
プレイヤーの意思とは関係なく淡々と爆弾は見つかっていく。
 
 これだったら、ナゾトキ系のアドベンチャーゲームのほうが
ゲームブックらしいのではないだろうか?
 
(ちなみに、DSはゲームブックDSのために買ったので、
  この時DSのソフトはその3作しか持っていませんでした)
 
3章は記述なし。執事喫茶のアルバイトの話。
 ニーナ隊長がアルバイトをするメイド喫茶との客の取り合い。
 『鋼殻のレギオス』ってこんな話なの? 感が強い)
 

 4章
 
「意義をはさむ」(異議をはさむ)
「緊急事態じたい」(緊急事態)
「一般性と」(一般生徒)など誤字が見受けられる
「2009」と作成日を書いてあった残りと思われる字も――。

 最後の敵も、ゲーム的な駆け引きなく簡単に倒せた。
 
 4章のストーリーは兄妹げんか。犬も食わない。

 
 エピローグ
 
 バグで止まる
 選択も戦闘もない、エピローグが始まったばかりで止まる
というのはどういうことなんだろう?

 
 
 後日再プレイ。
 いくつか違った展開を見つける。
 とはいえ、日常からそれほど話が広がるわけではない。
 茶番
  
 で、最後はやはり、同じところで止まる。

  
 
 
 全体
 内容が薄く、『鋼殻のレギオス』というタイトルから
イメージするような話にはなっていかない。
 
 この作品ってこんな話なの?=こんな話じゃないでしょうと、
 いう感じがとってもする。
 もしこうだったら、人気作にはまずならないだろう。
 
 ギャラリーも半分ぐらい埋まっていないので、
 選択によってとか2周目とかに追加される話もあったのかもしれない。
 
 ただ、ギャラリータイトルを見ると、そんなに大きな話にはならなそうな感じはする。
 
 ゲームブックなら安く短期間に簡単に作れるだろうという理由で
この形式にした感が強い。
 
 構想は大きかったのかも知れないが、
制作にいろいろなものが欠けていたというところだろうか。
 


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右下に書かれておりますとおりこの絵は、
Role&Roll vol.183」のp.145
トンネルズ&トロールズ完全版 
  ソロアドベンチャー 廃都コッロールのトークティパス
p.143 パラグラフ 2-8 から
インスパイアされて描いたものでございます。
 
role&rol lvol185
Role&Roll vol.185」の読者欄に載せていただきました。 

 あのパラグラフだけでは、無敵の万太郎自身が宇宙人と関わるわけでもなく、
ちょっと絵としては面白くない、と申しますか成立しない――
まぁ、万太郎たちがグリフィンの回想を聞くという絵にはできますが、
主人公が直接活躍していない絵はつまらないだろうということでございます。
 
 というわけで、
最初はグリフィンに乗った万太郎とシックスパックが、
トークティパスから逃げている図をコミカルに描いていたのでございますが、
 
 グリフィンの前半身の参考にしていたワシの写真
――複数あるのでワシ自体といった方がいいかもしれません――
が、かっこよかったのでございますよ。
 
 特に羽根の模様が、幾何学的といっていい美しさ。
 
 そんなこともございまして、
またこのごろ、ヒロイックな絵を描いてみたかったこともございまして、
万太郎さんが宇宙船に立ち向かっている絵へと、方針大転換をいたした次第でございます。
 
 そんなわけで、ワシはけっこうがんばって描きました。
 羽根の模様は、実力不足で断念いたしましたがーー。

 ただ、
 後ろの獅子と合わせたら、そのワシが存外平凡になってしまいましたな。
 足をいじったので変になっておりますが、
 ワシの部分だけ見るとちょっとカッコいいでしょ?
 後半身をうねらせたりくねらせたりすればよかったのでございますが……、
 まぁ、時間切れでございます。
 
 シックスパックさんは、
グリフィンさんのおなかの袋に酒樽を入れて、
そこからぶら下がっている絵も描いてみました。
あのお方にとっては、酒樽が自分の命よりも大切でございましょうから。
でも酒樽が見えないか落ちそうにしか描けなかったので
普通の感じに戻しておいた次第でございます。
 
 トークティパスさんのほうは、ギャグだった時のまんま。
 なんかリアルに描いても仕方がないな、と思ったのでございます。
 第一、リアルに描くとなると円盤の中に入って、本人見えなくなってしまいますからな。
  
 描いていて
黄金バット』のナゾーさんや『アンパンマン』のばいきんまんさんに似ちゃうかも、
とも思ったのでございますが、それほどでもございませんでしたな。

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 検索をしていたら ツイッターあの子はだあれ?
#ネバーランドのリンゴ」のところで、
ふむふむぬくぬく」さまが、

~リンゴ』の表紙の絵は、
エスメレーさんではなく
カミーリアさんだと書き、
 
返信
でみずからその説に対して
疑問を呈しておられました。
 
 右の絵でございますな。
 
「ネバーランドのリンゴ」
 林友彦:著
 西尾誠:カバー・本文イラスト
 1986/7東京創元社
 
 

                         《表紙の女の子》
 
  
 どうなんでしょうねぇ。
 
 当時はホントただ単に、妖精の女の子の絵だなぁ、
ぐらいにしか思いませんでしけれど。
 
 ですから、まぁどっちでもいいのでございますが、
面白いので考えてみることにいたしましょう。
 
 考えてみますに、表紙絵がカミーリアさんだというは、
パラグラフ 256 のイラストと同じポーズをしているというだけが
根拠のような気がいたします。
 
カミーリアさん   着ているものも似ておりますが、
 エスメレーさんだってそれは似ています。
  
  パラグラフ 277 のイラストは
 少し違うようですけれど、
 これはベストを脱いだ状態
 でございましょう。
 
 パラグラフ1000 のイラストが
 ベストを着た状態じゃないのかな?
 
 わかりにくいですが。
  
 それに下半身は、
 256のイラストがスカートなのに対し、
 表紙の絵はパンツスタイル
 エスメレーさんと同じです。
 
 
 

 
   《カミーリアさん》
 

 256のイラストといえば、風景もまったく違います。
 
 その点はエスメレーさんも同じですが、エスメレー
地面に置かれているリンゴは、
カミーリアさんよりもエスメレーさんに
結びつくものでございますし、
そもそも
 
カミーリアさんがエスメレーさんを
押しのけて表紙に収まる
理由が分かりません

 
ファイティング ファンタジー」シリーズならば
ホビージャパン版をのぞいて
主役やその周辺のキャラクターは
表紙に登場しない
ということはございますが、
 
東京創元社の日本人作家の作品には
その法則が当てはまらないと申しますか、
むしろ逆な感じがいたしますし。
 
                                                                                      《エスメレーさん》
 
 
それに、ツィッター返信のところで
ふむふむぬくぬく」さまがお書きになっていらっしゃるとおり、
256 のイラスト自体も、
カミーリアさんの特徴をえがいていないということもございます。
 
