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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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『マッシュル―MASHLE― マッシュル
 マッシュ・バーンデッドと冒険の書1』
 甲本一・星希代子:著
 (集英社/2022/5)
 
 
 3~4日前に
このような書が出ているのを知り、
あわてて買ってまいりました。
 
 相変わらずですが
原作マンガは読んでおりません。
 
 著者の星希代子先生は
ハイキュー!!』のノベライズを手がけている方だそうでございますが、
そちらもでございます。
 
 マンガについては(他もという声もございますが)、
まったく無知でございます、あいすいません。
 
 原作の概要はと申しますと、

 魔法を使えない主人公マッシュが魔法学園に入学し、
その身体能力だけで試練を突破していくというギャグ系の物語……。 
 
 まぁ、わたくしよりもみなさんの方がよくご存じかと存じます。
 
 というわけで、さっそく本書について──。
 
 五章構成で、原作に登場する主要人物たちが
それぞれの章の主人公を務めるようなつくりになっておりますな。
 各章のタイトルとパラグラフ数は以下のとおりにございます。
 
第一章 マッシュ・バーンデットと予告の森       [36]
第二章 ランス・クラウン重力魔法の災難        [22]
第三章 ドット・バレットと魔法薬学の課題       [23]
第四章 フィン・エイムズと夜の彷徨(ほうこう)     [49]
第五章 レモン・アーヴィンと秘密の饗宴(きょうえん)  [22]
 
 第0章「冒険の前に」は、読者に対する呼びかけ
 各章の14は、ゲームオーバーやり直しのパラグラフになっております。
 
 ちなみにしおりつき。
 
 パラグラフ数は50以下でございますし、数値的要素もございません
 けっこう単純ではございますが、物語的には面白いので楽しめる。
 こういうのでいいんだよ、こういうのは──。
 
 と簡単に終わらせようと思ったのでございますが、
それだけで終わるのは惜しい気もするのですな。
 
 第章はマルチエンディングでございますし、
 第章は多方向移動型で、
     入手したアイテムの組み合わせにより成否が決まる
    (成功といっていいのかは微妙でございますが)という、
     本格的に一歩足を踏み込んだものになっております。
 
 
 タイトルは『冒険の書①』となっておりますから、
②以降も企画されているのでございましょう。
 
 となると、この作品は、読者にとっても入門的、
作者にとっても足慣らし的な意味合いだと思われます。
 
②では、五章が三章になり、パラグラフ数が多くなるのではございませんでしょうか。
 
 次作がまるまる一冊一作品ということも、十分にありえはいたしますが、
やり方はあるとはいえ、それではちと重い気がするのですよね。
 
 五章で内容的にこの軽さですと、
三章ぐらいがちょうどいいようにわたくしは存じます。 

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知らなかったです
だいたい800円か。

この値段だったら買おうかな……古本の「ラムネ&40炎TRPG」を通販で買うよりは有意義に使えそうだし……。
ポール・ブリッツ 2022/05/18(Wed)18:41:31 編集
ううむ困った
「ものぐさな田舎者」が差別に当たるのなら、現に厚顔無恥でモノグサな田舎者である自分はどうすればいいのだろう。アイデンティティの危機だ。

しかし厚顔無恥でモノグサなのは昔からだし変えられないし、住んでいるところも魔夜峰央先生に「気の弱い女性なら聞いただけで卒倒する納豆しか栽培できない不毛の荒野」と描写されて映画でもヌーの群れが大移動していた茨城県……これで田舎でなかったら何なのだ。

うーむアイデンティティクライシスであるなあ。
ポール・ブリッツ 2022/05/18(Wed)18:48:24 編集
自分の感受性ぐらい/自分で守れ/ばかものよ
「ううむ困った」に対する返信にございます。

まず田舎という言葉が差別語として扱われるのは、過去のイメージでございますよね。交通の便が悪く、都会より文化的にも文明的にも劣っていた時代。子供まで仕事にかり出され、教育を受ける機会も都会のマナーを知る機会もなかったような時代。
 都会との差異があったからこそ、おとしめるニュアンスが生まれたわけでございます。
 今はそれほどの差異はございませんな。東京一極集中の感はいまだにございますものの、物流や情報のインフラ整備が進んだおかげで、田舎という言葉に差別的な意味はございません。
 故郷という意味以外は、今や過去をなつかしむイメージの中にあるのではございませんでしょうか。
 ですがそれに「厚顔無恥」や「モノグサ」といった悪い言葉が加わりますと、過去が墓の下から腕を伸ばすのではないかと思われるのでございます。
 使用例は自分を卑下しているわけでございますから、なおさらですな。
 
 茨城県も都市化の恩恵は十分受けていると思われますが、全国行脚の旅をしたことはないので、わかりません。
 ですが、茨城を田舎とおっしゃると、各方面から「○○にあやまれ!!」という声がしてきそうな気がいたします。
 
 アイデンティティクライシス、でございますか。
 
 それが自分のアイデンティティだとおっしゃるのでございましたら、それでいいのではございませんでしょうか。
 
 とりあえずタイトルには、茨木のり子先生の有名な詩から引用しておきます。
  (詩の内容からはずれる気もするけれど……。
  応用が利くなぁ、このフレーズ)
 
 ──マイナスなアイデンティティなら、ない方がいいのでは?
   という気もいたしますが。
道化の真実 2022/05/19(Thu)21:34:34 編集
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