2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
「ウォーロック・マガジン」vol.4で、
「パグマイアRPG」というD20系のTRPGが紹介されておりました。
犬が主人公。
アフターホロコーストで、剣と魔法の中世風の世界だそうで。
となると、
石ノ森章太郎先生のファンとしては、
『ドッグワールド』を思い出さずにはいられません。
『THE DOG WORLD ドッグワールド』1~3
石森章太郎 (大都社/昭和52年)
基本三銃士的な中世ですが、ロボットや工場なども存在する世界。
都には神が住むという神殿があり、その定めを伝える法王を長とした
僧侶たちの「聖府」を中心に、
貴族・軍族・平民といった階級的な社会が形成されているのでございますが、……。
物語は、
騎士を目指して田舎から出て来たシバと謎の少年・ヒトを主人公に展開いたします。
今で言ったら『けものフレンズ』?(1~2話ぐらいしか見たことございませんが……)。
「パグマイアRPG」というD20系のTRPGが紹介されておりました。
犬が主人公。
アフターホロコーストで、剣と魔法の中世風の世界だそうで。
となると、
石ノ森章太郎先生のファンとしては、
『ドッグワールド』を思い出さずにはいられません。
『THE DOG WORLD ドッグワールド』1~3
石森章太郎 (大都社/昭和52年)
基本三銃士的な中世ですが、ロボットや工場なども存在する世界。
都には神が住むという神殿があり、その定めを伝える法王を長とした
僧侶たちの「聖府」を中心に、
貴族・軍族・平民といった階級的な社会が形成されているのでございますが、……。
物語は、
騎士を目指して田舎から出て来たシバと謎の少年・ヒトを主人公に展開いたします。
今で言ったら『けものフレンズ』?(1~2話ぐらいしか見たことございませんが……)。
貴族と軍属の対立、陰謀、ゲリラ組織との出会い……。
世間知らずだったシバは、
さまざまなことを目にして、悩み、行動し、核心に近づいてまいります。
そんな中、ひそかにうごめく不穏の影。
外敵、ネコの襲来。
神殿は崩壊し、その深奥でシバとヒトは、
この世界を造ったカミと呼ばれる存在とまみえます……。
その存在によって、この世界の「歴史」が語られるのでございますが……。
バベルの塔の神殿に、大仏やスフィンクスが収まっているなど、
ビジュアル的にも面白いですな。
先生の作品って、
「次々と新しい作品を描きたくなり、今までの作品の力を抜く」
「竜頭蛇尾」(*)なことがございますが、この作品は違います。
(*) 『三つの珠』虫プロ版のあとがきでございます。
『三つの珠』に関して「終わりまでちゃんと描きたかった」
という文脈の上での言葉でございますから、誤解なきよう、念のため。
もうひとつの『リュウの道』という感じで、
プロローグの『魔法小学校』から
エピローグの『魔法惑星』まで、しっかりまとまっている。
超能力による理想世界が当時的。
その根本思想がアニミズムなのが、石ノ森先生らしさでございますな。
お亡くなりになられたあと小野寺丈さんがお書きになられた「009」の終章を
わたくしは読んでおりませんが、
テーマ的なものは、むしろこの頃の作品のほうが
「神々の戦い」で言い表したかったことを表現できている気がするのでございます。
まぁ、超能力うんぬんは、20世紀の最後あたりでいろいろございましたから……。
今は割り切って読むのがよろしいかも。
いずれにせよ
堂々とした作品でございます。
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