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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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設定上のことなのでひっくり返ったりはしませんが、
「盗賊都市」みたいなのは、実は逆なのではないかと――。
 
 町自体は普通なのですが、冒険者というものが本来盗賊的な存在なので、
その目を通してみると、危険な場所ばかりが見えたりするのだと思うのでございます。

行動する場所にしても、うさんくさい場所がメインになるでしょうし、
そのような場所ではなくてもヤバイ仕事が中心になるでしょうしね。
そんなところで立ち回ったり行動をしていれば、
態度にもあらわれるでしょうし、まわりの目も自然疑わしいものになる。
 
 それをわかりやすく設定に組み込んだのが、
ポート・ブラックサンドみたいな町という気がいたします。
 
 
 コンピュータRPGなどに登場する「冒険者ギルド」みたいなのは、逆ですな。
 もともとはたぶん、『スターウォーズ』に登場するカンティーナの酒場や、
それが元にした西部劇の酒場や港町の宿屋のようなうさんくさい場所で、
人と待ち合わせて話を聞くというものだったのでございましょう
(そこに『指輪物語』の宿屋のイメージも入ってくるのでございましょうが)。
 
 それが、冒険者が誰でもできるカジュアルな職業になったことや、
依頼に関するさまざまな手間を省いた結果、冒険者ギルドもコンビニ感覚なものに――。
 
 冒険者も冒険者ギルドも、両者でまったく別の存在でございますよね。
 世界が違えば、概念が違うのは当然でございますが、
どちらかが正しいと思っていると、話が噛み合わなくなってしまう……。
 
  ……。
 
 いや、アニメの『ゴブリンスレイヤー』で、わたくしも困惑したのでございますよ。
 最終話でゴブリンスレイヤーさんが、「冒険者になりたい」とか申しますでしょう。
こちらは冒険者なんてうさんくさい仕事だと思っているから、「えっ?」と。
 でも、あの世界って、冒険者が職業として存在し、
組織化されている世界なのでございましたっけ、つまらない。
 じゃなかった。
 むかしのRPGの感覚を残している作品だったので、
そのあたり違和感と申しますか、混乱してしまったのでございます。

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