ゲッターロボの敵、恐竜帝国の帝王ゴールが、
サッカーなどのゴールからつけられた
というのは、常識でございますよね?
ゲッターロボのゲッターが、
ゴールゲッターのゲッターからつけられたのと同じぐらいに。
ですから、思ったのでございますよ。
『火吹山の魔法使い』のザゴールも"Thegoal"とかいうつづりなんじゃないかと。
『仮面の破壊者』の"Ifor Tynin"の例もございますから、ありえないこともないんじゃ……。
ハズレでしたな。
でも、まぁ、気を取り直して、ザゴールの正しいつづり、
Zagor で画像検索をしてみると、
火吹山に住む魔法使いではなく、
マスクをしてないバットマンのロビンみたいなヤツが……。
さらに普通に検索してみますと、外国語の記事が並ぶなか、
zefiro04さま(でいいんですよね?)の
「イタリア乱読&鑑賞生活」の
2005/12/28(水)
「イタリア長寿マンガ-「ZAGOR」」( ←このへん)
という記事に当たりました。
このザゴール。
なんでも、
イタリアで40年も続くコミックのヒーロー
なのだそうでございます。
基本なんちゃって西部劇だけど、
何でもアリだそうで、
ユウレイとかエイリアンとか、サムライとかと戦ったりするのだそうでございます。
いいなぁ、何でもアリ。
『ワイルドワイルドウェスト』のスーパーヒーロー版……
と申しますか、
マカロニウェスタンのスーパーヒーロー版、
といったところでございましょうな。
言ってみれば、『サイボーグを倒せ!』や『破滅への秒読み』の主人公である、
シルバークルセーダーのご先祖様に当たる存在と、申してよろしゅうございましょう。
舞台がタイタンシティーかどうかはともかくといたしまして、
なんちゃってな西部での、スーパーヒーローの何でもありな冒険。
で、主人公がザゴール。
でなくてもよろしゅうございますが、
そのようなゲームブックもやってみたいものでございます。
* yahooのつたない翻訳で、一応英語の文(Wikipedia)を読んでみましたところ、
ザゴールはインディアンの味方のようですな。
『バルサスの要塞』のガンジーにしろ、
『火吹山の魔法使い』のザゴールにしろ、
なぜ作者は、これらの手ごわい敵に、このような名まえをつけたのでございましょう?
やはりインド人やアメリカ・インディアンを支配していたイギリスやアメリカにとって、
これらの名まえは手ごわい敵というイメージがある……のでございましょうか?
いや、それはさすがにうがった見方と申すものでございますな。