2025/04/02 ナインソルジャーズで検索しても、なかなか『全修。』は出てこないなー。なぜか、『サイボーグ009』が出て来ちゃう。
ところでルークは光の国出身。ユニ夫は獣の国出身で、ルークと同じ誕生日に生まれ、その時からルークを守護し続けている──これってどういうことなのでございましょうね。ユニ夫は生まれたその日に光の国に連れられてきた? 何のために? でもそれって、獣の国の戦士といえるの? もしかすると、離れた場所である獣の国から光の国のルークを守護していたってことですがねぇ。それとも、獣の国と光の国は隣同士で、境界線を境に2人は暮らしていたってこと? 境界の行き来が自由としても守護するのに不都合もある気がするのでございますが。
まぁ、鳥監督のことでございますから、矛盾無く完璧な設定がそこにはあるのでございましょう。
『すごろく経営学』
平野敦士カール:監修
北構まゆ:イラスト
(SBビジュアル新書0012/2019/7)
読み物的なすごろくと申しますれば、
「本の雑誌」でも、文豪スゴロクですとか、
SF者スゴロクとかいくつかやっておりますな。
東京創元社のスーパーアドベンチャーゲームのソデにも、
ゲームブックについて
「小説がスゴロク式のゲームとドッキングしたようなもの」
と書かれております。
「おはなし迷路」のような作品もございますし、
本の体裁をしていて「すごろく」とあれば、
当然ゲームブックを期待してしまいますよね。
というわけで、買ってきてみました。
物語は、
大学の学園祭でお菓子を売って成功したチョコとクルミの二人が、
おじいちゃんのアドバイスを得ながら、お菓子ビジネスに挑戦する、
という感じ。
どういう風に売っていくかというところから始まって、
企業や個人事業主として成功するまで、
それをスゴロク状に描かれたマスを読み進めていくことで
学んでいくという仕組みでございます。

[目次]
会社経営なんて選択の連続でございますから、
細かく分岐をつけていけば、
かなり本格的なゲームブックになるでしょうが、
そういう眼目の作品ではございません。
ステージ数を表す左上の部分にサイコロの絵が描かれておりますものの、
ランダム要素はなし。
ほぼ一本道で、たまに分岐はございますものの可不可型。
選択の一方は、すぐにゲームオーバーかゴール――経営失敗かビジネスが軌道に乗った
形で終了することになっております。
要するに、会社経営のステップを段階的に説明するためのすごろくであって、
ゲーム的な意味合いはございません。
マスごとの解説はイラスト中心で簡潔ですし、分岐も視覚的に理解しやすい。
そんなところに、すごろく形式の長所が現れております (※)。
これが普通の本のように文字だけの箇条書きでしたら、
飽き飽きしてしまうことでございましょう。
[分岐]
巻末には索引もございますし、
物を売ることから会社経営までを俯瞰的に学ぶ、
初心者向けの本という感じでございますな。
ところで、先ほど書きましたステージを表すサイコロでございますが、
これがなぜか隣り合った目が7になるように書かれているのでございますよね。
(上図参照)
STAGE0はともかくといたしまして、
STAGE1は3と4、STAGE2は2と5、STAGE3は3と4、STAGE4は2と5と、
本来裏同士になっていなければならない目が隣り合っているのでございます。
ここまで来ますと、重箱の隅とかうっかりとかいえないような……。
描いた人が知らないのか、それともデザイン的な意図があるのでございましょうか……。
(※) TRPGのシナリオも、
文章の羅列ではなくこのような形にすれば、
わかりやすくていいと思うのですが。
ページ数やイラストなんかが問題になるのかなぁ?
商業誌の場合には。
平野敦士カール:監修
北構まゆ:イラスト
(SBビジュアル新書0012/2019/7)
読み物的なすごろくと申しますれば、
「本の雑誌」でも、文豪スゴロクですとか、
SF者スゴロクとかいくつかやっておりますな。
東京創元社のスーパーアドベンチャーゲームのソデにも、
ゲームブックについて
「小説がスゴロク式のゲームとドッキングしたようなもの」
と書かれております。
「おはなし迷路」のような作品もございますし、
本の体裁をしていて「すごろく」とあれば、
当然ゲームブックを期待してしまいますよね。
というわけで、買ってきてみました。
物語は、
大学の学園祭でお菓子を売って成功したチョコとクルミの二人が、
おじいちゃんのアドバイスを得ながら、お菓子ビジネスに挑戦する、
という感じ。
どういう風に売っていくかというところから始まって、
企業や個人事業主として成功するまで、
それをスゴロク状に描かれたマスを読み進めていくことで
学んでいくという仕組みでございます。
[目次]
会社経営なんて選択の連続でございますから、
細かく分岐をつけていけば、
かなり本格的なゲームブックになるでしょうが、
そういう眼目の作品ではございません。
ステージ数を表す左上の部分にサイコロの絵が描かれておりますものの、
ランダム要素はなし。
ほぼ一本道で、たまに分岐はございますものの可不可型。
選択の一方は、すぐにゲームオーバーかゴール――経営失敗かビジネスが軌道に乗った
形で終了することになっております。
要するに、会社経営のステップを段階的に説明するためのすごろくであって、
ゲーム的な意味合いはございません。
マスごとの解説はイラスト中心で簡潔ですし、分岐も視覚的に理解しやすい。
そんなところに、すごろく形式の長所が現れております (※)。
これが普通の本のように文字だけの箇条書きでしたら、
飽き飽きしてしまうことでございましょう。
[分岐]
巻末には索引もございますし、
物を売ることから会社経営までを俯瞰的に学ぶ、
初心者向けの本という感じでございますな。
ところで、先ほど書きましたステージを表すサイコロでございますが、
これがなぜか隣り合った目が7になるように書かれているのでございますよね。
(上図参照)
STAGE0はともかくといたしまして、
STAGE1は3と4、STAGE2は2と5、STAGE3は3と4、STAGE4は2と5と、
本来裏同士になっていなければならない目が隣り合っているのでございます。
ここまで来ますと、重箱の隅とかうっかりとかいえないような……。
描いた人が知らないのか、それともデザイン的な意図があるのでございましょうか……。
(※) TRPGのシナリオも、
文章の羅列ではなくこのような形にすれば、
わかりやすくていいと思うのですが。
ページ数やイラストなんかが問題になるのかなぁ?
商業誌の場合には。
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