 イラストが実際の小説の描写とは違うということは、
 ままあることではございますな。
  
 イラストではメカメカしい宇宙船が、小説ではスマートなロケットだったり、
ものすごい美形が実際にはマッチョだったり逆に病的だったり……。
 
 
 この作品の場合はどういうことなのか?
 おそらくですねぇ、
彼女をエスメレーさんと誤認させるために
わざとそっくりに描いているのだと思うのですよね。
370で彼女にキスをするという選択とかもございますし。
 
 このゲームブック、ワナ要員のキャラクターが多くて、
彼女もまぁ、その1人といっていい存在でございますからな。
 
 それやこれやを総合して考えますと、
 
表紙の絵は、エスメレーさんでいいのでは、と思います。
 
髪の毛の色が表紙と本文で違うことは、ままあることではございますし――。
とは申せ、
本文中のイラストが黒で表紙が薄い色というのはめずらしいとは思いますが……。
 
 それが、256のイラストと同じポーズをしているのは、
エスメレーさんとカミーリアさんを誤認させるため。
 
そういう読者を惑わすワナが表紙から用意されているのが、
このゲームブックらしいとは申せます。
 
 
 とは申せこれは推測。
 名もない妖精族の女の子だとあなたが思ったのなら、
それでいいのだと思います。
 
 髪の毛も金色でございますしね。
  
 ただその場合、
なぜ名もない少女が表紙に選ばれたのかに答える必要があるとは思いますが――。
 
 
 

 
☆ というわけで、表紙の女の子描いてみました~!!
 
ネバーランドのリンゴ 
 物憂げな表情だったので、ちょっと大人っぽくなってしまいました。
もっとかわいい感じですよね。
 目線も下に行ってしまったので、
それに合わせて猫妖精を描いたのでございますが、
ちょっと位置的にずれてしまった……。
 なので、地面に起伏をつけてごまかしております。
 
 
 
☆ さて、このゲームブックには、もう1人と申しますか、
  もう一種のエスメレーさんが描かれております。エスメレー
 それは、インターバル的に挟みこまれている縦長の絵。
その半裸の女の子は、
おそらくエスメレーさんでございましょう。
 
 もっとも、伝説となったあとで描かれた
壁画かステンドグラスの絵という感じで、
その姿を正確に表わしているとは申せませんでしょう。
 
髪を額のまん中で分けているのも
ミロのビーナス風に半裸なのも、
後世の創作と考えられます。
 
 逆に、リンゴを手にしているのは、
伝説を絵にしたものだからこそ、
それが彼女の象徴として伝わっていたことを表わすもの
だと申せます。
 
 ついでに申せば、猫妖精の絵に羽が生えていたりするのは、
伝説につきものの尾ひれなのでございましょう。
 
 
 
 

☆ ところで、
  カミーリアさんって結局、エブライン王に会えたんでしたっけ?
  今回、追えなかったのでございますが、
 そういう場面は描かれていないような気が……。
 
 そんな風に、
ゲームのためにのみコマ的に存在するキャラクターが多かった
ような気がいたしますな、このゲームブック。
 
逆に申しますれば、
その分だけゲーム外の部分を想像で膨らませることが出来る、とも申せますが……。
 

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『水木しげるマンガ大全集 040ゲゲゲの鬼太郎ゲームブック 
 ゲゲゲの鬼太郎 12
 雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎他』
 水木しげる:著 
     (講談社/2017/9)
 
 
 
「ゲゲゲの鬼太郎 ゲームブック 
 トイレおばけのまき」
 p.483-502 パラグラフ数 48
 
  ゲゲゲの鬼太郎ゲームブック
 
 
 
 
           「ゲゲゲの鬼太郎 ゲームブック
           うみのぼうけんのまき」
            p.503-522 パラグラフ数 47

ゲゲゲの鬼太郎ゲームブック



 
 
 
 
 
 ゲームブックで検索したら引っかかったので、
本屋さんで探したらございました。
 
 どうやらこの本、電子書籍化されるみたいですね。
 
 このゲームブック、
1988年にポプラ社から
出ていたものだということでございます。
 
 
 ざっとプレイしてみました。
 
 子供むけながらなかなか面白い。
パラグラフ選択に迷路などのパズルがついたよくあるタイプではございますが、
単純な迷路ではなく、一工夫されていたりいたします。
 
 選択肢もちゃんと選択の意味があるものが多い。
面白いのは、
 
大ガメがきたとおもうなら 大ザメがきたとおもうのなら
 とか
やっつけたと思うのなら ダメだと思うのなら
などという選択肢で、

選んだとおりのことが起こるのでございますな。
 
 ダメなほうを選ぶと新しいパズルが始まったり――。
 
 理不尽に感じるかも知れませんが、
妖怪の世界でございますし、
みずからの選択が反映されるのはームブックらしくていいとわたくしは思います
(実は、ちょっとそんなの考えていた……なんていっても仕方ないですよね)。
 
 
ゲゲゲの鬼太郎ゲームブック
 

 ゲゲゲの鬼太郎ゲームブック
  
 ちなみに、税別2600円
 ゲームブックとしてはちょっと高い?
 
 いや、ゴーリー『狂瀾怒濤』
30パラグラフで税別1300円でございますから、
1パラグラフあたりで換算すれば、こちらの方が安いと申せましょう!

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 さて、
このようにアクションゲームを忠実にゲームブック化した作品って、
スタンダードなようでいて、実は少ないと思う……
少ないですよね。
 
 『ゼビウス』だってシューティングゲームの面影全くないですし、
他もちょっと思い当たりません。
 
 原作に忠実な方が量産は出来そうな気はいたしますが、
やはり読者も作者もそれではもの足りない、飽きてしまうということなのでしょう。
 
 その証拠と申しますか、
本作の続編、昭和62年1月に発表された『スーパーマリオブラザーズVol.2』では、
勁文社の外伝とは別の方向にぶっ飛んだ物語となっております
(が、それは別の話でございます)
 
 
     ☆      ☆      ☆
 
 ところで、 
 考えてみれば、フローチャートに組み込まれたパズル性という点でこの作品、
スティーブ・ジャクソンのゲームブックの影響下にある作品と申せますな。
 
 バグのように見えるループは、若桜木虔先生の? 
 いや、原作の『スーパーマリオブラザーズ』由来でございますか。
 
 
 
     ☆      ☆      ☆ 
 
 

