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2024/04/29 同じく『俗語百科事典』から。『目が点になる」という言葉は、さだまさんさんの盟友、ギタリストの福田幾太郎さんが言いだした言葉だとか。なんでもどおくまんの『嗚呼!! 花の応援団』(1975~)が好きで、そのキャラクターが驚くときに目が点で描かれているのを言葉にしたものだとか。意外に新しい言葉なのでございますなぁ。それ以前にもギャグマンガで驚いた時に目を点として描いたものはあると思うのですが。と申しますか、『花の応援団』ってもともと目が点だったり描かれていなかったりじゃございません?
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 AFFRPG『超モンスター事典』を買いに行ったら、
ヒーローコンパニオン』も売っていたので、ついつい買ってしまいました。
TRPGやらないので要らないのですが。
 
 でも、「資産の種類」(p.36)表はちょっと楽しい。
君が領主になった『火吹山~』はどのぐらいの価値があるんだろうとか、
『バルサスの要塞』は? などと想像してみると面白いと思います。
 
 ホートブラックサンドなんかは資産的にどうなんでしょうね。
治安的にはマイナスだけど、廃れているわけではないし――。
まぁ、そういうことを超越した街ということでしょうな。
 
 でも、アズール卿が亡くなりしあとはどうなるのかなぁ? 
 抗争絶えない街になりそう。
 結局それで、街としても廃れていくんじゃないでしょうか。
やはりあそこは、アズール卿あっての街なのでございましょうな。
 
 
    ☆    ☆    ☆
 
 
超・モンスター事典』のほうは、
項目に「武器」が増え、
出典に著者イラストレーターが加わったあたりが
よろしゅうございますな。
                            (↓ 落描き)
 ただ、マニア向けなのか、               
それとも作者はどうでもいい人向けなのか、
スティーブ・ジャクソンに超モンスター事典
英米の区別がない
のが困ったところ。
 
 老婆心ながら書いておきますと、
『サソリ沼の迷路』と『深海の悪魔』が
〈米〉でございますな。
 
 他には『ロボットコマンドゥ』という作品が
ございますが、これはSFですので
タイタン世界を扱ったこの作品では不参加と
いうことでございます。
まぁ、ロボットですからねぇ。超モンスター事典
 
  この英米に関して、前回はどうなっていたんだろ、
と『モンスター事典』をひもといてみたら、
そちらには不参戦だったみたいですな。
 
 安田均先生がお書きになったあとがき(p.162)を
注意深く見ますと、FF8『サソリ沼の迷路』は
確かに書かれてございません。
 
 不参加には何か理由があったのでございましょう。
 
 さらによくよく見ると、
FF11『死神の首飾り』も前作には入っておりません。
 こちらはこの作品が、オーブ世界という、
タイタンとは別の世界の冒険だったからでございますな。
 
 でもタイタン世界ではない
地獄の館』は採られております。
 こっちは作品に登場する
ゾンビやファイア・スプライト、ヘル・デーモンと
いったモンスターが、超モンスター事典
タイタン世界でも普通にいそうな魔物(『地獄の館』は魔物)
だからでございましょう。
 
 あるいは……。
 
 もしかすると、『地獄の館』とタイタン世界は、
異次元的に隣り合った世界なのかもしれませんな。
それで共通の魔物がいるのでございます。
 
 つまり『地獄の館』で異世界転生すると、
タイタン世界に行けると――。
 
『地獄の館』だけならば、そこから逃げ出せば
普通の世界に戻ることもできますが、
タイタン世界に送り込まれれば
どこへ逃げたとしても危険がいっぱい。
 超モンスター事典
 オソロシヤ……。
 
 まぁ、それはそれといたしまして、
今回は『サソリ沼の迷路』も
死神の首飾り』も参戦でございます。
 
『死神の首飾り』からは
異世界転生をしたのでございましょうか?
 
ザッと見たかぎり、
デスナイト、ロック鳥あたりが参加しているようでございます。
それぞれタイタン世界での居場所があるようでございますな。
 
 面白いところでは『宇宙の暗殺者』からの登場もございます。
肉食植物、人オクトパスあたりですな。
これも、しっかりタイタン世界での設定がございます。
 
 ですからもしかすると、『ウォーハンマー』みたいに
タイタンにも未来設定があるのかも?
宇宙の暗殺者』は、未来のタイタンの話?超モンスター事典
 個人的には、そういうのは無しにしたいので、
パラレルワールドあたりでお願いしたいところでございます。
 
 
 他には、
前作で載っていていいはずの作品のモンスターも、
けっこうこっちに載っておるのですな。
 
 前作のときは、
各作品で描かれた以上のデータや設定を
考える余裕がなかった、とか?
 
 あるいは、
『モンスター事典』は、
出典なしのモンスターも多く含まれていたので、
そちらを優先させたのかもしれませんな。
 
『モンスター事典』の目的としては、
「ファイティング・ファンタジー」というTRPGで
遊ぶためのモンスターということで、超モンスター事典
新しいモンスターが欲しかったところでしょうが、
今作はタイタン世界――ゲームブックで描かれた世界を
冒険するという方向性で、
落ち穂拾いがおこなわれたのでございましょう。
資料的な意味合いも、加えてあったとは思います。
 
 
 見ていて興味深かったのは、
動物の大きさに上限がつけられているところでございますな。
 
 肉食ネコの最大は虎(p.091)
 
 北極グマは、アークトリスやナンディ熊のような
 奇妙で珍しい混血種をのぞけば最大(p.052)
  
 では肉食猿最大(p.117)
  
 事典内には出てまいりませんが、イルカの項に名前だけ出てくるので、
  タイタン世界にはクジラもいるようでございますな。
   おそらく、海洋生物で最大では? 
    いや、海の中のことゆえ、くわしくは分かりませんが。
 
 それにしても、
タイタン世界にも北極の概念はあるのでございますな。
まぁ北という概念があるのでしたら、北極もあってしかるべきなのかも。

  
   ☆    ☆   ☆
 
 
 あとですねぇ、本書を見て気づいたのが、『サムライの剣』のことでございます。
 あれ、これカッパ? これ鬼女(シコメ)だったっけ、
 絵は良く覚えているけれど――という感じで。
 すっかり忘れておりました。多分脳が拒否してしまったのでしょうな。
 
 原作では、鬼女は Shikome でございますが、
 おそらく、書いた人も描いた人も
 シコメ=醜女が女だということをわかってなかったのでは
 ないかと思うのでございますよね。

 解説を読んでみますと、
 
 シコメを訳した鬼女という言葉以外で、女の文字が使われているのが

 「村人の3~18(3d6)人は上述のような戦士だが、
  残りの4~24(4d6)人は非戦闘員のや子供だ」ですもの。
  
 絶対、女だと思っておりません。
 
 
      ☆   ☆   ☆
 
 
 
 とまぁ、そんなところでございましょうか。
 奇妙な形のモンスターはけっこうおりましたものの、
 ザッと見、円盤人を超えるユーモラスなものはなかったような。
 やっぱり、最初のほうの巻だけかもしれませんな、
 単純なユーモアが許されたのは。
 ブラックなユーモアみたいなものは、その後もあるかもしれませんが。

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