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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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 2ちゃんねるのまとめサイトにて知りました。

 57歳でございますか……。

 何よりも驚いたのが、
経歴が2007年まで続いていること。
スクエア・エニックス社の仕事をなされていたのでございますな。
古くからアニメーターをやっている方のように存じておりましたので、とっくに引退しているかと……。

 金田伊功先生と申せば、日本独特のアニメ表現を発展させてきた方のお一人でございますな。

 とにかく、
1コマだけ抜いてみると、デッサンやパースが狂った絵でしかないのが、
動くと実に生き生きとした動きを見せる。

 アメリカのアニメでしばしば行われます、
ロト・スコープ(モーション・キャプチャーと思ってよろしゅうございましょう)
などでは決して表現することのできない、
日本のアニメが、テレビのリミテッドアニメという制約の中で完成させてきた技術と申せましょう。

 いわばケレン味のある表現でございますな。

これは、マンガ的・劇画的表現であり、
さらに申せば、歌舞伎とか浮世絵とかから連なる日本的な表現
と申せます。
(そこまで意識してはおられないでしょうが)

 そのような伝統にして最新の技術こそが、
日本のアニメを他に類を見ない独自のものにしていったのでございます。

 ただ、
もっと長く生きていれば後継者を育てられたのに、
とその早すぎる死を悼んでおられた方もございましたが、
それはどうでございましょう?

 あのお方の技術と申すのは、いわば天才の職人芸。
コツを教えてもらってできるというものではございませんでしょう。

 職人の芸は教えていただくものではなくて盗むものとも申しますしね。

 そういう意味では、金田先生の技術と申すものは、
直接か形を変えながらかは存じませんが、
さまざまな作品に反映されて、
確実に継承されているのではございませんでしょうか?

 そうでなければ、
現在の世界的な日本製アニメの興隆と申すものも、
なかったものと存じます。

いずれにいたしましても、

ご冥福をお祈りいたします。

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