 難易度的にどうだったかは、
今回ちゃんと最後までプレイする前にフローチャートを描いたこともあり、
よく分かりません。
 
 まぁ、当時は
難しい=長く遊べるゲームがそれなりに受け入れられていた時代でございますから、
子供向けと申しましても、それなりの難しさはあると思います。
 
 ただですねぇ、
前述の『スーパーマリオブラザーズ Vol.2』(昭和62年1月)を見ると、
1作目には書いてなかったことが書いてあるわけですよ。
 
「最後にゲームをうまく進めるための注意をひとつ。
 実際にゲームをやっていると、何度も同じ項目にきてしまうことがあります。
 これは堂々めぐりといわれて、ゲームの進行を妨げるいやなルート。
 この本には、この堂々めぐりの項目がいくつか作られています。
 しかしどのルートにも必ずぬけ道があるのです。
 このルートに入りんでしまったら、
 前に通った時に選んでいない方の行き先はどっちだったのかしっかり見きわめて、
 冷静に選択すること。
 そうすればきっと脱出できるはずです。
 短気を起こさず、頑張ってください。」
 
 てね。
 
 おそらく一作目に関して、
バグだ、とか進行できない、という
問い合わせや抗議がたくさん来たのでございましょうな。
 
 低年齢の方やこの作品で初めてゲームブックに触れたかたもいらしたでしょう。
それにこのタイプは、そういうものだと分かっていないととまどうものでございます。
 外見が易しそうなこともあいまって、途中で投げ出した方もいるのではないかと存じます。
 
 
 
     ☆      ☆      ☆ 
 
 
  
 そうそう、難易度と申しますれば、この『マリオを救え!!』。
エンドの処理でちょっと特徴的なことをしている箇所がございます。
 
 このゲームブック、[End]ごとにどこに戻るかの指示がされております。

たいていの場合、
最初のほうは、スタートへ、
中後半では、区切りのいいパラグラフに戻る指示がされているだけなのでございますが
……。まぁそれは、他のゲームブックでもやっていることでございますな。
 
 そんな中、パラグラフ 144 では、戻る際、技術に +1 する
という指示が書かれているのでございます。
 
 これはけっこう感動いたしました。
 ゲームオーバーになったのだからペナルティがあってもおかしくないというのに、
 それどころか、強くなっていくなんてーー。
 
 でも、考えてみれば、これはアリだな。
 そう思いました。
 
 わたくしはひそかに、「スーパーサイヤ人システム」と呼んでおりますが、
 ゲームオーバーになるたびに、技術+1。
 これっていいと思いません? 
 
 だって、死んだというのに困難な冒険にふたたび挑戦してくださるというのですよ。
 技術点を、3点、4点上げようとするならば、
 3度も4度も死ななければならないのですよ。 
 そんな果敢なプレイヤーには、利得があってもよろしいではございませんか。
 
 死ぬたびにどんどん強くなっていくということは、
相対的にゲームの難易度は下がっていくわけでございますが。

 

 ファイティングファンタジーシリーズなどですと、
ある点数以上技術点がないと詰んでいたりする場合がございますし、
 
技術点がいくら高くても、
フローチャートに見込まれたパズルをしっかり解いていかないと
クリアできないということままございますからな。
 
 チートではございますが、
最初から能力値をすべて最高にするよりはマシでございましょう。
 
 12 を超えてはいけないなどの制限をつけた方がいいかも思いますが、
 そのあたりはご随意に。
  
 それでも勝てない場合だってございますし――。
 バランスは自分で調整してくださいませ。
 
 
 
☆ ところで今回、フローチャートを描いてわかったのでございますが、
  この技術点+1は、このパラグラフ144 しかないみたい。 

  うーん。
 
  もっとたくさん、
  序盤以外はすべてこの方式だと思っていたのでございますけれどねぇ……。
 


 

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さて、このゲーム内世界
クッパを超えるボスの出現により、いろいろと狂っているという設定でございます。
 
 そのせいかニセモノが多い。
 前回見てまいりましたとおり、クッパにもニセモノがおりますし、
しかもそのうち一体は、クリボーが化けたものでございますよ(77)。
それが、少し弱めとはいえクッパの力で戦うのでございますから、
確かに狂っております。
 
 あるルートでは、クッパが次々と現れてエンドという場面もございますし(196)。
 
 前回見ましたとおり、
無数クリボーパックンフラワーの部屋というのもございました。
 
 これって、『スーパーマリオメーカー』を予見している? 
と申しますか、ようやく今になって
空想に技術が追いついたわけでございますな。
 
 
 
 味方のニセモノも登場しているようでございます。
 
 たとえば、ガラの悪いピノキオ(80)
ただ、正しい情報をくれるみたいですし、
このイカれた世界で、ちょっと言葉遣いが横柄になっただけなのかもしれません。
 
 そして、ルイージ
 クッパを倒し、下へ行くと、ルイージと会う場合がございます(225)。
 彼が、ピーチ姫は自分が助けて地下の秘密の部屋に隠したというので、
一緒に行く選択をすると……。
 
 後ろから突き飛ばされて、地下に閉じ込められ、
 [END]とあいなります。

 
 このあたり、当時一部にあった、マリオとルイージは仲が悪い
という説に由来するのでございましょう。
 
 この説、
 
アーケードの『マリオブラザーズ』のインストラクションカードに書かれていた
協力するか、それとも裏切るか」や、
ディスクシステムの起動画面での二人のやりとり(ウィキペディア参照)
 
から来ているみたいでございますな。
 
 
 このルイージがちょっとびみょーなのでございますよね。
 選択によっては、その前に一度ルイージの声を聞くことがあるのでございますよね。
 その声によれば、
彼は地下牢にいて、帽子をなくしてしまったのだとか。

 
 それに対して現れたルイージは捕まってもおりませんし、
帽子もかぶっております。
 
 だから、
このルイージがニセモノという「ボク」の判断は正しいのでございましょう。
作者としても、
それを手がかりにニセモノと判断して欲しいという意図があるのだと思います。
 
 ただ、そうなりますとエピローグが問題でございます。
  
 ここではマリオとピーチ姫が
「ボク」の手によって救い出されたことは書かれておりますが、
ルイージのことには一切触れられていないのでございます。
 
 まぁ、選択によっては声と「ニセモノ」、
どっちにも遭わないこともございますから、これが正しいのかもしれませんが……。

 となると、思い浮かぶでしょ?
 こういう場合のマンガのラストシーン。
 
「あれ、なんか忘れていたよーな」
「まっ、いいか」
 とかみんなで騒いでいるシーンがあって、
最後に一コマ、
「兄さーん!!」と泣きながら地下牢でへたり込んでいるルイージ、
 
とか、
 
みんなで楽しくわいわいやっている後ろで、
ボロボロになった何ものかが、シルエットでゆらりと地下からあらわれる……。
 
 なんかルイージかわいそう……。
 
 でも、
 ルイージのポジションとしては、それでいい……のかなぁ?
 
