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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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 この絵は、 
「Role&Roll」vol.190「スチームパンカーズ」
「久我勇作冒険譚 第1話」から思いついたものでございます。
 
スチームパンカーズ
 
 これ第1話でございますから、次回以降続いていくのがほぼ確実でございますし、
前回も「スチームパンカーズ」は描いたので、
できれば他のネタにしたかったでございますが、
ちよっと思いつかなかったのでございます。
 
 
 最初は、一枚絵にしようと思っていたのでございますよねぇ。
 
 プラハの時計塔とかスチームパンクっぽいじゃないですか。
 歯車ゴチャゴチャで。
あんな感じの建物をメインにした風景でも描こうかな、
とまぁ、そんなことを考えていたのでございます。
 
 そんなわけで、
風景を描く参考として本文を読んでいたのでございますが、
読んでいるうちに、スパイみたいな人が警察に関わっちゃマズいんじゃない? 
というあたりから、このようなコマものになった次第にございます。
 
 結局、この絵が載ったvol.192 の「スチームパンカーズ」本編でも、
トランクを奪われ、あまつさえ警察に届け出たことを上司に怒られておりますな。
久我勇作さんって
そのあたりから考えると、比較的経験の浅いスパイなのでございますな。
 
 わたくしは、007かケン・田島さんばりのベテランスパイだと思っておりました。
 ですからこの絵でも、そんな用意周到、
トラブルにも動じない熟練のノリで描いてみたのでございます。
 
 最後のシーンは、中に入っているものをどうするかでいろいろ考えました。
 
☆ ケースは完全にダミーだった
 (ならばなぜ持たせた? この久我勇作さん自身がおとり? 
   確かに目立つ格好だから、囮だとしても不思議ないけど)
 
☆ なくしてもまた送ってもらえる
  (中のものは暗号化とかされていて他人に見られても大丈夫なものとか? 
   どっちにしても、だったら久我さんが運んでくる必要ある? 
   やっぱり彼はおとり? 送ってもらうにしてもそこで時間がかかるし、
   リスクもあるだろうし)
 
☆ 中に入っている重要書類は、一字一句すべて頭の中に入っている。
 (その場合、久我さんかケースかのどちらかが残ればいいんだけれど、
  覚えていたとしても信用してもらえるかどうか。
  やはり文書の形でないと信用されないのでは?)
 
☆ 特殊な開け方で、それを知らない人が開けようとすると、
  ケースが今の位置を教えてくれる。
  (この世界、
   通信技術は一応あるみたいだけど、どの程度のものなんだろう。
   +絵的に地味)
 
☆ 開け方を知らない人が開けると、毒霧が出たり、
  ケースがロボに変形したりして、開けようとした人を倒してくれる
 (久我さんのところとケースのところ、シーンが2つに分かれるので、
  コマ数的に難しい。目立つ、見ていた人に怪しまれる)
 
 などと、いろいろ考えた結果、
絵的に分かりやすいということであのような形になった次第でございます。
 


ここからは読まないでください。
 
 
 これを書いたのは8月なんですよねぇ。
 正直申しまして不調でした。
 ブログ記事が少なかったことからも、それはお分かりいただけましょう。
 
 コロナ下状況など関係ないはずなのでございますが、
それでも影響があったのかもしれませんなぁ。
 
 体調が悪いわけではなかったのですが……。
 
 というわけで、もう1枚描いたのがこちら。
 
ダークデイズドライブ』の「バニーヒューマン」でございますな。
 
  バニーヒューマン
 
 
 これをネタにしようとしたのは、絵的に分かりやすいから。
 他が思いつかなかったからというのもございますが。
 
 金魚鉢のヘルメットといえばスペースオペラ! 
月といえばキャプテンフューチャーのお膝元!! 
さらにワニ鮫さんも出てくる!!!
,  
 だったらワニ鮫さんとのドンパチとか面白そう。
 ……。
 
 1回読んで、しばらく置いたものでございますから、
かなり勘違いをしておりましたな。
 
ワニ鮫さん、月までくるかと思ったらそうではございませんし、 
考えてみるとキャプテンフューチャーの拠点であるティコクレーターは、
月の裏側ではなくて表側ですし
(南極燈台が見えるのでございますから当然の話でございますが、
 なぜか思い違いしておりました)、
ドンパチもちょっと違いそう。
 
 でも「かぐや姫」は書きたくない(イメージを特定できない・したくない)一方、
 ワニ鮫さんとの戦闘は描きたい──。
 
 まぁ、ドンパチに関しては、左上に書いたように
「いっつ るなちっく ぱーてぃ!!」と書いておけばなんとかなるかな、
ということで描き始めたのでございますが。
 
 葉書絵サイズですと、
 画面内にすべてを収めるのが難しいのでございますよねぇ。
 
 特にワニ鮫さんたち複数と戦いながら
 イケメン三人の顔と衣装を見せるというあたりが。
 
 さんざん苦労した後、時間もなくなったので、
 このような形に予定変更とあいなりました。
 
 ただね。
 この世界はまったくの門外漢。
 興味がない以上に未知の世界。
 セクシーさとかパフォーマンスとかで勝負するのは無理。
 
 ということで、ウサギさん服はウケ狙いの方向にふってみました。
 みんなウサギさん。
  
 
 1つ残念だったのは、舞台が月の裏側だということ。
 ですから地球は見えないのでございますよね。
 描いている途中で気づきました。ホント危なかった。
 
 ついつい描いてしまうところでした。
 それをやったら蛇足と申すものでございますな。
  
 でも、地球がないのはちょっとさびしいですよねぇ。
 月だってことがわかりにくいですし。
 

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スパイものの演出としてはどうかと
ロールアンドロール誌はお金がなくて手が回らないので読んでませんが、「スパイもの」をやろうとするんだったら、「トランクをひったくられる」ようなエンカウントを作ること自体をわたしはやらないと思いますね……。演出効果としてどうかと思うので……。
ポール・ブリッツ URL 2020/10/29(Thu)01:16:47 編集
それは元に言ってください。
新米スパイなのでしょう。
スパイものという括りではないかのもしれません。
「久我勇作冒険譚」は「スチームパンカーズ」という作品の舞台を理解させるのが目的の記事でございますし。
道化の真実 2020/10/30(Fri)02:48:30 編集
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