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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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以前ゲームブックなチャットでも書き込みましたが、オビに
「キミならどうする!?」の文言がなかりせば、
おそらく買わなかっただろう作品でごさいます。

 「コミックボンボン」誌(講談社)で連載されていたそうですが、およそコミックボンボンぽくない
 テレビマガジンから派生し、コロコロコミックのライバル誌だったのでございますから、
子供向け熱血系のアツいマンガばかりかと思っていたのでございますが、
このような作品も載っていたのでございますな、と少々意外に思いました。

 そのコミックボンボン誌ももはや休刊。
 せっかく「もってけセーラー服」が、
ボンボン応援団、と歌っていた
のに
残念なことでございます。

 まっ、それはさておき。
 形式は、
 選択肢後の展開はほとんどなく、多くの場合がクイズ型。
 つまり、3択でしたら3つのうち正解は1つで、
あとはバッドエンドという感じでございますな。

 内容は、と申しますと、
 月刊誌だからでございましょうが、基本的に読みきり短編で、
 各作品は40ページぐらいの長さでございます。

 選択肢に関しましては、
 1巻めあたりは、
この新しい形式に対して作者の意欲が感じられると申しますか、
直接ストーリーに絡んでいることが多いのでございますが、
3巻目ともなりますと、
けっこうどーでもいいような部分にはさんでいるような気がいたします。

 分岐も、
1巻目では3択中心なのですが、
3巻あたりになると2択が主になります。
3択ですと1ページを最低でも3段に分けなくてはならず、窮屈だったのかもしれません。
それに、選択肢は2つで充分、3つもいらない、という判断も働いたのでございましょうな。

 反面ストーリーに関しましては、
この形式の作り方がわかってきたのか、巻を追うごとに面白くなっているという……。

 つまり、ゲームブック性がうすれ、ストーリー性は増していった
ということなので微妙ではございますが、
このあたりが作者のたどりついたベストポジションなのでございましょう。

 と書きますと、
作品の途中で何か劇的な変化が起こったように感じるかもしれませんが、
そんなことはございません。
批評的に読むとそう感じる、ということでございます。

 まぁ、マンガですので手軽で読みやすく、総じて面白い作品にございます。

 あっ、そうそう。
 ボンボンということで、主人公は小学生なのでございますな。
 でも、高校生ぐらいの恋愛を小学生の話に置きかえているような感じのところもあって
そのあたりも楽しいところでございます。

 あと、おまけページのいい意味でのテキトーさも、
わたくしは好きでございます。
 

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