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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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令和元年9月
 

2019/09/01 前言修正
「なぞのまとめ 8月」の最後に、
時事問題の記事を書こうとしたけれど書けなかったので今月は記事が少ない、
というようなことを書きました。
それはそれで間違ってはいないのですが、
記事が少なかったという部分を撤回しておきます。
前月よりは少ないですけれど、このぐらいが普通じゃないかな? と。 
欄外はけっこう書いておりますし……。
 
 
 
2019/09/02 それにしても
ユー・アー・デッドプール』の絵を描いている人、いい加減だなぁ。
1章12コマ(と14コマ)サイコロ3と4か隣り合っている
裏表紙でも1と6が隣り合ったサイコロが……。
これはつまり、別の時間軸のサイコロっていうこと?
 
 
 
2019/09/03 紀元前6世紀、ペルシアのキャンビス王は、
分厚い壁に囲まれたエジプトのメンフィスを攻略する際に、
とある変わった飛び道具を使った。
 その飛び道具とはネコ
ペルシャ軍によって捕らえられた大量のネコが壁越しに投げ込まれると、
ネコを神聖視していたエジプト人たちは、
それを見かねて、たちまち降伏してしまったのだという。
(参考:『知らなくてもいい、無用な知識の本』ウェブ・ガリクソン:著
   (KKベストセラーズ/1983/12))
  
 
 
 
2019/09/04 真夜中に自転車を無灯火で走らせていて、
パトロールカーに捕まったことってございます?
 近ごろはどこにでも街灯がございまして、
真夜中と申しましても明るいものですから、
明かりがついていなくても気づかないことが多くございますな。
 
 それはそれといたしましても、
あれ、そこに自転車の人がいるということがわかればいいので、
もしも自転車のライトが壊れていたといたしましても、
他に光源を持っていればOKみたいでございますな。
 かくいうわたくしも、真夜中に(自転車側のライトはつけないまま)、
腕に巻くライトをつけて、パトロールカーの前を何度かとおったことがございますが、
止められることはございませんでした。
 
……。
ジコセキニンで。
(10/23に続く) 
 
 
 
2019/09/05 それにしても、
真夜中にパトランプを消して走っているパトロールカーって、
意外とほかの車と見分けがつきにくいものなのでございますよね。
ヘッドライトがついておりますと、
その光の影の中にパトランプは隠れてしまうのでございます。
そういうデザインも車種の選定基準になっているのかも。
でもまぁ、
普通のスピードで走っている車は、まずパトロールカーではございません。
妙に慎重に、ゆっくりと走っている車がございましたら、
可能性を考慮した方がいいかも。
もっとも、そうでなくてもゆっくり走ってる車はございますけれどね。
 
 
 
 
2019/09/06 (p.404 訳者あとがき
世紀末から1920年代にかけて、欧米では
盛んにこの手の別世界願望ファンタジーが書かれ、広く読者を獲得したものでした。
 
E・R・エディスンの『邪神ウロボロス』、
W・H・ホジスンの『異次元を覗く家』、『ナイト・ランド』、
ジャック・ロンドン『星を駆ける者』、
J・B・キャンベル『夢想の秘密』などは、
 
みんな現実世界にいるときは弱々しく病的だった人間たちが、
別世界へ逃避して力強く健康的な生涯を生きぬく話になっています。
ファンタジーを指して、“逃避の文学”と呼ばれるようになった一因は、
おそらくここにあったのでしょう。
 
(『イシュタルの船』A・A・メリット 荒俣宏訳
     (ハヤカワ文庫FT/昭和57年4月))
 
 
 
 
2019/09/07 アンデルセンの「マッチ売りの少女」は、
彼の母親が、その両親から物乞いを強制させられていたことが元になっているのだそうだ。(『世界史こぼれ話』(1)三浦一郎(角川文庫/昭和48年10月)
 
 
 
 
2019/09/08 オルゴールの歴史は意外に浅く、
18世紀末、スイスの時計職人が考案したのが最初らしい。
西洋のカラクリ細工師の多くがオルゴールを手がけたのに対し、
江戸時代の日本で音楽を演奏する機械を作った人はいない。
その時代、オルゴールは長崎にいくつも入っているにもかかわらず、だ。
それはなぜか。
答は楽譜にある。
日本には西洋のような五線譜表示の楽譜がなく
口伝のためのメモとして文章による表示しかなかった。
そのため、音のパターン化が出来なかったのだ。
(参考:『からくりの話』中野不二男著(文藝春秋社))
 