 
 
 
      ☆   ☆   ☆
 
 
 
 さて、そんなかわいそなルイージの汚名を雪(そそ)ぐのが、
付録となっております「ルイージの大冒険」にございます。
 
 マリオが骨休めの旅に出ている最中に、
またもピーチ姫がクッパにさらわれてしまった――
ということで、
留守をまかされたルイージが救出に向かうわけでございますが……。
 
 これ、プロローグの文がちょっと変。
 
「ボクだってクッパの一人や二人」と
まだクッパを倒してはいないようなことを言ったその口で
「この手で倒したはずクッパ大王」とおっしゃっており、
なんだか矛盾するのでございますな。
 
まぁ、ささいなことではございますが。
 
 
 40パラグラフで構成されたこちらは、
アイテムを記録する必要はあるのの、
戦闘ルールもなく、ポンポンと進んでいきます。
 
フラワー・キノコ・スターを集める必要はあるものの、
一息にやる分としては、ちょうどいい長さなのでないでしょうか。
 
 原作の『スーパーマリオブラザーズ』はステージ仕立て
になっておりますから、

マリオを救え!!』本編もそれにならって

このような40パラグラフぐらいで構成されたステージが
10ぐらいあったのなら、
ダレないで1冊プレイできるのではないかな、

とも思います。
 
 
 ゲームブックって、長い方がすごいと思われる傾向がございますが、
一息でプレイできる分量で区切ったステージ構成のほうが、
作者にとってもプレイヤーにとってもやりやすいですよねぇ。
 
 その証拠に、『展覧会の絵』にしても、
ドルアーガの塔』など鈴木直人先生の作品にしても、
そのようなステージ構成を採っております。
 
 区切る場所がないと疲れますし、
日をまたげばいろいろと忘れてしまうこともございますからな。
 
 
 まっ、それはさておきまして。
 この付録ゲームブック。
 主人公の「ボク」はルイージなのでございますが、
 なんだかとってもかっこいい

 ヤツ呼ばわりするし、
 
待っていろクッパ大王!
 いま、そこへ行ってやるぞ! 
 お前の野望もそこまでだ!
 
 ってな感じで、やたらと威勢よく
ルイージじゃないみたい
 
 本編と同じ作者なので、それほど文章は変わらないのですが、
この短篇のほうが不思議と勢いがございます。
 
 そしてその文体が、ポンポンと進んでいく感覚に、
拍車をかけている気がするのでございます。

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『マリオを救え!!』
ゲームブック『マリオを救え!!』

企画:スタジオ・ハード 北殿光徳
構成:池田美佐 高橋信之
文・作画:北殿光徳

(双葉文庫 
 ファミコン冒険ゲームブック
 シリーズ①
 昭和61年8月)
  
ーーさて、
というわけで
マリオを救え!!』。
 
双葉社
ファミコンゲームブック
シリーズ第1弾でございます。
 

 サイドのリンクにございます「ゲームブック倉庫番」を見ますと、
勁文社の「外伝11986年の7月だそうでございますから、
ほぼ同時期の作品でございますな。
 
 ちなみに、ファミコンソフト「スーパーマリオブラザーズ2」の発売が、
1986年6月だそうでございますから、それに合わせたものでございましょう。
 
~2」はクイックディスクでございましたから、
ディスクドライブを買ってもらえなかったお子さまを当て込んだ? 
 勘ぐりすぎかもしれませんが、少しはそれもあったのかもしれません。
 
 それはさておき。
 
 こちらの作品(『マリオを救え!』)は、
勁文社の外伝とはうってかわって、
テレビゲーム『スーパーマリオブラザーズ』に準拠した作りになっております。
 
 さし絵もイラストの他、画面写真を使っておりますし、
登場する敵もテレビゲームと同じか、
それをちょっとパワーアップしたもの。
それほど変化はございません。
 
ゲームブック『マリオを救え!!』敵   ゲームブック『マリオを救え!!』敵
 

 
 プロローグも、
私と姫を助けて欲しいというマリオの声を聞いた主人公「ぼく」が、
いつの間にかゲーム世界に入っていたというもの。
 
導入として非常にオーソドックスでございますな。
 
 
 パラグラフ数310
 システムは、勁文社の『~外伝2』と同じく、
バトルポイント表を使うものでございます。
こちらの能力値は「技術」と「体力」。
アルファベットの書かれた表には0~9を書き込みます。
 
 アイテムは一度手に入れたら、失うという記述があるまでいつでも使えます。
 原作では時間制限のあるスターも、ここではアイテム扱いでございます。
 
 
 物語性はそれほどございません。
 
 「土管がある」とか
「床と天井の中間にブロックがある」といった状況の描写と、
 
土管の中はワープポイントになっている場所もあれば
敵が潜んでいる場所もあるなど、選択のための情報
 
それにボクの感情・感想が書かれているだけでございます。
 
 まさにテレビゲームをそのまま本にしたといった感じでございます。
 
 プレイ感覚もファミコンのそれに近い感じですな。
 ポンポンポンッと進んでいって、「やられちゃった」でまた挑戦。
てな感じで手軽に気軽に進めていくゲームブックでございます。
 
 難易度も高くはなく、普通のゲームブックよりも少し低年齢
――小学校中学年ぐらいをターゲットにしたゲームブックでござましょうか。
 
 と、思ったのでございますが、それは第一印象でございました。
 
 プレイしてみると、クッパにはたどり着くものの、なかなか勝たしてもらえません
 
 なにかバグがあるのかも、とザッとフローチャートを描いてみました。
 
 見なくてもいいので、サムネイルにしておきます。
 
  ゲームブック『マリオを救え!!』フローチャート
  
 修正液は使っているのの、一発描きなので説明が必要ですね。
 
 左ページはゴチャゴチャしていますが、下の方でつながったりはしていません。
 
 一番左、1から始まる部分は、最後で右ページ右116あたりにつながります。
  
 そのまま下に続けていたのですが、
 右側のチャートにも知らずに同じところを描いていたのと、
 そちらの方が見やすかったので、移行しました。
 
 
 右ページには3つ、クッパから始まる流れが描かれていますが、
そのうち1つが本物
他2つは真のルートを探しに行かなければならず、間違えるとループします。
えんえん真のルートにたどり着けないということもあり得るわけです。
 
 バグがありそうだと思ったのは、そのあたりですね。
 
 とにかく原作準拠でございますから、似たような光景が続くわけでございますよ。
土管から出たあとに唐突に場面が変わっていても原作どおり。
 
 なので、今通っている場所が、
以前来た道なのかそれとも新しい場所なのかが
ひじょーにわかりにくい。
 
 しかもループやワープありでございますからな。
 
 バグで以前着た場所に来たのか、それとも意図されたものなのか、
判断がつきかねます。
 
 と申しますか、310パラグラフですし、
子供向けだからさっさと終わるだろうと思っていたので、
ループをバグだと思ってしまったわけでございます。
 
 
アイテムに関しましては特にフラワーは重要でございます。
おそらく必須かと存じます。
  
 たとえば(289)でワープしてやって来ても、
(43)でフラワーがないとはじかれます
(なので、(31)のハンマーブロスのところでは、
フラワーがないという選択はないような気も――)。
 
