2025/05/19 日本の年間平均降水日数は、地域によって47%から27%ぐらいとへだたりがあるものの、平均すると約3割だそうでございます。これをどう見ますかねぇ。7割晴れと申しますと多いように思いますが、野球でも3割バッター申しますと、打つイメージございますからな。最初から晴れと分かっているような時や、天候別に関係ないという日は、晴れ雨関係ございませんし。雨が少ない時分があるところも多ございますし。雨男・雨女などと思いこんでいる方もいらっしゃいますが、そういう方はこの雨が絶対降らないようなときは当然のものとして勘定に入れず、雨が降るか降らないかという日の中で、雨が降った確率を考えてしまうために、自分がいると雨が降る、と思いこんでいるのかも? しれません。それでしたら分母が小さくなるので確率は高くなりますからな。
KADOKAWAチャンネルで、3/14 19:59まで。
狸御殿は戦前から何度も上映・上演されている作品でございます。
タヌキが主役の作品が一体なぜ?にそんなに人気なの?
と以前から思っていた次第。
それで見てみたのでございますが。
結果、かなり思っていたのと違っておりました。
タヌキが主役の作品が一体なぜ?にそんなに人気なの?
と以前から思っていた次第。
それで見てみたのでございますが。
結果、かなり思っていたのと違っておりました。
タヌキと申しますと、小太りで滑稽なイメージでございますが、
この映画ではそんなことはございません。
この映画ではそんなことはございません。
はじめから人間の姿をしております。
タヌキの国の話でございますから、
そこではそのように見えるということなのでございましょう。
そこではそのように見えるということなのでございましょう。
物語も単純。
お城のお姫さまとその見合い相手、お姫さまにそっくりな村娘と薬屋、
2組の恋が描かれます。
お姫さまが人間の男性と結婚したいと村を飛びだしてしまうので、
その間そっくりな娘がお姫さまの代役をするのでこざいます。
2組の恋が描かれます。
お姫さまが人間の男性と結婚したいと村を飛びだしてしまうので、
その間そっくりな娘がお姫さまの代役をするのでこざいます。
最後は丸く収まるのでございますが、
お話の途中で突然意味もなく脈絡もなく
民謡などの替え歌が何曲にもわたって歌い、躍られるのが特徴。
民謡などの替え歌が何曲にもわたって歌い、躍られるのが特徴。
映画なのでそれらしいセットが組まれたりもしておりますが、
舞台での上演もあったシリーズでございますから、
基本歌謡ショウなのでございます。
舞台での上演もあったシリーズでございますから、
基本歌謡ショウなのでございます。
見どころと申しますれば早変わり。
歌舞伎やお歌の番組でございますように、お姫さまがつぎつぎとお色直しをいたします。
忍者もののようにそれが一瞬で出来るのが映画のいいところ。
狸を主人公にしたのもその変身を見せたいがためにございましょう。
狐ではないのは狸の方がかわいらしいイメージがあるからだと存じます。
狐ではないのは狸の方がかわいらしいイメージがあるからだと存じます。
要するに、アイドルのフィルムコンサートみたいなものでございますな。
大物俳優の共演する歌謡ショウの舞台を、
映画にして地方でも見られるものにしたというとらえ方でよろしいかと存じます。
これを見て思いましたことが2つほど。
かわいらしいお姫さまが主人公の話って、
倉金章介先生の『あんみつ姫』(1949-1955年)が最初なのかなぁ、
でもそんなことない気がする……、と思っていたのでございますが、
『狸御殿』シリーズの第一作は昭和14年 (1939)、
『あんみつ姫』直前の1948年には第4作が作られておりますから、
そちらの方が早く、
『あんみつ姫』はその影響を受けていると申してよろしゅうございましょう。
倉金章介先生の『あんみつ姫』(1949-1955年)が最初なのかなぁ、
でもそんなことない気がする……、と思っていたのでございますが、
『狸御殿』シリーズの第一作は昭和14年 (1939)、
『あんみつ姫』直前の1948年には第4作が作られておりますから、
そちらの方が早く、
『あんみつ姫』はその影響を受けていると申してよろしゅうございましょう。
もう一つは、早変わりでございます。
日本の魔法少女ものには変身を魔法の基本としているものがよくございます。
たとえば『ひみつのアッコちゃん』や『ミンキーモモ』でございますな。
何かの職業や役割に変身して問題を解決するという展開は、
『奥様は魔女』をはじめ、海外のものにはあまりない
──少なくともそれが中心になっているものはない──と思われますので、
これは日本の魔法少女特有のものと申せましょう。
『奥様は魔女』をはじめ、海外のものにはあまりない
──少なくともそれが中心になっているものはない──と思われますので、
これは日本の魔法少女特有のものと申せましょう。
そして、その元と申しますれば、おそらくこの作品なのでございましょうな。
この『狸御殿』の変化を直接の祖とし、歌舞伎の早変わり、
披露宴でのお色直しなど日本ならではの文化が
そのルーツとなっているのだと思います。
この『狸御殿』の変化を直接の祖とし、歌舞伎の早変わり、
披露宴でのお色直しなど日本ならではの文化が
そのルーツとなっているのだと思います。
☆ 余談
『あんみつ姫』は、
かわいらしいお姫さまがお城の内外で起こす騒動
という融通性が高いコメディでございます。
かわいらしいお姫さまがお城の内外で起こす騒動
という融通性が高いコメディでございます。
それゆえ、何度も作品化されておりますが、
その明朗さが今の時代に相容れないのか(そんなこともないと思うのですが)、
そもそも時代劇自体が作られていないせいか、
2009年に井上真央さんが演じたものが最後になっているようでございます。
そもそもかわいいお姫さまというキャラクター性さえあればいいお話なので、
時代に合わせてどの作品もみな違うのでございますが。
そんな中、1番知られているのは1986年のアニメ版でございましょうか。
なので、その主題歌である『恋はくえすちょん』(秋元康:作詞)が
検索してみると上位に上がってくるのでございますが、
わたくしは昔時代劇のCDで聴いたこちらのものが好き。
いかにも子供むけの歌謡ショウという感じでかわいらしく、
よいと思うのでございます。
よいと思うのでございます。
ニコニコでも人気はないみたいでございますが、
このお歌のこのバージョン(他の方が歌っているものもございます)が
1番『あんみつ姫』らしいかな、と思う次第でございます。
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