2025/05/16 「本の雑誌 2025/3月号 の特集は、「わたしはこれで書きました」。文案をどう練るかというような話かと思っておりましたら、実際に使っている筆記用具はどんなものかという話でございまして、意外といろいろ。北方謙三先生は万年筆、田中芳樹先生や南條竹則先生も手書きと手書きの方も2~3%いるとのことでございます。町屋良平先生はスマートフォンとPC、芝村裕吏先生はポメラ、北村薫先生はワープロ「書院」、新井素子先生は親指シフトのオアシスとさまざまなようでございます。ソフトも一太郎ですとかさまざまなテキストエディターなどなど。昔から使っているものが一番というとでございましょうな。
冒頭ポン子さんの
「大変なこといっぱいあったけどさ、あきらめないでよかった」
というセリフのあと、
グラスに入ったお酒が出てまいりますから、
前回のお化けミミズを倒したことをおっしゃっていて
お酒はその祝杯かと思っておりましたら、
今回の話の後半につながるセリフなのでございますな。
「大変なこといっぱいあったけどさ、あきらめないでよかった」
というセリフのあと、
グラスに入ったお酒が出てまいりますから、
前回のお化けミミズを倒したことをおっしゃっていて
お酒はその祝杯かと思っておりましたら、
今回の話の後半につながるセリフなのでございますな。
というわけで今回はお酒の話。
前半パートはホテルのバーラウンジ。
宇宙船を修理するまでとおっしゃっていたたぬき星人さんたちは、
すっかり居着いております。
もうどこかへ行くような気は無いみたいに見えます。
7日はとうに越えておりしょうに、宿泊費はどうしているのでございましょうか。
格式あるホテルでございますのに、たぬき星人のせいで下世話な感じになりますな。
そこにカップル宇宙人が登場
(触手宇宙人と触手愛人という名がつけられております)。
(触手宇宙人と触手愛人という名がつけられております)。
お二方は、2話で登場した植物系宇宙人が書いた雑誌の記事で
このホテルを知ったということでございます。
紙媒体がまだ価値を持つことは
ヤチヨさんが業務日誌を書いていることなどからわかりますが、
それにいたしましても
50年以上前の記事を見てやってくる方がいらっしゃるとか、
宇宙には気の長い方が多そうでございますな。
ウラシマ効果のことを頭に入れても、気が長いのは変わらなく思います。
逆にくわえて、
それまでお客さまが来なかったということはどうしてなのでございましょうか。
逆にくわえて、
それまでお客さまが来なかったということはどうしてなのでございましょうか。
地球が辺境にあるためか、
荒廃しているために見るべきところがないからか、
それとも宙港設備が整っていないからか……。
人類がいたころにも宇宙人の来訪はなかったと考えると、
やはり辺境か、
まだ人類は発展途上だったので、不可侵の原則が適応されたのかもしれません
(『スタートレック』などにございますよね)。
にしてはカップル宇宙人、
非常にカジュアルな来訪の仕方のような気もいたしますが……。
ちなみに触手宇宙人が飲んでおりますお酒の名前は「FLAMMA」。
ラテン語で炎を意味するそうでございます。
ラテン語で炎を意味するそうでございます。
調べてみますと、
【白酒】フォバオスピリッツ/FLAMMA という中国のお酒と、
富美菊 PROTOTYPE FLAMMA 炎 という日本のお酒がございました。
ロゴは中国の、ビンは日本のお酒に似ているかな?
興味のある方は、探してみるとよろしいかも。
それにいたしましても、ヤチヨさんには
「銀河楼オリジナル飲み会コール」なるものも組まれていたのでございますな。
格式高いホテルなのに対応幅が広い。
と申しますか、たぬき星人を増長させることになっているよーな。
「銀河楼オリジナル飲み会コール」なるものも組まれていたのでございますな。
格式高いホテルなのに対応幅が広い。
と申しますか、たぬき星人を増長させることになっているよーな。
お客さまに寄り添った対応なのでございましょうが……。
たぬき星人もなれております。
合いの手の息もピッタリ。
すでに何回か、このイベントをやったのでござましょうか?
すでに何回か、このイベントをやったのでござましょうか?
そのあと酒が切れて、
ポン子さんが支配人のお部屋からお酒を持ち出してくるわけですが、
その時皆さん酔いつぶれていて助かりましたな。
ポン子さんが支配人のお部屋からお酒を持ち出してくるわけですが、
その時皆さん酔いつぶれていて助かりましたな。
でなければ、おそらくあっという間に飲まれてしまう。
ヤチヨさんが強権発動アッパーを出すいとまもあらばこそでございましょう。
そうなるとウィスキー造りにつながる筋はなくなってしまいます。
で、お客さまお二方退場。
お酒の在庫が切れたどうしよう問題が浮上いたします。
まぁ、だいたいたぬき星人が悪い。
たぬきの置きものなどに酒徳利がついておりますように、
たぬきと申しますれば酒好きと相場が決まっておりますからな。
たぬきと申しますれば酒好きと相場が決まっておりますからな。
どのくらいの滞在だったか存じませんが、
酒量は相当のものだったのでございましょう。
酒量は相当のものだったのでございましょう。
というわけで、前回の狩猟篇に続いて今回は酒──ウィスキーの製造篇となります。
お酒、銀座から8キロ以内は探索したと申しますが、
それですと山手線とそれを南北方向にひっくり返したあたりでございます。
まぁ、都心一円というところでございましょうか。
ホテルで出すものならば
ガラスビンが普通なので壊れてしまったものも多ございましょう。
でも探索には限界ございますから、地下にはまだ埋まっているかも?