このルートは真の敵に出会うためのルートなので、
フラワーがないとゴールにたどり着けないのでございます。
 
 
 
 
 
 
 
 けっきょくバグと思われる部分は一カ所だけでございました。

 262の無数のノコノコか142の無数のパックンのいる部屋に入ってしまったシーン。
フラワーがないと、そのリーダーがコインをよこせという(105)のでございますが、
そこでなにもコインを持っていなければおしまい(113)、
1枚でも持っていればそれを渡してそこを脱出するわけでございます(15)が、
そのあとの(306)でございます。
 
 出口が見えたというのに、
「ボクはヤツの足もとにくずれ落ちた」となっていて、
文章のつながりがおかしいのですな。
 まるでボスキャラにやられたみたい。
なので、ここは間違っているのでございましょう。
 
ただ、別に浮いているパラグラフもないみたいですし、大きなバグとは申せません。

 ここ(306)でエンドになるのですが、
コインを払ったといっても、負けているのでそれもおかしくございません。
 
 が、脱出できたことにして、(192)へ進んでよろしゅうございましょう。
 

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 ゲームブッククイズ(149)

FUTABASHA GAME BOOK SERIES ⑤ は何?
 
 タイトルをお答えください。
 

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 さて、もう少し見ていきましょう。
 
☆ この世界では、コインではなく出てくるのは金塊
  それがエネルギー源となっております。
 
ゲームブックマリオ外伝2
 
 マリオでも食べられるということは、
金塊ではないか、マリオの体質が地底世界に来て変化したのか、
そのいずれかなのでございましょうな。
 
 ルール的にも金塊は、
買い物をするのに使えるほか、
体力や戦闘力のアップのためにも使います。
 
便利でございますな。
 
 それにしてもこの金喰獣というネーミング、
金塊しか食料がないのなら他の名前になりそうな気がいたしますが……。
 
わかりやすいから、いいか。
 
 
 
☆ 次にこれ。重要なヒント
 
ゲームブックマリオ外伝2
 
 ナゾトキゲームが得意な方ならば(そうでなくても?)
このヒントで、運命を決定する言葉が何と何かは予想がつきましょう。
 
 最後にはこの2つの光石が、左右に飛んでいってしまい、
かを選ぶ選択肢があるのでございますが……、
 
お分かりですよね?
  
 単純かもしれませんが、
ストーリーに組み込むものとしては、
なかなか気が利いたナゾではないかと存じます。
 



☆ マリオ必殺技
 そしてアンドレ王子のヨロイ姿
 
ゲームブックマリオ外伝2
 
 ポテト王国という名前からくるイメージとはうらはらに、
かなりスリムでございますよね。
 
 女性の方がお描きになっているせいでございましょうか。
あるいはマリオとの対比?

 おそらく、その両方なのでございましょうなぁ。
 
 
 
 
☆ ピーチ姫がクッパにさらわれる理由については、
  諸説あるようでございますが、
 
  この説明はけっこうきれいなのではないでしょうか? 
 
ゲームブックマリオ外伝2 ピーチ姫
  
 公式にしてもいいような気がいたします
 
 それはそれとして、この作品では、
キノコ王国の人たちはキノコではなく、
普通に人間の姿をしているようでございますな。
 
 
 
☆ で、大団円。めでたしめでたしでございます。
 
ゲームブックマリオ外伝2
 
 異世界を救って帰っていくというのは、外伝としては正しいあり方でございましょう。
『スーパーマリオブラザーズ』っぽさは、ほとんど無いレベルではございますが。
 

 

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きのう2020/03/03 ) 「今日は桃の節句・ひな祭り」からの続きでございます。
ですから、(1)はそちらということで
  
それでは、内容を見ていきましょう!!
 
 
アドベンチャーヒーローブックス コミック版
「スーパーマリオブラザーズ 外伝2」マリオ外伝2
原田力男:原作
橘しいな:絵

(勁文社/昭和61年11月)
  
 
 ちなみに、と申しますか、
外伝1のほうは
わたくし持っておりません
 

 
 古本屋さんで1、2並んだ状態で見つけたのでございますが、
衝動買いしないタチなものでございますから、
そのとき買わないで、次の時に見たら2しか残っていなかったという……。

 
 それをご了承いただいた上で
さっそく本論に入ってまいりましょう!

 
 
 

☆ まずはシステム。
 能力は、体力・戦闘力・魔力
10ポイントをそれに割り振ります。
 
 
戦闘はバトルポイント表を使うもので、
これら能力のいずれか(複数の場合もある)を
指示されたアルファベットに書かれた
0~6の数字を組み合わせるという方法をとっています。
 
双葉社勁文社のゲームブックでおなじみですな。
 
このやり方は、スピーディでいいという方と、
単純すぎてつまらないという方がおられると思います。
 
再挑戦の時に、前回の数字の並びを考慮に入れ、
バトルポイントを負けないように並び替えることが出来るのも、
評価の分かれることかと存じますが、
わたくしは肯定的でございます。
再挑戦なんて楽に終わった方がいいですもの。
 
 
 
 
☆ ストーリーは、と申しますと、
  
ピーチ姫がjまた何ものかの手によってさらわれるのでございますな。
  
  調べてみると、庭に深い岩穴が――。

 
 マリオ外伝2
 

 というわけで、地底世界での冒険の始まりでございます。
 

 地底世界と申しましても、ゲームのマリオのような暗い地下ではなく、
地上とあまり変わらない世界なのでございますな。
空があって雲までたなびいております。
 

 異世界と申してよろしゅうございましょう。
 
 で、そこで知り合った女戦士・マムさんによりますと
この世界は、
あるとき突如現れた魔獣によって、次第に魔界化しつつあるのだとか。

 
 マリオと申しますれば、おとぎ話のようなグラフィックでございますが、
そのようなところは一片もなし。
敵も爬虫類を中心とした、こわもてな奴らばかり。

 
スーマリ外伝2
 
(↑) たとえば、バトルゾーンに出てくるのは、こんな奴ら。
 
 
 ですからねぇ。感じといたしましては、
映画の『スーパー・マリオ 魔界帝国の女神』のほうが近いわけですよ。

(ニコニコにあったので見てしまいましたー)
 
 もちろんあの作品は、自動車も行き交う近代的な町なのに対し、
こちらは剣と魔法のファンタジー世界なので違いますが、
スーパーマリオと比べた場合、方向性として似ております。

 
 もしかすると、映画を作る際、
参考とした資料の中に混じっていたのかも??? 

