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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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ねらわれた太陽学園 熱血探偵編
アドベンチャー ドラマアルバム

                (2000/3 CAPCOM)

●原作   /株式会社カプコン
●脚本   /永田武司
●演出   /藤山房伸
●録音・調整/山田均
●効果   /野口透
●音楽   /小野義徳

CAST

一文字 伐    檜山修之
鏡 恭介     千葉一伸
若葉 ひなた   半場友恵

忌野 雹     塩沢兼人
水無月響子    三石琴乃

ひびき蘭     平松晶子
熱血隼人     山崎たくみ

太陽学園校長   納谷六郎
太陽学園教頭   有本鉄隆

太陽学園委員長  柳知樹
青木教諭     横尾博之

ジャスティス学園
   女子高生1 川上未遊
   女子高生2 神田理江

不良       赤石広樹

# 進路を決める重要な全国模試が、急遽中止となった。
  テスト用紙が何者かによって盗まれたのだ。
  伐とひなた、そして恭介は、熱血先生からの依頼を受け、
  事件の調査を開始する……。


 

追加しておきました。

 原作は、言わずと知れた格闘ゲーム
……と申しましても同社の
『ストリートファイター~』シリーズや
『ヴァンパイア~』シリーズ
と比べれば知名度は薄い作品でございますな。
 3Dで学園もの、というのが特徴でございます。
 わたくしは、プレイしたことは……なかったかな。
 格闘ゲームは、あまりやらないのでございます。

 まあ、原作知らなくても大丈夫。
 本論であるCDの話に移りましょう。
 ここで採りあげておりますことからお分かりのとおり、
このCDはマルチストーリーとなっております。

 ただし、ゲームブック形式ではございません
 CDに付属しているリーフレットに「トラックリスト」がございますから、
そこに書かれた数字どおりにCDトラックを再生していって
ドラマを楽しむというわけでございますな。

 リーフレットには、チャート式の心理テストみたいなものが載っておりまして、
それでたどりついた番号にしたがって再生しよう、みたいなことが書いてございますが、
せっかく買ったのに、それでたどりついた一つのルートしか聞かない
ということもございませんでしょう。

 基本的に、トラックリストの1から順番にお聞きになるのがよろしいかと存じます。
 と申しますのは、おそらく制作者もその順番で作っているからですな。

 たいていはランダムな順番でも問題はないのでございますが、
それだと、ちと話がわかりにくい部分が出てくるとか、
最初に一番面白い話を引いて……
ということになりかねないかと。

 まあ、老婆心ですな。

 ちなみに、そうは申しても、ベストエンドが最後というわけではございません。
 だいたいそんな簡単でしたら、面白くございませんものな。

 このトラックリスト、いちおう13まで用意されているのでございますが、2と9がまったく一緒
 きっとどこかで手違いがあったのでございましょうな。
 もっとも、すべてのトラックリストを再生すると、
CDの内容を全部聞き終えたことになりますから、
全然問題はございません。
 もともと12種類しか用意されていなかったのが、
何かのカン違いで13種類リストを作ってしまったのでございましょう。

 ストーリーは

 進路を決定する重要な模試の問題が盗まれた。
誰が何のためにこのようなことをやったのか、

 というかんじでございます。

 ディスクは2枚組み。

 Disc1のほうが、バツとひなたのコンビが主人公、
 Disc2は、恭介がひとりで調査のつもりが、新聞部のひびき蘭が入ってきて……、

という展開でございます。

 まあ、蘭はDisc1でも、副主人公的に活躍するのでございますけどね。

 バツ&ひなた編では、
学校内のセキュリティシステムを中心に、けっこうマトモな捜査をいたします。
 ストーリーも正攻的。
 犯人を見つけて、彼と対決するわけでございますが、
本格的な推理ものを期待してはいけません。
 メインの真相はけっこう単純でございます。

 トラック数が少ないのですから、『逆転裁判』を期待してはいけない、
ということでございます。

 でも、ベストエンディングでは、まともに戦わず、
ワナを仕掛けて犯人をおびき寄せるという一工夫がございます。

 まっ、最終的には戦うんですけどね。

 ただ、わなを仕掛けるといっても、
この証拠と証言では、裁判では勝てない気が……。

 だって、主人公たちの証言は仲間同士のものだし、
犯人に証拠を突きつけている場所は、主人公たちと犯人以外、誰もいないんですもの……。
 まあ、内密の解決を校長から頼まれているのですから、それでよろしいのかもしれませぬな。

 ベスト以外は、
戦闘中に恭介が洗脳されて、ジャスティス学園に乗っ取られて終わり。
 さらには、
バツとひなたが外道高校に転入して、すっかり不良の仲間入り
という非道いエンドもあるのでございますが、
2人のナカの人が一番ノリノリで演じているのがこのエンドのような気が……。

 恭介編は、
ひとり学校内を調査しようとしている彼のところに、蘭が乱入してまいります。
 ジャスティス学園が怪しいと突き止めた欄は、
なかば強引に恭介にその潜入捜査を奨(すす)めます。
 彼女はそれに随行して密着取材――。
 展開によっては、ここで恭介、女装するハメに相成ります。

 で、やっぱり洗脳されたり、
(三石琴乃さまが、誘惑的な保険の先生を演じていることなど、書いておくべきですかな?)
事件は解決したけれど、女装のおかげでなぜか女生徒の人気者になってしまったり……。

 犯人も、メインの真相とは違う人物になることもございます。
 まっ、パラレルワールドな展開でございますな。

 そのようにして、
エンディングは、両方あわせて10種類あるわけでございますが、

「バツ、恭介ともにベストエンディングは1つだけ。
ただし、恭介は中ランク(?)のエンディングがあと2つある」

「コツとヒント」に書いてございますが、

Disc1は15トラック、Disc2は17トラッで、
それぞれ7つと5つの物語をやりくりしているのでございますから
似たり寄ったりの部分があるのは仕方がございません。

 もちろん、Disc1とDisc2では、ぜんぜん展開が違うのはいうまでもないですが、
ディスク入れ替えの煩雑さを避けるためでございましょう。

トラック1は、どちらもまったく同じなのでございますな。
他にも、セリフが同じ部分が何箇所か……。

 仕方がないことではございますが、少々損をした気分でございます。

 ところでこの物語、ネタ的なことを申せば、

登場人物の口の端から、
たびたびカプコンのゲームタイトルが出てまいります。
『バイオハザード』とか、『ブレス・オブ・ファイアⅢ』とか『ギガウイング』ですとかね。

 登場人物はなぜかカプコンのゲームのみ、
当たり前にタイトルを知っているのでございます。

 不思議でございますな。

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