それですと山手線とそれを南北方向にひっくり返したあたりでございます。
まぁ、都心一円というところでございましょうか。
ホテルで出すものならば
ガラスビンが普通なので壊れてしまったものも多ございましょう。
でも探索には限界ございますから、地下にはまだ埋まっているかも?
たぬき星人に依頼すれば、
それこそ喜んで8キロ圏外にもお酒探しに行くと思いますけれどね。
それこそ喜んで8キロ圏外にもお酒探しに行くと思いますけれどね。
でも、ヤチヨさんのこだわりで、一からシングルモルトのウィスキーを作ることに。
このこだわり、ホテル支配人の思いと、
それを受け継ぐヤチヨさんの思いがうかがわれます。
そしてウィスキー造り。
蒸留所を造り、麦を栽培するところから、まさに一からでございますな。
1枚絵でつぎつぎと流してまいりますから、トントン拍子に進行しておりますが、
ここまで何年もかかっているはずですし、苦労も人並みならぬものがあったはず。
ここまで何年もかかっているはずですし、苦労も人並みならぬものがあったはず。
アニメマジックでございますな。
その間、たぬきさんたちお酒どうしていたんだろう?
気になるところでございますな。
やはり、作業の合間に色々なところへ行ってあさっていたんじゃないかなぁ。
というわけでウィスキーができましたが、何か足りない……。
環境調査ロボさんにピートを使っていないと指摘されます。
ウィスキーの作り方が書いてあるものを見れば、
ピートを使うことぐらい何にでも書いてあると思いますが、
ヤチヨさんのデータにはそれが無かったのでございますな。
ピートを使うことぐらい何にでも書いてあると思いますが、
ヤチヨさんのデータにはそれが無かったのでございますな。
そうしてオリジナルウィスキー完成。
オーナーのウィスキーはなくなってしまいましたが──。
「夢はこのウィスキーに受け継がれています」
「夢はこのウィスキーに受け継がれています」
満足そうに一口口をつけるヤチヨさん。
十二時を回る時計が象徴的でございます。
十二時を回る時計が象徴的でございます。
最後に、愛人宇宙人さんが独りでホテルを再訪いたします。
そこで出されたウィスキーは銀河楼オリジナルの15年もの。
最初の銀河楼ウィスキーが出来るまで数年かかっておりましょうから、
愛人さんが以前訪れてからすでに 15年以上、
20年近くが経っているのでございましょう。
宇宙の人が長生き?
やはりウラシマ効果かな?
それにいたしましても、タイトルが「限りある時間を」ではございますが、
その限りあるとはかなり長い時間を意味するのでございますなぁ。
その限りあるとはかなり長い時間を意味するのでございますなぁ。
もっともそれは愛人宇宙人さんに対するヤチヨさんの
「時間は減るものではありません。
常に変化し、積み重なっていくものです」
「変わり続けることが素敵なことなのだと思います」というセリフが
アンサーとなっているのでございましょうが。
楽しみでございます。
「時間は減るものではありません。
常に変化し、積み重なっていくものです」
「変わり続けることが素敵なことなのだと思います」というセリフが
アンサーとなっているのでございましょうが。
☆ ☆ ☆
ところで、
たぬき一家はいつまでこのホテルに居座り続けるつもりなのでございましょう。
たぬき一家はいつまでこのホテルに居座り続けるつもりなのでございましょう。
ウィスキー製造所を作るだけの時間と材料ございましたら、
宇宙船の修理も出来そうなものでございます。
宇宙船の修理も出来そうなものでございます。
ブンブクさんが宇宙船の修理出来ることは、
公式のページにも書いてございましたし。
公式のページにも書いてございましたし。
まぁ、この一家が去ると、さびしくはなりますな。
ヤチヨさんがその時どんな顔をいたしますやら。
あと、オーナーのおっしゃっていた、
宣伝用のロケットを宇宙に飛ばす話も、作中でやるのかなぁ。
宣伝用のロケットを宇宙に飛ばす話も、作中でやるのかなぁ。
他のをやっているところをみますと、やりそうな気はいたします。
ですが、
その前に永久休職中のロボットの方々を復職させていただきたいものでございますな。
ロケットが出来るならそれも可能かと存じます。
その前に永久休職中のロボットの方々を復職させていただきたいものでございますな。
ロケットが出来るならそれも可能かと存じます。
次回第6話「おもてなしにはうらもなし」
予告編を見ましたが、
なんか強そうなネコ型ロボット(?)宇宙人が出てくる以外予想つかない。
なんか強そうなネコ型ロボット(?)宇宙人が出てくる以外予想つかない。
楽しみでございます。
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