2025/01/30 『戦隊レッド 異世界で冒険者になる』2話を見ました。ステータス画面で、主人公のだけテレマガやテレビくんの特集ページみたいになるのが秀逸。ステータスで表現してしまうと、どの程度の強さかが単純に他と比べられて、とたんにつまらなくなってしまいますものな。ギャグで矛盾点などをごまかすというのは、他でもございますが、ここでの使い方も上手いと思います。
この前(と申しましても、実はかなり前なのでございますが)
『ZIPANG』のパンフレットが出てまいりました。
『ZIPANG』のパンフレットが出てまいりました。
(また無くなってしまいました~。 探さなくては)
1990年、林海象監督の映画。
高嶋政宏さん演じる快男児、
地獄極楽丸が異世界ZIPANGに挑む伝奇時代劇にございます。
このころ、高嶋政宏さんをアクションスターとして
東宝が売り出そうとしていたのでございましょうか。
東宝が売り出そうとしていたのでございましょうか。
ガンヘッド(1989)、ZIPANG(1990)、
ゴジラ(vsメカゴジラ(1993)、vsデストロイア(1995)、ヤマトタケル(1994)といった
作品で主役や重要な役を演じられておりますな。
ヒロインのお侠(キャン)な賞金稼ぎ、
鉄砲お百合は安田成美さんが演じておられます。
というわけでパンフレットを見ていて思ったのでございます。
なんかこの作品、『シン・仮面ライダー』と似ているなぁ……と。
もちろん、ストーリーも設定もまったく別ものでございますし、
庵野監督が参考にしたとも思えません。
でも、なんか似ているんですよねぇ。
そう思った理由を、挙げていきましょう。
☆ 片や時代劇、片や東映特撮アクションのオマージュ。
単純にジャンルもののオマージュというだけではなく、
東映特撮アクションは時代劇から多くを持ってきているのて、
その点でも似ているのですよねぇ。
東映特撮アクションは時代劇から多くを持ってきているのて、
その点でも似ているのですよねぇ。
☆ SF・ファンタジー要素を含む。
特に、ファション・コスチューム・ギミックなどでございますな。
両者とも設定に凝っておりますし、
そこが特徴と申し上げてよろしゅうございましょう。
そこが特徴と申し上げてよろしゅうございましょう。
☆ 冒頭のアクションシーンが1番面白い。
『ZIPANG』ですと、
七本の剣を持ち替えながら(あまり使い分けていない気もいたしますが)、
数多(あまた)襲いかかる賞金稼ぎをバッタバッタとなぎ倒すシーン。
座頭市や丹下左膳のパロディキャラが登場したり、
時代劇でおなじみの構図が出て来たり……。
七本の剣を持ち替えながら(あまり使い分けていない気もいたしますが)、
数多(あまた)襲いかかる賞金稼ぎをバッタバッタとなぎ倒すシーン。
座頭市や丹下左膳のパロディキャラが登場したり、
時代劇でおなじみの構図が出て来たり……。
『シン・仮面ライダー』は、
冒頭のチェイスから蜘蛛男との戦闘シーンでございますな。
冒頭のチェイスから蜘蛛男との戦闘シーンでございますな。
両者とも、その後戦闘に次ぐ戦闘かと期待すれば、それ以降は……。
道中シーンがあって戦闘、また間があって戦闘という感じで、
緊張感を持続できていない気がいたします。
道中シーンがあって戦闘、また間があって戦闘という感じで、
緊張感を持続できていない気がいたします。
☆ テレビシリーズとしてやれば面白くなったのに──という悔みがある。
『シン・仮面ライダー』で言われておりましたな。
『ZIPANG』もそれは同じでございます。
キャラクターも設定も魅力的でございますし、
多数の賞金稼ぎがその首を狙っているですとか七種の刀を使いこなす、
という設定、
それに中盤の忍者軍団、後半の異世界という展開は、
テレビシリーズで徐々に盛り上げていけば、
面白くなるはずなのでございますよね。
多数の賞金稼ぎがその首を狙っているですとか七種の刀を使いこなす、
という設定、
それに中盤の忍者軍団、後半の異世界という展開は、
テレビシリーズで徐々に盛り上げていけば、
面白くなるはずなのでございますよね。
『シン・仮面ライダー』も同じでございますが、
映画よりもテレビシリーズに向いている話を選んでしまったな、
と思うのでございます。
☆ クライマックスが舞台劇のよう。
『シン・仮面ライダー』もそうでございましたな。
セットは舞台のようで、敵は長々と小難しいセリフをしゃべるし、
アクションはクライマックスにふさわしい爽快感がない。
アクションはクライマックスにふさわしい爽快感がない。
『ZIPANG』でも同じでございます。
異世界の王のいる場所は舞台劇のようですし、
平幹二朗さん演じる王と鰐淵晴子さん演じる女王が
全体の雰囲気を支配しちゃってる。
セリフも古代語的な異世界語でございますからねぇ
アクションも軽快なものにはなりません。
☆ ラスト、主人公はどこか違う世界へ旅立つ。
まぁ、連続もののパターンではございますが。
☆ 撮影現場との折り合いがあまりうまく行っていなかったみたい。
『シン・仮面ライダー』のNHKのドキュメンタリーを見た方が
よくそんな感想を漏らしておりましたな。
よくそんな感想を漏らしておりましたな。
『ZIPANG』も
『夢みるように眠りたい』(1986)『二十世紀少年読本』(1989)といった
インディーズ映画で注目を集めた監督のメジャー1作目なのでございますが、
大所帯の現場は勝手が違って、そのために制作に支障を来たしたとか、
その後大作映画を作っていないとか……。
マイナー系があっているのでございましょうな。
最後に、YouTubeから拾ってきた動画を引用しておきます。
なかなかこれというのがなかったので、一つに絞れなかったのでございますが。
『ZIPANG』で検索しても、他のジパングが検索の上位に混ざってきたりいたしますし──。
☆ 映画冒頭
以上にございます。
埋め込みをしようとは思いましたが、
なにかうざったくなる感じがしてやめておきました。
お手数ですが、悪しからず。
☆ 映画冒頭
以上にございます。
埋め込みをしようとは思いましたが、
なにかうざったくなる感じがしてやめておきました。
お手数ですが、悪しからず。
PR
この記事にコメントする
カレンダー
プロフィール
HN:
道化の真実
性別:
男性
趣味:
ゲームブック
最新記事
(01/30)
(01/28)
(01/26)
(01/19)
(01/15)
最古記事
リンク
最新CM
[01/12 道化の真実]
[01/08 ポール・ブリッツ]
[10/20 道化の真実]
[09/28 ゆうと]
[08/23 道化の真実]
最新TB
カテゴリー
ブログ内検索
P R
フリーエリア
<