 
 

 剣と魔法のファンタジーなので、
マリオがヨロイに身を固め、魔剣を手にして戦う場面もけっこうーー。
 
 マリオ外伝2
 

 任天堂がスクウェアとともに
スーパーマリオRPG』を作ったとき、
任天堂側から、マリオは剣で敵を斬り殺したりしない、
と条件がついたそうでございますが、
これはその前の話なので仕方がございません。
 

 と申しますか、こういった作品を見て
これはマリオじゃないと、そのような条件がつけられたのかもしれませんな。

 
 
 ストーリー的にも、
マムとともに魔獣の支配から地底世界を救うという話が根幹でございまして、
ピーチ姫を助け出すのが目的とはいえ、ちっともスーマリらしくはございません。
 

スーパーマリオブラザーズ」からの出演は、
マリオキノビオピーチ姫、
それにゲッソーらしきものがちょこっと出てくる程度。
 
 
ラスボス
クッパ 
 

 クッパ
 
 

 であるものの、最後に正体として出てくるだけなので、
全体をキャラクターとして支配しているという感じはございませんし――。

 
 異世界冒険ものにマリオのキャラクターを載せた
――ストーリー的にはそんな感じですな。
 

 ですから、「原作」という言葉にツッコミを入れたくなりますが、
プレイしてみれば、それはある意味正しいのでございます。

 
 


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 ふと気がつくと、今日は桃の節句
 
ピーチ姫ひな人形とかってあるのかなぁと思って
検索をしてみたのでございますが、
意外と申しますかやっぱりと申しますか、
これがないのでございますな。
 
 ピーチ姫の旦那様がいらっしゃらない以上仕方がない
と思っている方が多いのでございましょう。
 
 でもゲームブックファンは知っています。
 
 ピーチ姫に相思相愛の結婚相手がいることを
 
 そのお方こそ、ポテト王国アンドレ王子
 このお方でございますな。
 

 ピーチ姫の結婚相手
 
 2017/12/19 ゲームブッククイズ(6)で出題したので、
覚えていらっしゃる方も多ございましょう。
 

 
 出典はこれ。
 
スーマリ外伝2
 
アドベンチャーヒーローブックス コミック版
「スーパーマリオブラザーズ 外伝2」
原田力男:原作
橘しいな:絵

(勁文社/昭和61年11月)
 
でございます。
 
それにしても、表紙ソデに「ソロモンの鍵を奪い返し
とございますが……。
それ何か、別の冒険の気が……。
 

 
 

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2020/02/02 忍者ブログのメインテナンスもようやく終わったみたいですね。
 いやぁ、今回は長かったなぁ。
 1月の25日(土)ぐらいから? 
 あそこは確か土日休みだから復旧するにしても
月曜以降だろうと思ってはいたのでございますが……それにしても長かった。
 
 日曜日に復旧したということは、休日返上でがんばっていたのでございますなぁ。
 
 『ネバー・レイト・ナイターズ』? 
 
 わたくしはと申しますれば、ブログがお休みになっている最中、
しっかりのんびりしてしまいました~!!
 
 
 
2020/02/05 令和二年正月の「なぞのまとめ」を書いたのでございますが、
反映されない~。
処理中のマークがぐるぐるくるしております。
もう二度目
また書き直さないとならないみたい。
面倒くさいなー。
というわけで、どのぐらいかは分かりませんが……。
と書いてみたあと、記事を半分にしたらあっさり通りました
 
長すぎたのかも? 
でございますから、後半はのちほど。
 
……。
 
続きを書いたら文字が多すぎるというメッセージが……。
しかたがないので、3つに分けます。
そんなに多いと思わないけれど……。
ルールかなにかが変わったのかなぁ?
 
(分割するときにコピペを使ったせいで、
 余分な情報が容量オーバーの原因になっているのかも?
 でも、試してみる気が起きないので、そのままにしてあります。
 見ぐるしいですが、ごめんなさい)
 
 
 
2020/02/06 今回の『狂瀾怒濤』のフローチャートは、
エクセルを使ってみました。
 
本当はもっと整ったものも出来るのでしょうがご勘弁を。
ズブのシロウトには難しい……。
 
とにかく分かればいいということで、表の枠とかは無視。
折れ線や曲線も自由に動いてくれないので、こんな形になりました。
 
線の交差している部分はすべてまたぎ越しでございます。
 
 ちなみに、無方向移動型なので、下描きでも苦労しています
十数回は描き直ししているんじゃないでしょうか。
描いているうちに、
いつの間にか矢印が別のパラグラフに行ったり、消えたりするんですよね。

 
 
 
2020/02/11 イザナミノミコトヨモツヘグイをしたために
地上に戻ることが出来なくなったとありますが、
これって誰が用意して、誰と一緒に食べたんだろ? 
 
黄泉国はイザナミノミコトが起源みたいなものなのに。
 
おそらく、
ヨモツヘグイの起源を説明するために作られた話なのでございましょうが……。
ゆるいですよねぇ。
 
 
2020/02/12 (ヨモツヘグイ続き)
でも、もしかすると、黄泉の国にも果物とかはそこら辺になっていたのかなぁ? 
それを食べたのだったら、その前に誰かがいる必要は無くなるけれど……。
  
エデンの果実みたいに、
イザナミがそれを食べてイザナギにもそれを食べさせようとしたんだけれど、
アダムとイブの話とは違って、イザナギはそれに気づいて逃げちゃったとか?
 
で、イザナギは高天原という楽園にとどまることが出来たけど、
イザナミは根の国に住まうことになった??? 
 
かたや二人とも食べ、かたや一人は逃れたとなりますと……、
 
そこにドラマを感じますなぁ。
 
 
 
 

2020/02/13 昨日(02/12)、『ためしてガッテン』で、
逆さメガネの実験をやっておりました。
天地が逆さまに見えるメガネでちゃんと生活が出来るかというものでございますな。

 アレ、何十年も前にやはりNHKの科学番組で見た記憶がございます。

『ためしてガッテン』では、高齢者の転倒についてでございましたが、
その番組では、酔っ払いに関するテーマだったかも……。
そのあたり、よく覚えてはおりませんが、
 確かそのときも一週間やって上下逆転生活に完全に慣れ
メガネを外して2~3時間で通常の感覚に戻ったように記憶しています。
 
木造の、廊下のあるような家じゃなかったかな。
確か白黒で、ですから家の中は暗かったような気も……。 
 
昔の番組ですから、ゲストのコメントをはさむようなこともございませんでした。
映像自体に驚きがあるのでございますから、正直ゲストの驚きは要りませんな。
時間の引き延ばしにしかなっていないように存じます。
 
 
 

2020/02/14 2月といえば一年のうちで一番寒い時期だと思っていたんだけれど、
こんなに暖かくていいの? 
このままだと7月8月は50度ぐらいになるんじゃあ……。
 

2020/02/15 コロナウィルスの影響で
東京オリンピックが中止になるというデマが流れたそうでございますが、
そうなるとどこでやるのでしょうなぁ?
 
 やっぱり南極? 
 
ウィルスいないそうですし。
 
そうなれば、ひさびさにKONAMIから関連ゲームが出るんじゃないでしょうか? 
けっきょく南極ハイパーオリンピック』とかいうタイトルで
    (『――ハイパースポーツ』になるのかもしれませんが)――。
 
楽しみでございますな。
 ……。
 
 と思ったら、今日のニュース南極で20℃を観測とか言っておりました。
もう地球上のどこにいても、ウィルスからは逃れられない? 
 
