2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
「ウォーロック・マガジンvol.05」はパグマイアの特集。
さっそく読んでみたのでございますが、世界観がどうもピンと来ませんでした。
vol.04を取り出し、その紹介も読んでみたのでございますが、やっぱり……。
アフターホロコーストで、中世風の世界。
それはいいのでございますが、そこから先がどうも平凡な気がしたのでございます。
D&D的な探索に向いている世界ということはわかりましたが、
この世界独特の特徴というものが、犬以外に見えてこなかったのでございます。
で、その後、巻末の小説を読むなどして、
ようやくこ世界のことがわかった気がしてまいりました。
なるほど、
ジャンルや概説だけでは取りこぼしてしまう部分に魅力があるようでございますな。
話はその前。
そんな魅力に気づく以前のこと。
中世的な世界を舞台とした、ありきたりな探索ものだなぁ、
と感じながら読んでいたとき、ふと思ったのでございます。
これ、日本を舞台にしたら面白いのでは? と。
のらくろやワンサくんなど、
イヌを直立させたアニメやマンガは日本に多くございますし、
甲冑や忍者装束、和服などを着せたらけっこうしっくりくると思うのでございますよね。
『サムライの剣』のような変な日本も、
イヌならあれほど違和感なく受け止められるのではございませんでしょうか
(それはそれで面白くない?)。
で、どんな感じがいいか、いろいろ考えたのでございますが、
案外国盗りの時代が合っていそう、かな、と。
群雄割拠の時代。
プレイヤーキャラクターはそのうちの一国に仕えておりまして、
国を守り、版図を広げるために、忍者を追ったり、敵を倒したり、
強力なマスターワークを見つけるために探索したりするわけですな。
天下統一とかは、
やるとしても相当レベルが上がってからでよろしゅうございましょう。
とりあえずスタート時は小国で、
敵に占領されそうになるのを防いだり、
少しでも領土を広げようと隣国と争っているわけでございます。
で、そのために必要なのがマスターワーク。
冒険で見つけたり、敵の城を攻めて奪ったりして、それを集めていくのでございます。
マスターワークは、そのもの自体が役に立つ場合もございますが、
それでなくても重要でございます。
それを多く所持しているということは、
マスター(旧支配者=人間)から認められているという証
――王権神授的に天下統一を認められた存在――ということでございますからな。
領主さまの評判も上がっていくというわけでございます。
そこらへんは、原作と同じでございますな。
まわりに存在するのは、犬族や他種族の城と国。
他種族には、集団を作らないものもいるみたいでございますが、
それはそれで特色を出せましょう。
イヌ同士でも同盟・反目があったりして、複雑な様相を呈しているわけでございますな。
そうした直接的な競争相手がおりますと、張り合いというものが違いましょう。
大国ともなりますと、
日本全土を滅ぼしかねないような強力なマスターワークをいくつも持っていたりして。
それらを奪ったり、発動を阻止するなど、冒険の幅が出てくると思います。
と、まぁ、『戦国パグマイア』としてはそんな感じなのでございますが、
ここで一つの作品のことが思い浮かびました。
その作品とは、
『南総里見八犬伝』
水滸伝に触発されて書かれたという、曲亭馬琴先生の大長編でございますな。
この作品、
里見家のお家再興のため、運命に結びつけられた八犬士が冒険する物語。
ですから、「戦国パグマイア」にぴったりと申せましょう!
(『八犬伝』の時代は、戦国よりもほんのちょっと前だったような気がいたしますが)
里見家がそれほど大きな国ではないことも含めまして、ね。
加えて『パグマイア』の「人の聖言」7つの規範。
これはもう、八犬伝の、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌。
8つの珠ではございませんか!!
