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2025/11/05 スーパー戦隊シリーズが終わったら次はギャバンのような刑事物をやるのではという噂があるようでございますな。単体ヒーローですし巨大ロボットも必ずしも出さなくてもいいので、コスト的にもその方がいいのかも。戦隊ものは派手に豪華にすることで人気を維持してきた感ございますが、行き着くところまで行き着いた感あるかもしれません。刑事物ですと謎を中心とすればいいので、ストーリーにしまりが出ることが多いですしね。  個人的には、バラバラマンが主人公のヒーローものをやって欲しいですな。 ロボット犯罪者を逮捕、もしくは処分する刑事で、 日常パートではコミカル、だけどアクションシーンではやたらとニヒルでカッコいい感じなのを。
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(タイトル下に収まらなかったので、ここで)

『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』辻真先(東京創元社/2018/8)
 
 昭和7年名古屋生まれの作者が送る、東京と当地を主舞台とした作品。
時代的にはシナ事変の直前かな、満州の事情なども関わってくる。 
 名古屋汎太平洋平和博覧会が開催された期間、
その隣にしつらえられたという設定の「慈王羅間(ジオラマ)」が目玉の舞台となる。
 
 前半は当時の状況などをいろいろと結びつけて、情報をあふれさせている。
やり過ぎな感があるが、多分そこを自然な感じにするともの足りなくなるのだろう。
 
推理小説というよりも探偵小説
読者が謎を解くのは不可能に近いと思う。
パノラマ館ならぬ慈王羅間館が目玉の舞台となっている
ことからわかるとおり、乱歩作品へのオマージュもある。
それも悪ノリ、かなり好き勝手にやっている感がある。
当時の技術でこれは無理、現実と見間違えるほどには出来ないだろうと思うけれど、
そこら辺はフィクションということで割り切っているのだろう。
当時これを作るとしたらを考えるのは楽しい。
でもエログロ・悪趣味は嫌だなぁ。
そもそもこんなものに大金をかけたということは
いくら大金持ちとはいえ信じられない。
 
トリックも、当時の技術を考えると、
フィクションでなければ成立し得ないもののように思う(現代でも無理かと)。
 
二十面相オマージュならそれもありということか。
どちらかというと大トリックはルパン三世な感じがしたけれど。

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