 
 
 
2019/09/09 (サイコロの)賽とは、今に残る神社・仏閣への賽銭のことで、
福を受けた神を「祭る」とか、この福神に「お礼する」などの意味がある。
また賽には特に「勝をほこる」という意味もあるので、この字を使いたがる。
(江戸時代選書4『江戸やくざ研究』田村栄太郎:著(雄山閣/2003/8)
 
 
 
 
2019/09/10 9月10日はクトゥルーの日~!! って思ったんだけど、
検索してもそういうこと言っている人、いないなぁ……。
 
 
 
 
2019/09/11 テレビの画質がどんどん上がっているせいか、
近ごろのドラマってきれいすぎですよね。
昭和のあのころってもっと薄汚れていただろうとか、
戦争中そんなうまいもん喰ってないだろうとか、血色よすぎだろうとか思っちゃう。
きれいじゃないと見てくれないのかもしれませんが、
過去に対するあやまった認識を持たれても、ねぇ。
 
 
 
 
2019/09/12 (月人)
背は低く、ずんぐりとしており、そして首がなく、
そして頭部は気味悪いほど真ん丸なのである。
肌は白っぽく、それもピンクがかった白ではなく、緑がかっているのだ。髪も白い。
そして、二つの点を覗けば人間に似てなくもない。
ひとつは鼻の突起がなく、のっぺりした顔面に鼻孔が二つ開いていること。
もうひとつは、大きな眼の上についているシャッターみたいなまぶた――である。
(以下略)
(キャプテンフューチャー全集5『輝く星々の彼方へ! 月世界の無法者』
  エドモンド・ハミルトン著 野田昌宏訳(創元SF文庫/2005/2))
 

☆ 明日は十五夜
 
 
 
  
2019/09/14 少子高齢化対策……。
うーん、結婚の義務化ぐらいしか思い浮かばないなぁ。
もちろん子どもを持つ義務じゃないし、
同性婚や別居婚も認める最大限にゆるいしばりで。
それでも子どもの数は増えると思うんだ。
加えて、お一人様老後問題や空き家問題、無職者や引きこもりの問題も、
少しは解決するんじゃないだろうか。
交際費も増えるから経済効果もあると思うし、
ハローワークみたいな国によるサポート体制が出来れば、
関連のトラブルも減るだろうし……。
ただ、義務化となると憲法を改正する必要があるんだよねぇ。
 
 
 
 
2019/09/15 電柱に張られた送電線を伝って供給される電力は、
地中にガス管を埋設しなければならない都市ガスよりも早く普及した。
東京ガスによると、ガス管をひく家庭が増えたのは、
関東大震災(1923(大正13)年)以降
それ以前の文化生活者は今でいう「オール電化」が多かった
(参考:『昭和珍道具図鑑 便利生活への欲望』魚柄仁之助(青弓社/2017/6))
 
ちなみに、プロパンガス(LPガス)が家庭で使用され始めたのは1953年
それ以前は、薪や炭や練炭が使われていた。
(上にもあるとおり、都市ガスはガス管を埋設しないとならないので、
              人口密度などの理由で普及に地域差がある)
 
 
 
 
 
.2019/09/17 「なつぞら」の劇中アニメがスピンオフで作られたりしないかなぁ。
作中の登場人物のことを考えるとクオリティは落とせないだろうし、
ラインアップも今のアニメ二はない作品ばかりだし。面白いと思うのだけれど……。
 
 
 
 

2019/09/18 ポルトガルは、ラテン語の古名 Portus Cale (または Portus Gale)
つまり、カーレ(ガーレ)族の港という言葉から転訛して出来た地名らしい。
ちなみに、イタリアにはアプリカーレという村がある。
山岳都市なので城塞都市っぽい。
こちらはラテン語で「太陽に向いている」という意味なのだとか。
 
 
 
