2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
『あたまがコんガらガっち劇場
「リリリリリリリリリ」のなぞ』
ユーフラテス
(貝塚智子・うえ田みお:制作
新聞連載担当:中田美和子):著
佐藤雅彦:監修
(小学館/2016/8)
「リリリリリリリリリ」のなぞ』
ユーフラテス
(貝塚智子・うえ田みお:制作
新聞連載担当:中田美和子):著
佐藤雅彦:監修
(小学館/2016/8)
2106年の発売と、
3年ぐらい前の本でございますが、
今回の増税前に買いました。
朝日小学生新聞に載ったものを
中心に構成されたものだとか。
ユーフラテスはご存じですな。
慶応大学佐藤雅彦研究室の卒業生からなるクリエイティブ・グループ。
NHK Eテレ『ピタゴラスイッチ』や『0655・2355』を企画・制作。
教育映像や新しい表現を生み出す活動をしている。
と巻末の紹介にあるとおり。
メデイアならではの、新しい表現を造りあげている集団でございます。
映像に関しては、紹介されている作品を見れば、それが実感できましょう。
本においてもその姿勢は変わらず。
この『あたまがコんガらガっち劇場』のシリーズも、
まさに紙の本という形態を活かした造りになっております。
本を、単に文字や画像情報の入れ物として考えるのならば、電子書籍で十分。
紙の本は不要でございましょう。
ですが、その形態やページをめくることなど、本そのものの機能を考えると、
電子書籍には収まりきれない本の魅力が見えてまいります。
そうした本自体を遊ぶ楽しさが、このシリーズにはございます。
本を遊ぶ、と申しますればゲームブックもそうでごさいますが、
この作品も、物語が連続していないことをのぞけばゲームブック的。
一作目の『あたまがコんガらガっち劇場』からして、
絵本『コんガらガっち どっちに進む』シリーズの原型となった
分岐のあるページなどがございましたが、
今作は、四コマとクイズという
基本のスタイルは変わらないものの、
穴あきカードを使った暗号なども加わり、
四コマ自体も含め、
より遊びの本としての性格を強くしたように感じます。
もちろん、選択をして進むページもあり。
(↑ 暗号。
これだけだと単純ですが、
次第に工夫したものが
登場いたします)
(↑ 選んで進むところ、ですが……
でも、それがいい)
クイズについては、対象が小学生ということもあり、
それほどむずかしくはありませんが、
発想の転換が必要なものも多く、楽しめます。
思いますに、
ゲームブックに登場する謎も、
この程度の難しさでいいんじゃないかな。
難しすぎると、物語を阻害してしまいますもの。
戦闘やなぞの緊張と緩和が、
物語の盛り上がりに効果的に作用するためには、
そんなに長い時間がかからない方がいいと思うのでございます。
まぁ、難しいなぞのほうが盛り上がる場合もございますから、
一概には申せませんが。
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