小松左京先生の『復活の日』も過去のものになってしまいましたな。
 
 

2020/02/16 「世田谷ベース」さんが矢じりを磨いておりました。
こんなナイフみたいなのが降りかかってくるんだよ 
と、矢の恐ろしさを強調していらっしゃいましたが、
それよりもわたくしが注目したのは、
武器は手入れしないと劣化するということ。
 
食事睡眠を取らないと能力値が不利になる
ゲームブックがいくつかございますが、
実はそこには武器の手入れの時間なども含まれているのでございましょうな。
 
怪物と戦ったあと武器の手入れをしないと技術点-1
みたいな処理をしたいところではございますが、
ゲームブックの場合、
プレイヤーがめんどくさがってやらないでしょうからなぁ……。

 
 
 
2020/02/17 文学賞の著作権の扱いがヒドすぎることがニュースになって、
韓国文学思想社なんて出版社があることを初めて知りましたよ。
 
ほかにもなんとか思想社って出版社ってあるのかなぁ、
と軽く検索してみたところ、
日本には、世界思想社生活思想社光明思想社、があるそうでございます。
 
迷宮思想社とか異世界思想社なんて、
ゲームブックやファンタジー的なのもあるんじゃないかなぁと思ったのですが、
とりあえず見つかりませんでした。
 
反社会思想社とかあったら怖そうだなぁ……。
 
 
 
2020/02/19 無免許の看護師・非公認の18-21歳・自称奥さん(同棲中)
……って書くと、ピノコってすごいなぁ……。
その出生の秘密のほうが、もっとすごいんだけど。
 
 
 
 
2020/02/20 「島山明はその昔、私の相棒の泉晴紀君と名古屋の広告代理店で
机を並べて仕事をしていたことがある。当時からあの画調だったそうだ。」と、
「マンカ 冗談・知識 イミ(テーション)デス 1970~1988」伊達めがね・久住昌之:著
(大陸書房/昭和63/6)というご本に書かれてございました。
わかるとは思いますが、島山明鳥山明先生のことでございますな。
 
 ついでに蛇足ながら、泉晴紀先生はゲームブック的には
大江戸疑惑人走る!』の絵をお描きになっているかたで、
久住昌之先生とは泉昌之のペンネームで、
かっこいいスキヤキ』などを合作されております。
久住昌之先生は、『孤独のグルメ』などの原作者としてご存じのかたもおられましょう。
 
 
 
2020/02/21 今の時期、風邪薬のCMも大変だなー
コロナウィルスで外出を控えるように言っているのに、
ああいうのってたいてい、
仕事なんかで外出しなければならない人のためのものでございますからなぁ。
まぁ、CM自体は何ヶ月も前にできあがっているものでしょうから、
ここに来てそうそう変更できるものではないということもございますけれど、ね。
 
 
 
2020/02/23 フリーの青空文庫リーダーOyaziViewer」を使い始めてみました。
「TxtMiru」との二択だったのですが、
TxtMiru」のほうは、ウィルス対策ソフトに終了させられてしまうんですよねぇ。

チェックしてもウィルスないですし問題はないのでしょうが、
かといってチェックの対象から外すまでの気は起きないので、一択に。
 
 「OyaziViewer」ってアイコンがネコなんですよねー。
ダウンロードしたきのう(2020/02/22)はネコの日みたいなので、ものすごく偶然
 
 国枝史郎先生の『神州纐纈城』を読んでいます。
 
 
 
 
2020/02/24 あのダイヤモンドプリンセス
完全殺菌消毒してくれる企業をつのっているそうでございますが、
大変ですよねぇ。
それが完了したといたしましても、事故物件みたいなものでございますから、
しばらくの間お客さまが遠のきましょうし……。
 
ホント、災難でございますなぁ。
 
 
 

2020/02/25 B 社長とか個性の強すぎる人の本も難しいですよね。
成功ネタで話を聞いても、けっきょく寝てないんですよ(笑)。
そんなの真似できないだろって。
成功話をピックアップしたいんだけど、
そういう人たちって働き方が異常なので、
それはちょっと成功譚の例として出しづらい。
 
(「本の雑誌 2019/8 特集=別人28号を探せ!」(No.434 本の雑誌社)
  ● ゴーストライター匿名座談会 p.18
 
* 2/24 「世界はやっちゃったで出来ている」ネバー・レイト・ナイターズ」)に関連して
 
 

2020/02/26 Role&Roll vol.185
シャドウラン5thシナリオ クリスマスを守れ あるいはチキンの奇跡」の
奇術師ジョージチキンをふやすって、
チキン・ジョージ(『14歳』楳図かずお)ってこと??? 
 
違うかもしれないけれど、
先月(vol.184) のヘルカウ(HellCow)も、
バットマンリターンズ
キャットウーマン誕生シーンの「Hellcome」のもじりっぽいし。
アダムス農場アダムスファミリー? 
 
そういうのしれっと入れていそうな気がするんだよなぁ……。
 
 

 
2020/02/28 コロナウィルスは、
ネタに出来ないぐらいのレベルになってまいりましたなぁ。
多くのイベントや施設が中止や休止になって、
何ヶ月も前からそれを楽しみにしてきた方や、
そのために準備をしてきた方は、さぞや落胆なされたことでございましょう。
 
小中高等学校に休校要請も出たとか。
 
終息は一体いつ頃になるのでございましょうかねぇ……。
 
春頃には何とかなってもらいたいものでございます。
歩き始めたばかりのお子さまも、おんもに出たいと待っておりましょうから。 
 
 
 あっ、静岡ホビーショーも中止だ。

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ネバー・レイト・ナイターズ」って、公式の略し方では
 ネレナイ らしいですけれど、
 ネバレナイ のほうが、自然な感じがいたしますよねぇ。
 
 というわけで、vol.182のこの特集を読んでの絵でございます。
vol.184読者欄に載せていただきました。
 
 ネバレナイ
 
 「また」は、ずーんとくるものがございますよねー。
 照れ笑いでごまかしているのは、本人反省しているのでございましょうけれど。
 1回の失敗で、いろいろなものが吹っ飛んでいきますからねぇ。
 
 現場では対策を練ったり、外注に断られたり、関係者に連絡したり、
 家族にあやまったり……。
 大変でございます。
 
 
 というわけでこの作品、「ネバレナイ」
 タイトルだけ聞いたときはピンとこなかったのでございますが、
vol.182の記事を読んだら面白そう。
 
 これだったら、シナリオなんかなくても
社会人なら実際の経験からポンポンアイデアが浮かんでくるんじゃないかなぁ。
 
 ブラックな会社に勤めているかたが
TRPGをプレイできるかというあたりが難点ではございますけどね。
 特に時間とか――。
 
世界救済社畜TRPG」という悪魔合体のようなタイトルも素晴らしい。
 原案の段階では、おそらくもっと過激な内容だったんじゃないかと、
 そんな妄想が出来る題名でございます。
 
