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2025/07/07 『エンディミオン」9章まで読了。まさにスペースオペラ。なのだけれど、それを成立させるためにぶちまかれた数々のアイデア、それを練りこんだ設定が地の文にこれでもかと入るため、軽快に読み飛ばせるものではない。じっくりと読むものになっている。物理的知識はほぼ必要ない。むしろ描かれたイメージを受け入れることが肝心に思う。
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「フェッチクエスト・ゲームノベル」
ヨーシャの冒険
監修:安田均 文:ゼサン

「Role&Roll vol.189」
(アークライト/新紀元社)

 p.138-141パラグラフ数 41
 
パグマイア』のゲームノベルにございます。

「ヨーシャ」「ジャック」「レオ」という
三匹の善き犬が主人公でございますな。

イベントがあるパラグラフには【脅威度】が設定されておりまして、
プレイヤーは三犬のうちのいずれか一犬を選んで、
そのイベントに挑戦するのでございます。
 
 で、相性の良いイベントならダメージはなし、
そうでなければ脅威度分のダメージを受けるのでございますな。
 
 三犬のうち相性のいいのは一犬
というわけで、犬ダメージを受ける確率は2/3なのでございますが、
それぞれの犬にはスタミナが設定されておりますから、
そのあたりが悩みどころ。
 
スタミナの多い犬で行くかそれとも他か。
イベントとの相性を考えていかなければならず、そこが選択の意味になっております。
 
 移動型としては、一方向の単純型
 イベントのたびに三択があり、
分岐によってスタミナが減らされたりするものの、
すべて次のイベントのパラグラフに行くことが出来ます。
 まぁ、三択のクイズみたいなものでございますな。
 
 難易度は高くございません。むしろいといった方がよろしゅうございましょう、
 
 途中のゲームオーバーの処理が見当たらないので、
とりあえず最後までは行くことが出来るのではないでしようか。
 
 このようにゲーム的に単純で難易度も低い作品の場合、
プレイヤーはロールプレイに力を注ぎたいところでございますな。
 
 描写の隙間を埋めるセリフや行動を想像しながらプレイするのでございます。
そうすれば、ゲームはより面白くなることでございましょう。
 ゲーム的にタイトだとそういうのって難しいですよね。
 最適解を求めなくってはならなくて、
キャラクターの気持ちとかよりも、有利不利を気にしちゃう。
 
 でも、難易度の低い作品ならそんなことはございません。
物語的にもコンパクトなので、
そのような思い入れたっぷりのプレイをしてみるのも一興と存じます。
 

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