 
2019/09/22 「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がございますが、ホントかなぁ? 
たしかに死んでしまえば暑さも寒さも感じなくなるような気がいたしますが、
八熱地獄とか八寒地獄などと申しまして、
熱さや冷たさによる攻めが地獄にはございますよねぇ。
となると彼岸でも寒暖を感じるのではないかと……。
煩悩があると感じちゃうのかなぁ。
 
 
 
 
2019/09/25 「「初心者ほど傲慢なものはない」▼エリザベス・アシュリー
 

 一度も映画化されたことのないライターに多いんだ。批評に耳を貸さない人が。
(……)アドバイスに対して反論するな。
(……)ムキになるな。
メモをとり、礼儀正しく相槌をうち「ありがとうございます」で締めくくれ。
(中略)業界の誰かが読んでくれる時、ハリウッドの扉が開く、少しだけ。
批評に対して「それは違う」と反論すれば、黄金の扉は閉じる。
閉じたことすらキミは気づかないだろう。
(中略)彼らは(……)傲慢な人間に付き合う暇はない。
キミの労力より、彼らの時間のことを考えろ。」
 
(『映画脚本100のダメ出し』
  ウィリアム・M・エイカーズ:著 シカ・マッケンジー:訳
                   (フィルムアート/2013/12))
 
だそうでございます。
プロを目指す方が、プロにアドバイスをもらう時は、
頭の隅に入れておいていいかもしれません。
 
 
 
 

2019/09/26 『法水麟太郎全短篇』小栗虫太郎:著 日下三蔵:編
(河出文庫/2019/5)読了。
探偵小説だが推理小説ではない
読者が推理して全貌を看破することはまず出来ない。
当時の学説をさらに押し進めた奇説が真相になったり、
被害者の読んでいた本を法水も読んでいて、そこから答が導き出されたりなど、
読者置き去りの推理が展開する。
その衒学的な異次元に浸れる人だけが、この作品を評価できるのだろう。
「潜航艇『鷹の城』」は、どこまで読んだか忘れて同じ箇所を繰り返し読んだりで、
読了までえらく時間がかかってしまった……。
 
 
 
 
2019/09/27 消費税がネを上げる前だからって、買い物するのはかえって散財……
と思ってはいるのでございますが、なんか買ってしまうなぁ~。
まぁ、わたくしのことでございますから、たかがしれてはおりますけれど、ね。
 
 
 
 
2019/09/28 『パグマイア』の世界って、猿の知性化種とかもいるのかなぁ? 
いるとすれば、やはり犬猿の仲?
……いや、外国では言わないか。
やっぱり、ニューヨークの自由の女神のあたりに住んでいるのかなぁ。
 
 
 
 

2019/09/29 『ハレルヤ』ヘンデルの『メサイヤ』の中の一曲だそうでございますが、
歌詞がすごいですよねー。
 中学のとき合唱で歌わされた文語の歌詞は、うろ覚えでございますが、
 こんな感じ。

 この世の国 なべて 神とその御子の ものとなれり
 われ とわに 統べ賜わん
 かれ とわに 統べ賜わん
 王の王 万軍の主
 
 現代語訳してみると

 この世の国は おしなべて 神とそのお子さまの ものとなりました
 わたくしが 永遠に 支配してあげましょう
 彼が 永遠に 支配いたしまする
 王の王 万軍の主
 
 ぐらいでございましょう。

 神という言葉がなかったら、ラスボスのテーマソングみたい。
 こういう思想が、
 王権神授とか帝国主義みたいのにつながっているのでございましょうな。
 
 
 

2019/09/30 
p.40 ブームとは(……)中身を置いてきぼりにしてしまう記号的な消費なのである。
手に入れてしまえば、その商品に対して興味も愛着も続かない。
だから寒々とした荒涼感が残るのである。
(中略)
(……)なら、それに対抗するのは、そのものが生まれた本来の意味を、
もう一度何らかの方法で取り戻すことなのかもしれない。
だんご3兄弟は、番組の中で子供とお母さんのために生まれたものだ。
少なくとも、そこでは、その騒ぎに関係なく、
いつまでも楽しく歌い継がれていけたら、それでいいのだ。(後略)
                (1999年3月17日)
        (『毎月新聞』文と絵・佐藤雅彦(中公文庫/2009/9))

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