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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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ゲームブック「ふしぎ探検キミ&ユメ」 きみが決めるストーリーブック
『ふしぎ探検キミ&ユメ 消えた人形事件』
著:藤浪智之
絵:佐々木亮
(大創出版/2023/5)
 
 キミは普通の小学生。
 少しちがうのは妖怪やユーレイが見えるところ。
 町の時計台から人形がいなくなった話を聞いたキミは、
町の調査に乗り出した。
 でも、どうやら消えた人形は、
ほかにもいっぱいいるみたいで……?
 
  
 というわけで『ドラゴンカリバー』と同時発売のダイソー出版のゲームブック
ふしぎ探検キミ&ユメ 消えた人形事件』にございます。
書店では売られていない、DAISOでのみ買うことができるご本でございますな。
 
 ゲームブック「ふしぎ探検キミ&ユメ」ドラゴンカリバー』が
  一方向移動型のゲームブックだったのに対し、
  こちらは多方向移動型にございまして、
  
  マップを見て場所を選択、
  手がかりやヒントを得て最終局面に挑む、

  最後は一方向移動型という
  オーソドックスな造りとなっております。
  
 
 
 

 (以後、ネタバレを盛大に含みます


 最終局面の舞台となるのはからくり時計内部

そこに入るためには、
「小学校」と「キミの家」「古びた洋館」
での体験をする必要がございまして、
 
古びた洋館」での手がかりを得るためには、
それ以前に「駅前広場」か「公園」であるものを手に入れていなければなりません。
 

 タウンマップで指示番号が書かれているのは12箇所。
そのうち箇所を回れば、時計塔内に入ることができるのでございますな。
 
 まっ、
これだけの場所に行く間にはたいていすべての場所をまわっているでしょうし、
最低でもこの4箇所を通っていればこの物語の概要はつかめるでしょう、
時計塔内部でも矛盾はしないでしょうという配慮なのでございましょうな。
 
 

 時計の中に入ったあとでは
「夢乃神社」や「かっぱ池」で得ることができるアイテムが展開を左右いたします。
「お寺」で手に入れるものは場合によっては使うし、
あるエンディングに行くためには必要でございますな。
また「古びた洋館」での出来事は、
時計塔に入るためのみならずその中でも物語を膨らませます。
 
 これら時計塔内につきまして、
「お寺」のものを持っていない場合につきましては、
選択によっては時計の外に出ることもございますが、
そのお寺のアイテムも含め、
なくても最後まで行くことが出来るようになっております。
 
ただ、展開やエンディング・その後がそれで変わってくるのでございますな。
つまりそれらと申しますのは、物語が豊かになるかに関わってくるのでございます。
  
 このように、マップ移動部分で集めたアイテム・情報
時計塔で活かされていくのでございますが、
その配置が均等でないのがよろしゅうございます。
 
もっとも重要、避けて通ることが出来ないのが「古びた洋館」でございまして、
ここはエンディングあとの「その後」にも登場いたします。
からくり時計と対の存在と申し上げても過言ではないかと存じます。
 
 それに対して、「おもちゃ屋」「住宅地」はフラグはございませんで、
人形たちの会話を描くことで、話にふくらみを与えるにとどめております。
 雰囲気作りですな、言わば。
 
 そうしたメリハリのつけかたが、
やらされている感を減じさせているように思うのでございます。

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