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2024/11/21 ソニーがKADOKAWAの買収を検討している。交渉は早ければ数週間で決着する可能性も、という話が2~3日前飛びこんでまいりましたな。これが本当でしたら、KADOKAWAのサイバー攻撃直後から話があったのでございましょう。これが成立すると紙媒体が減りそうですなぁ。清濁併せ呑むKADOKAWAの濁の部分が捨てられそうな気も。niconicoなんて過激な書き込みはアウトになって、映画やアーチストのプロモーションに使われそう。コンピュータゲーム界隈も合併・再編で面白くなくなった気がするけど、そうなるんだんだろ……のかなぁ。まぁ、技術のソニーでございますから、サイバー攻撃に対してはかなり信頼度の高いものとなりそうではございますが。
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『日本語どっち?辞典』
篠崎晃一:監修 神田龍之介:著(小学館/2002/8)
 
2022/02/07のタイトル下に画竜点睛について書きましたが、
それを知ったのがこの本でございます。
慣用されている日本語二種のうち、
どちらが正しい用法かをしたためた書でございます。
 
 クイズでもよく出題されますよね、正しいのはどっち? って。
 
 わたくしがこの書を買ったのは
(バーゲン本セールで買ったのは内緒にしておきましょう)、
正しい用法を知って、しっかりとした日本語を書こう! 
などということではなくて、単なる興味本位。
 
 それはこのブログを読んでくださっている
皆様方ならお分かりでございましょう。
 
 ちなみに画竜点睛については、
せいという字を問題にしているのではなくて、
これを「がりゅう」と読むか「がりょう」と読むかが問題となっておりました。
 
 この書の良いところは、
「どちらでもいい」「どちらも使う」という場合が多いこと。
その上で、テレビ・ラジオでは、教科書では、法令では、
とどちらか一方しか使わない場合を挙げていることでございます。
 
 クイズなんかの場合は、
例えば教科書や辞書に載っていたり、マスコミで使っているものを
正解とすることが多いのではございませんでしょうか。
 そういうことで、日本語の多様性を狭めるのはつまらないことかと存じます。
 
 正確に伝えるとか外国人の方を相手にした場合は、
正解があるほうがよろしいのでございましょうが。
 
 もちろん、
表記の揺れが起こった時代的、文法的な意味を解説してくれているのも
よいところでございます。
 
 正直、じとぢの使い方の違いあたりよく知らなかったのでございますよね。
 
 拠りますといわく、
「ぢ」や「づ」は、原題ではほとんど使われな異のですが、例外として、
 
 はなぢやたけづつのように、
はな+ち、たけ+つつ というように2つの言葉が組み合わさった意識が強い言葉。
 つづきのように同じ言葉が続いた下の文字を濁る場合にのみ使われるそうでございます。
 
 ただし、「イナズマ」のような例では、いね+つま で
もともとは、つに点々でございましたが、
今では稲の妻という意味など意識する人は滅多にいないので、
イナズマで1つの言葉としてすに点々で表記するが、
イナヅマも許容範囲と言うことでございました。
 まぁ一般的ではないということでございますな。
 
 でも、味があると思うのでございますけれどねぇ。
 
 いづれ、とか、ぢめん、とかいう表記も……。
 と、今そう書いたら、ATOKさんに「誤り」と指摘されました。
 
 蝶々を「てふてふ」と書くとなると、大時代的だとは思いますけれど。
 
 公式の文書では書くなということでございましょう。
 
 
 さて、パラパラッとめくっていて見つけたのでここで問題です。
Q: 金のわらじでさがす、はなんと読むでしょう。
 常識問題なので、ひねってはおりません。
 
A:「かねのわらじ」。
  『金のわらじでさがす」は、根気よくさがすという意味でございます。
ですから、ゴールドのわらじではなくて、
底がすり減らないように金属でできたわらじとなるわけでございますな。
 
 なんか昔聞いたような気もいたしますが、すっかり忘れておりました。

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