と申しますか、『八犬伝』が思い浮かんだのは
(犬ということもございますが)、そのためなんですけれどね。
パーティのメンバーは、すべてこの珠のうちのどれかを持つ八玉の犬士で、
残りの仲間を探すという、原作そのものの流れでもよろしゅうございましょう。
八つの珠はマスターワーク中のマスターワークで、
その八つを集めて作った首輪の持ち主のもとに、
マスターが訪れ願い事を叶えてくれる、
もしくは犬族の進むべき道を指し示してくれる、
という伝説が伝わっている、
というのでもよろしゅうございますな。
『八犬伝』は伝奇小説でございますし、RPGと相性よろしゅうございますし。
申すまでもないことでございますが、プレイするのでございますなら、
南総にこだわる必要はございませんでしょう。
国は自分の住んでいるあたりにするのがよろしいかと存じます。
さっそく読んでみたのでございますが、世界観がどうもピンと来ませんでした。
vol.04を取り出し、その紹介も読んでみたのでございますが、やっぱり……。
アフターホロコーストで、中世風の世界。
それはいいのでございますが、そこから先がどうも平凡な気がしたのでございます。
D&D的な探索に向いている世界ということはわかりましたが、
この世界独特の特徴というものが、犬以外に見えてこなかったのでございます。
で、その後、巻末の小説を読むなどして、
ようやくこ世界のことがわかった気がしてまいりました。
なるほど、
ジャンルや概説だけでは取りこぼしてしまう部分に魅力があるようでございますな。
話はその前。
そんな魅力に気づく以前のこと。
中世的な世界を舞台とした、ありきたりな探索ものだなぁ、
と感じながら読んでいたとき、ふと思ったのでございます。
これ、日本を舞台にしたら面白いのでは? と。
のらくろやワンサくんなど、
イヌを直立させたアニメやマンガは日本に多くございますし、
甲冑や忍者装束、和服などを着せたらけっこうしっくりくると思うのでございますよね。
『サムライの剣』のような変な日本も、
イヌならあれほど違和感なく受け止められるのではございませんでしょうか
(それはそれで面白くない?)。
で、どんな感じがいいか、いろいろ考えたのでございますが、
案外国盗りの時代が合っていそう、かな、と。
群雄割拠の時代。
プレイヤーキャラクターはそのうちの一国に仕えておりまして、
国を守り、版図を広げるために、忍者を追ったり、敵を倒したり、
強力なマスターワークを見つけるために探索したりするわけですな。
天下統一とかは、
やるとしても相当レベルが上がってからでよろしゅうございましょう。
とりあえずスタート時は小国で、
敵に占領されそうになるのを防いだり、
少しでも領土を広げようと隣国と争っているわけでございます。
で、そのために必要なのがマスターワーク。
冒険で見つけたり、敵の城を攻めて奪ったりして、それを集めていくのでございます。
マスターワークは、そのもの自体が役に立つ場合もございますが、
それでなくても重要でございます。
それを多く所持しているということは、
マスター(旧支配者=人間)から認められているという証
――王権神授的に天下統一を認められた存在――ということでございますからな。
領主さまの評判も上がっていくというわけでございます。
そこらへんは、原作と同じでございますな。
まわりに存在するのは、犬族や他種族の城と国。
他種族には、集団を作らないものもいるみたいでございますが、
それはそれで特色を出せましょう。
イヌ同士でも同盟・反目があったりして、複雑な様相を呈しているわけでございますな。
そうした直接的な競争相手がおりますと、張り合いというものが違いましょう。
大国ともなりますと、
日本全土を滅ぼしかねないような強力なマスターワークをいくつも持っていたりして。
それらを奪ったり、発動を阻止するなど、冒険の幅が出てくると思います。
と、まぁ、『戦国パグマイア』としてはそんな感じなのでございますが、
ここで一つの作品のことが思い浮かびました。
その作品とは、
『南総里見八犬伝』
水滸伝に触発されて書かれたという、曲亭馬琴先生の大長編でございますな。
この作品、
里見家のお家再興のため、運命に結びつけられた八犬士が冒険する物語。
ですから、「戦国パグマイア」にぴったりと申せましょう!
(『八犬伝』の時代は、戦国よりもほんのちょっと前だったような気がいたしますが)
里見家がそれほど大きな国ではないことも含めまして、ね。
加えて『パグマイア』の「人の聖言」7つの規範。
これはもう、八犬伝の、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌。
8つの珠ではございませんか!!
と申しますか、『八犬伝』が思い浮かんだのは
(犬ということもございますが)、そのためなんですけれどね。
パーティのメンバーは、すべてこの珠のうちのどれかを持つ八玉の犬士で、
残りの仲間を探すという、原作そのものの流れでもよろしゅうございましょう。
八つの珠はマスターワーク中のマスターワークで、
その八つを集めて作った首輪の持ち主のもとに、
マスターが訪れ願い事を叶えてくれる、
もしくは犬族の進むべき道を指し示してくれる、
という伝説が伝わっている、
というのでもよろしゅうございますな。
『八犬伝』は伝奇小説でございますし、RPGと相性よろしゅうございますし。
申すまでもないことでございますが、プレイするのでございますなら、
南総にこだわる必要はございませんでしょう。
国は自分の住んでいるあたりにするのがよろしいかと存じます。
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