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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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 同じく「石森章太郎落書きノート』から、『三つの珠』のキャラクターたち。
(ちなみに、前回の記事はこちらですが、読む必要は特にございません)
 
三つの珠
 
三つの珠
 
 なんと、最初の段階ではギリシャ神話風の世界観だったのでございますな。
  
 当時でございますから、手塚先生の
リボンの騎士』や『火の鳥 エジプト・ギリシャ・ローマ編
あたりの影響があったのでございましょう。
 
 それがなぜ時代劇、
しかも平安末期(ゆるい意味で)になったのか?
 
 石ノ森先生は1957年には、火の鳥風太郎
火の鳥風太郎』という
書き下ろし単行本をものなさっておられます。
 
 これが、ロシア民話火の鳥と黄金のリンゴ
ウィキペディアによりますと
イワン王子と火の鳥と灰色狼」となっておりました)の翻案。
 そうした先例があるので、別に不思議ではございませんが──。
 
 手塚先生の作品と、
かぶってしまうのを避けた のでございましょうか。
 
 でもなぜ平安末期? 
 その答は、これなのだと思います。
 
 石森章太郎落書きノート
 
 
 手塚治虫先生の『武蔵坊弁慶』。
 この作品、残念ながらわたくしは読んでおりません。
 
 ですが、ネットで見ると、
 要所は押さえながら、かなりノリが入った作品みたいですな。
 
 これを読んで、自分でも描いてみたい、自分ならどうするか、
と構想を膨らませていたのではございませんでしょうか。
 
 それを縦軸に据えて、
最初のギリシャ神話風の物語を重ねていったのではないかと思うのでございます。
 
 元にとらわれることなく、ちゃんと自分の作品にしているところは、
さすがでございますな。

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