 この作品は「世界救済」でございますが、
第2弾としてそのうち「世界征服社畜TRPG」という追加の本が出そうでございますな。
 悪の組織こそブラックゴーストな団体が多そうでございますもの。
 
 まぁ、それはそれといたしまして、
 上司を痛い目にあわせるというのは、
半沢直樹のシリーズあたりの影響だとは思いますが、どうでございましょうねぇ。
 
 こういう組織では上司だって大変な思いをしていることは多いと思いますし、
上司にヒドいことして何の予告もなく辞められたりいなくなられたりしたら、
次にその立場になるのは自分たちでございますからねぇ。
 
 半沢直樹さんみたいに上にのし上がっていこうとするかたならともかく。
ブラックな会社でそれは、ちと辛いことになりかねないような気がいたします。
 
 とは申せ、それでも、
 3徹はゲーム的なネタといたしまして、
有給やボーナスがちゃんと出るのは、まぁまともな会社じゃないでしょうか。
  
 きっと労働基準監督局に何度も入られているんだろうなぁ~。
 
 
 
 ……とまぁ、こんな感じがvol.182時点での感想
 なのですが、その後のシナリオとか見ると、
システマティックに進みすぎるような感じがいたします。

 「プロジェクトX」的な話なのでございますから、もう少し
プレイヤーが話し合って問題解決をしていく要素が
あっていいと思うのでございますが……。
 
 ……。
 
社畜世界救済TRPG」なんていうのもあっていいかも?
 うん? 
 でもそれって、支配者によって奴隷のように扱われている
民衆を救うってことだから、けっこう普通のRPGなのかも。 


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仮面ライダーがバイクに乗っているのは、
チョイ悪に見せたかったから、
仮面ライダー

 と、さきほど『チコちゃんにしかられる』で、
チコちゃんがおっしゃっておりましたが、

「タウンムック増刊 仮面ライダー」
(徳間書店/昭和56年4月)
には
少々違ったことが書かれておりました。
 
 それによりますと、バイクに乗る設定は、
当時の毎日放送編成局長の廣瀬隆一さん
というかたの発案なのだそうでございます。
 
このお方、戦時中軍隊にいたころ、満州で陸王を乗り回していたほどのバイクマニアで、
70年代のヒーローにはスピード感が必要だ。
それも普通のバイクではなくモトクロス用に乗せようと主張されたのだそうでございます。
まだ、モトクロスが一般的になる以前の話でございます。
 
仮面ライダー 
 
 
 
『チコちゃん~』でおっしゃっていた
カミナリ族がヒントというのとは異なりますな。
 
 そっちは別視点――石ノ森プロ側の認識ということでございましょう。
 
 こういう語源とか起源というものは、
視点によって説が異なる場合があるものでございます。

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ゲームブッククイズ(148)
 
『魔城の迷宮』
奥谷晴彦:作
刀根広篤:イラスト

二見書房 ザ・ミステリ・コレクション/1989/3)
 

作品内の記述がすべて正確だったとして、
ジンギス・カーンがルドスを征服したのはいつ頃のことになる?
 
(特定できなかったので、答は、何年から何年かの間のいつか、という形になります。
 クイズとしてユルいなぁ)

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『西遊記 天竺(インド)への道』西遊記インドへの道
シミュレーションプログラム研究会:著
(白馬出版/昭和60年10月)

 
お話はといえば――。
 
 『西遊記』とございますが、
これは玄奘三蔵さまよりも100年あとの日本の話。
八世紀の中頃。東大寺の毘盧遮那仏が建立されてから
3年の時を経たころでございます。
その記念式典に顕現した観音さまのお達しに応じ、
若手僧侶一の道鑑が天竺をめざして旅立つというもの。
 
西遊記インドへの道
 
 
 孫悟空や猪八戒、沙悟浄といったおなじみの面々にも、
日本もしくはその近海ですぐに出会います。
 
 この、原作と違う主人公で原作と同じような旅を、というのは、
第一作目の『ザ・チャレンジ 80日間世界一周』
から受け継がれているところでございます。
 この作品では明治33年(西暦1900年)に、
ジュール・ヴェルヌの『八十日間世界一周』を読んだ賢次少年が、
本当に80日間で世界が一周できるか賭けをして旅立ちます。
 
 それはさておき。

 天竺到達までの期限は4年。
 観音さまが別にそんなもの設定しなくても……とは思いますが、
ゲームなのでしかたがない。
 
 本文中には太字で所要期間が何ヶ月か書かれておりますから、
それを記録して進行していくわけでございます。
 
西遊記インドへの道 
 
 
そう聞くと、
八世紀の半ばの東アジアの歴史や地理に関して詳しい知識があれば有利なのか
とも思えますが、そんなことはございません。
 
 推理力を駆使してルート選択しても、
現実的な、もしくは西遊記らしいトラブルに巻き込まれて
ちょいちょい足止めを喰らいます。
 
 有利に進めることが出来るかは、運次第なのでございます。
 
 なにしろ、103まで数字はふられているものの、それはページ数で、
パラグラフ的にはスタート・ゴール含めて34ぐらいでございますから。
 大したことが出来るはずもございません。
 
 こうした
時間を記録していくゲームブックの場合にはしばしばあることでございますが、
分岐をまとめるためにトラブルで時間を調整しているのでございますな、
映画『キャノンボール』(2だったかな、それとも両方?)みたいに――。
 たしか、『縄文伝説』もそうだったと記憶しております。
 
 なので当てずっぽうにポンポン行ってよろしいかと存じます。
 
 まぁ、パラグラフ的には少ないものの、ルートは多彩。
シルクロードや海路を行くルートなどもあり、
また8世紀当時の出来事や西遊記というパックボーンもございますから、
変化に富んでいて面白いですよー。
 
 とは申せ、パラグラフ数が少ないのはアダでございますな。
 題材がいいのですから、もっとさまざまな展開が見たかったところでございます。
 
西遊記インドへの道  
 
 ちなみに、このシリーズ第1弾の『八十日間世界一周』についても少し。

 こちらは、イラストを描いた人の表記はなく、絵はそれなりの出来でございます。
 システム的にはほぼ同じ。
 なので、ストーリー的にも同じようなこと
   ――題材はいいのだけれどパラグラフが少ない――が申せます。
  
 でも、『八十日間世界一周』のほうが面白かったかな?
  
 だいぶ昔にプレイした記憶なので、あいまいではございますが。
  
 

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ゲームブッククイズ(147) 
 
『西遊記 天竺(インド)への道』
シミュレーションプログラム研究会:著
(白馬出版/昭和60年10月)

西遊記 インドへの旅

イラストを手がけているのは、ズバリ誰?

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