2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
西東社のゲームブックから
もうひとつ、
『スターウォーズ・ゲーム』
も紹介しておきましょう。
『スターウォーズ・ゲーム』
高槻逸雄著・ 岡崎忠彦画
(西東社
シミュレーション・ブックス3
/1985/3)
『スターウォーズ・ゲーム』というからには『宇宙大作戦ゲーム』と同じで、
もうひとつ、
『スターウォーズ・ゲーム』
も紹介しておきましょう。
『スターウォーズ・ゲーム』
高槻逸雄著・ 岡崎忠彦画
(西東社
シミュレーション・ブックス3
/1985/3)
『スターウォーズ・ゲーム』というからには『宇宙大作戦ゲーム』と同じで、
SFファンタジーな冒険が繰り広げられると思うでしょ?
それが全然違うのでございます。
雰囲気はSFシミュレーションゲーム。
惑星に降りることはなく(宇宙ステーションには行く可能性がございますが)、
コースの選択と宇宙での戦闘で、ストーリーが進行していきます。
それが全然違うのでございます。
雰囲気はSFシミュレーションゲーム。
惑星に降りることはなく(宇宙ステーションには行く可能性がございますが)、
コースの選択と宇宙での戦闘で、ストーリーが進行していきます。
あなたは、タイタン号の艦長。
『2001年宇宙の旅』のディスカバリー号を思わせるデザインでございます。
最新鋭ではなく、旧型艦というのが、リアルな味付けですな。
敵はカタツムリに似たスネイルと呼ばれる生物。
カタツムリの殻にあたる部分をサイボーグ化して宇宙船にしたのだとか。
つまり、宇宙船に見えるけれど、機械化した生命体なのですな。
う~ん、SF!
この敵に対して、戦っていくわけでございます。
『2001年宇宙の旅』のディスカバリー号を思わせるデザインでございます。
最新鋭ではなく、旧型艦というのが、リアルな味付けですな。
敵はカタツムリに似たスネイルと呼ばれる生物。
カタツムリの殻にあたる部分をサイボーグ化して宇宙船にしたのだとか。
つまり、宇宙船に見えるけれど、機械化した生命体なのですな。
う~ん、SF!
この敵に対して、戦っていくわけでございます。
ルールは「ゲームの進め方」に――。
数値データがあり、サイコロを1つないし2つ使うルールですな。
ルールに慣れるために、「訓練」も用意されております。
巻末には、装備カードとサイコロ2つも――。
(↑本物は厚紙で、記録紙とサイコロは分かれています)
うーん、本格的。
西東社のゲームでもこんなものがあったのか――。
と、西東社のゲームブック見直してしまうでしょ?
でも、それが間違い。
ここまで書いてあるのですから、
作者としては、そういうものをやりたかったのかも知れません。
ただ、対象年齢を考えて、編集の方で待ったが出たとか、
そんなところかもしれませんな。
数値は常に戦闘シーンのページ内で指示され、
サイコロを振るにしても、1~3が出たら○○へ、とか、
2つのサイコロの出目が11以上なら△△へ、
といった感じで、複雑な計算を必要とする場面はほぼございません。
記録紙に書き込む箇所はあるものの、
プレイヤーの負担は最小限といってよろしいでしょう。
ゲーム終盤には、ブラックホールが登場します。
そのためにワープに失敗したり、それを利用して敵をやっつけたり、
別世界の自分の宇宙船と出会ったり、
地球に戻ることができず、新天地で暮らす運命となったりと、
フィクションとしてのブラックホールあるあるですな。
敵軍との戦闘だけでは単調になるところを、
ブラックホールの存在がストーリーにアクセントを加えていると存じます。
ただ逆に、
スネイル軍との戦闘に終始しなかったことに不満を持つ方もおられるのかな?
まぁ、そういう人は、戦闘自体に不満を持ちそうではございますが。
というわけで、西東社のゲームブックというと、
単に子供向けの単純なもので、どれをとっても同じだと
思う方もおられるかもしれませんが、
この前取り上げた『完全犯罪ゲーム』もあわせて考えてみれば分かるでしょう。
逆にむしろ、
いろいろなタイプのゲームブックを提供しようとしていたわけでございます
(賞金30万円で作品を募集していたのも、その現れかもしれませんな)。
ただ、子供に向けた単純な作品ばかりだったために、
そのあたりのことは評価されず、
どれをとっても同じ、と思われたのでございましょうが……。
思う方もおられるかもしれませんが、
この前取り上げた『完全犯罪ゲーム』もあわせて考えてみれば分かるでしょう。
逆にむしろ、
いろいろなタイプのゲームブックを提供しようとしていたわけでございます
(賞金30万円で作品を募集していたのも、その現れかもしれませんな)。
ただ、子供に向けた単純な作品ばかりだったために、
そのあたりのことは評価されず、
どれをとっても同じ、と思われたのでございましょうが……。
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